
今週は朝当番でいつもより早く起床していたので、
週半ばから辛くなってきて、やっと金曜日が終わり
ホッとしています。
18時からの列品解説を聞きたくて、サッサと仕事を
切り上げて帝劇ビルへ駆け込みました

ちらしにある『青白磁獅子鈕蓋水注』。
北宋時代、景徳鎮窯のものだそうです。
すっきりした丸み、水差しのシュッとした形、手にしっくり
馴染みそうな取っ手。すっかり気に入ってしまい、帰りに
ポストカードを買ってしまいました。景徳鎮はよく聞きますが、その前の唐時代の邢窯
(けいよう)や定窯(ていよう)の白磁も知ることができ勉強になりました。
福建省や広東省でも白磁が焼かれていたんですね

見どころに挙がっている特別出品の重要文化財「白天目」は今月末まで。
徳川美術館へ戻って、10月6日(土)~11月11日(日)に開かれる
秋季特別展 徳川将軍の御成で展示されるそうです。
今までは青磁や伊万里焼、有田焼などに興味がありましたが、
青白磁刻花牡丹唐草文吐魯瓶 一対(景徳鎮窯)や白磁観音像(徳化窯)
を見て、すっきりした白磁もいいものだなあと思いました。
2012年8月4日(土)~ 10月21日(日)「東洋の白いやきもの」展
次の2012年10月27日(土)~12月16日(日)琳派芸術IIも興味があります。
この夏訪れた近江八幡で開催中のBIWAKOビエンナーレ2012も気になります。
国内外の芸術家が使われなくなった日本家屋を地域住民と協働して修繕・清掃して、
アートオブジェを配置、公開するものだそうです。近江八幡市旧市街だけでなく
商人屋敷が多く残る東近江市五個荘地区も会場になるそうで、築100年を超える
建物や情緒溢れる街並みを散策しながら美術鑑賞する、面白そうですよね。
ほとんどの会場で写真撮影も可能なんだそうですよ。