「オータム・イン・ニューヨーク」

先週公開された「ラスト・コーション」、完成披露試写会やマスコミ試写の時より
ボカシが増えているそうですが、観に行かれた方 いかがでしたか？
他にも「アース」「チーム・バチスタの栄光」「潜水服は蝶の夢を見る」や「エリザ
ベス：ゴールデン・エイジ」「アニー・リーボヴィッツ　レンズの向こうの人生」と
これから続々と公開されていくので上手く予定を立てないと見逃しそうです。
「ラスト・コーション」でイー夫人演じる梁陳冲が撮った
「オータム・イン・ニューヨーク」を借りてきました。
ストーリーはありきたりで目新しさはありません。
しかもヒロインは不治の病に罹っているしね。
でも それ程 嫌な印象が持っていません。それは
恐らく主人公とリチャード・ギア自身を重ねて
見てしまっているからなんだと思います。
人気の高級レストランを経営するウィル・キーンは、雑誌の表紙を飾り、ニューヨーク中の女性から“理想の男性”ともてはやされ、次々と恋人を替え気ままな独身生活を謳歌している。その設定が何となくリチャード・ギア自身のビデオクリップを見ているような感じがしてしまうのです。
シャーロットに“Let's talk about you.Come on,49 years・・・”と言われて
“48！8! ”とムキになって何度も傘を叩くシーンが一番です。
美しいニューヨークの秋の風情が満載で、しばし現実逃避出来ます。
ウィルの経営するレストラン458は、トライッベッカに設営され、あまりにもリアルだったため
間違って入ってくるお客さんもいたのだとか。

映画館で観た当時は、ラストシーンに抵抗感があったんですよね。
孫を抱いてミルクをやっているおじいちゃんだなんて。。。
今回もやはり受け入れられなかったなあせめてベビーカーを押すとかにして欲しかった
けれど、冒頭のシーンと対になっていると考えると仕方ないのかなあ～

それにしてもシャーロットに最後のクリスマスツリーを見せてあげたかったです。

来月3/22には金城武主演「Sweet Rain 死神の精度」、王家衛監督の「マイ・ブルーベリー・ナイツ」が公開されます。
「マイ・ブルーベリー・ナイツ」は映画公開前にサントラの方がひと足速く発売に
なるそうで、そのうちの何曲か試聴することが出来ます。⇒SoundTouwn