緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

月下美人の差し芽

2022年12月12日 | 庭の植物
通っているシニアの学校の家庭園芸科で、先生から差し芽用の月下美人をいただきました。



500mlのペットボトルの上部を切り取り、切り取り口をテープで保護して持ってくるように言われてました。
テープで保護するのは手を傷つけないためです。
私は手持ちのマスキングテープで保護しました。

その日の講座は宿根草でした。
最後に月下美人の葉っぱをいただき、育て方の詳しい説明を聞きました。
細かいコツが色々とあるようです。
それでも失敗しやすいようです。

特によくないのは季節。
12月に差し芽しても・・・。
本来は5,6月頃が一番つきやすいのだそうです。
先生曰く「私はこの学校で力が弱いから、望む日がとれなかった」んだそうです。

家庭園芸科、毎回テーマが異なりますし、講師の先生も異なります。
言い分が通らない先生もいるようです。
とばっちりは受講生で、これから寒くなる12月に差し芽です。
まあ、不可能ではないらしいです。
上手くいけば喝采ものです。

細長いペットボトルを使ったのは葉っぱが細長いので、倒れにくいように。
昼間は暖かい窓際、夜は冷気に当てない為に家のなかほどと、日に何度か移動させなければなりません。
月下美人は3度以下になると枯れるそうです。

3月半ばに植木鉢に植え替え、外に出します。
それまではお世話が大変です。
『めんどくさい物を貰ってしまったなあ』というのが正直なところ。
先生の話によれば、花が咲くのは3年後、上手くいけば2年後。

咲いた月下美人の花は翌朝には萎れますが食べられるのだそうです。
珍味で媚薬だそうです。
サッと湯がいてポン酢でいただくのだそうです。
この齢で媚薬だと言われても・・・。
茶道の先生が毎年花を咲かせているので、教えて差し上げることにします。



こちらは圃場で育て、収穫した落花生。
乾かして炒って食べます。
普通のピーナッツのお味でした。