知り合いに誘われて、2月27日試写会にて鑑賞しました。
上映時間が2時間50分とかなり長いです。
その人の人生は過去から未来へとつながっていて、死は終わりではなく次への扉が開く
という、輪廻転生のような東洋っぽい考えが根底に流れている話で、それに合わせて
同じ俳優が変装して何役もこなして様々な時代設定に登場します。
エンディングでどの人がどんな役をやっていたのか、種明かしされるんですけれど
トム・ハンクスはメイクや変装をしてもすぐ分かりましたが、人食い種族に扮した
ヒュー・グラントや島の住民の周迅には気づきませんでした。
出演者たちは特殊メイクをしてチョイ役を演じて、作り手側が楽しんでいるだろうな
と思うのですが、見ている方は途中でこんがらがって大変です
。
人間の欲や弱肉強食の社会、奴隷制度だったり、民族や領土を巡る争いなど、人間が
歩んできた歴史や宗教観。いろんなものが混ぜ合わさっていて、自分の中で上手く
消化しきれていません。評価が両極端に分かれる作品かと思います。
見ていて怖かったのが、ソンミ(ペ・ドゥナ)とルナ(周迅)が
登場する全体主義体制の未来社会。ソンミもルナも労働力として作られたクローン人間で、
お勤めの期間を過ぎると自由を得て外界へ旅立っていきます。ソンミもその日を心待ちに
していましたが、ある驚愕の事実を目にしたことで知り、革命家として立ち上がり、後の
世に女神ソンミとして崇められるようになります。
ペ・ドゥナは「子猫をお願い」で知りました。2004年に日本で公開になった時にも渋谷へ
見に行ったんだよなあ。「威風堂々な彼女」や「サムデイ」、「ドラゴン桜〈韓国版〉」
のドラマや日本映画にも出演していて、元々個性的な印象でしたが、ここでも無機質な
感じが出ていたような気がします。
公式サイト
上映時間が2時間50分とかなり長いです。
その人の人生は過去から未来へとつながっていて、死は終わりではなく次への扉が開く
という、輪廻転生のような東洋っぽい考えが根底に流れている話で、それに合わせて
同じ俳優が変装して何役もこなして様々な時代設定に登場します。
エンディングでどの人がどんな役をやっていたのか、種明かしされるんですけれど
トム・ハンクスはメイクや変装をしてもすぐ分かりましたが、人食い種族に扮した
ヒュー・グラントや島の住民の周迅には気づきませんでした。
出演者たちは特殊メイクをしてチョイ役を演じて、作り手側が楽しんでいるだろうな
と思うのですが、見ている方は途中でこんがらがって大変です

人間の欲や弱肉強食の社会、奴隷制度だったり、民族や領土を巡る争いなど、人間が
歩んできた歴史や宗教観。いろんなものが混ぜ合わさっていて、自分の中で上手く
消化しきれていません。評価が両極端に分かれる作品かと思います。
見ていて怖かったのが、ソンミ(ペ・ドゥナ)とルナ(周迅)が
登場する全体主義体制の未来社会。ソンミもルナも労働力として作られたクローン人間で、
お勤めの期間を過ぎると自由を得て外界へ旅立っていきます。ソンミもその日を心待ちに
していましたが、ある驚愕の事実を目にしたことで知り、革命家として立ち上がり、後の
世に女神ソンミとして崇められるようになります。
ペ・ドゥナは「子猫をお願い」で知りました。2004年に日本で公開になった時にも渋谷へ
見に行ったんだよなあ。「威風堂々な彼女」や「サムデイ」、「ドラゴン桜〈韓国版〉」
のドラマや日本映画にも出演していて、元々個性的な印象でしたが、ここでも無機質な
感じが出ていたような気がします。
公式サイト