Olive☆。.:*:・'゜

つれづれなるままに・・・雑感を

「非誠勿擾」

2011-01-09 21:15:26 | 映画
公式サイト

お正月映画として公開され大ヒットし、北海道ブームを巻き起こした作品。
映画館へ観に行きそびれてしまい、DVD化されるのをひそかに待っていたところ
思いの外、早く見ることが出来ました。

アメリカに留学経験もある中年男性が結婚相手を募集するための募集広告を出し、
お見合いを繰り返す、婚活を巡るラブコメディ。
徐若瑄扮する台湾出身の女性との『大陸の陥落か解放か』という微妙な話や株の
トレーダーをしている女性とのやりとりなど、中国の今時のエピソードも絡めた
面白い映画でした。
北海道は札幌、小樽、函館しか行ったことがないので、映画を見て私も網走の北浜駅や
能取岬、それから厚岸道立自然公園 、釧路の阿寒国立公園や屈斜路湖、岩尾別温泉、
国設知床野営場に知床国立公園 そして美幌峠と東北海道を回ってみたくなりました。
杭州の西湖も趣があって素敵だなと思いました。

それにしても邦題「狙った恋の落とし方」は酷い。最近の題名はその映画の内容などを
加味したというよりも一定の法則に当てはめた印象を受けるのは気のせいでしょうか。
原題は「非誠勿擾(フェイチェンウーラオ)」。恋人募集の告知の際の決まり文句のひとつで、
"冷やかしはお断り"という意味らしいです。主人公は本気で付き合える人、誠実なお付き合い
を望み婚活に励んで、北京だけでなく海南や杭州までお見合いをしに出かけている。
しかも主人公の秦奮は狙った相手を落とす為にあれこれ策を練るわけでもなく、ただひたすら
に誠実なのですよ。お見合いの過程で知り合った笑笑という客室乗務員に心惹かれ、不倫関係
の恋人への想いを吹っ切れずに苦しんでいる彼女に寄り添ってあげる秦奮。ラブコメディでは
ありますが、道東の美しい大自然をバックに誠実な心や友情を描いた、素敵な内容でした。
邦題からイメージして観ると、かなりの確率で『思っていた映画じゃなかった』とがっかりする
パターンではないかなと思います。
大阪アジアン映画祭2009は「誠実なおつき合いができる方のみ」、沖縄国際映画祭2009は
「If You Are The One」、2009東京・中国映画週間は「誠意なる婚活」。
インパクトはないのかも知れませんが、こちらの邦題の方がしっくりきます。

この映画が公開された渋谷のシネマ・アンジェリカは昨年休館になってしまいましたが、
今度はザ・プライムにあるシネセゾン渋谷も閉館だそうです。
学生時代は渋谷のミニシアターによく通ったのに・・・今は渋谷の街を歩く機会もめっきり
減ってしまいました。

ミニシアターまた閉館…シネセゾン渋谷に幕(読売新聞) - goo ニュース
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「マイ・プリンセス」2話

2011-01-09 20:54:55 | ドラマ
ここ最近のMBC水木ドラマは1桁台が続いていましたが、今回はSBS「サイン」と視聴率が
拮抗しているようですね。2話まで見た限りでは、キム・テヒのハチャメチャな女子大生が
可愛らしく、対するソン・スンホンも力の抜けた自然な感じでした。


イ・ソルは自分が大韓民国最後の皇室の王女であるということを知ると同時に、
いつか戻ってくると信じて待っていた父親が既に他界してしまったことを知ることに。
イ・ソルは担当教授ナム・ジョンウに想いをよせ、彼はヘヨン博物館の館長である
オ・ユンジュに片思い。そしてユンジュと外交官のパク・ヘヨンの間にソルが割って入る、
そんな展開に今度なっていくんでしょうけれど、なにぶん出生に秘密といった類が苦手で
毎回話を追うことはないとは思うけれど、可愛らしいお話なので、たまには見るかも知れません。


ヘヨンのお祖父さん役のイ・スンジェを見ると「窈窕淑女」や「ルル姫」を懐かしく
思い出してしまいました。「ドリームハイ」でキム・ヒョンジュンが出ているシーンは
チェックしたので、次は「サイン」だな。
←気に入ったシーン
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