緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

兄、入院の日の出来事

2023年11月01日 | 介護
兄がコロナになり、熱があるのに出かけたりして熱が下がらず、せん妄と思しき言動もあって、病院に連れて行こうとした時、タクシーがない。💦
訪問看護師さんの指示のもと、6件、7件とタクシー会社に電話したけれど、すべて出払っていてダメでした。
介護タクシーを呼ぼうとしたけれど、それもダメでした。

タクシー、本当に不足しているみたいです。
病人が病院に行かれないなんて、ホントに困る。
結局、救急車を呼んで、近くの総合病院に連れて行ってもらい、そこでコロナでもあるけどコロナでない肺炎ということで入院となりました。
帰りは私一人。
歩いて帰りました。

午前中に家を出たのだけれど帰ったら午後の4時頃。
お昼も食べてません。

この日はすんなりとは終わらず更なるトラブルに襲われました。
その夜、トイレに行くとトイレの水が流れないのでした💦

放置はできないので8月にお風呂の洗い場の水が流れない時に呼んだ業者さんを呼びました。
業者さんすぐに来てくれましたが、8月に来た人とは別の人。
その人が言うには、問題はトイレではなく、庭にある排水桝とのこと。
いくつかある桝のうち、最後の一つに木の根が入り込んで流れないとのこと。

でも8月に来てもらった時、すべての桝を調べて高圧洗浄もしてもらい、それなりの支払いをした筈。
その日は夜で真っ暗だったし、少しは水も流れるだろうということで翌日改めて来ますとのことでした。
翌朝、業者さんからの電話で詳しいことが分かりました。

詰まっていた桝は市が作った下水道本管と個人宅内の排水管を接続する公共桝で、業者さんは触れないものだったのです。
だから8月の時点で業者は見もしなかったみたい。

朝、明るくなって見ると桝の蓋が尼崎市のマンホールの蓋と同じだと分かるのでした。

業者さん曰く、市の水道局に電話すれば無料で直してもらえますとのこと。
早速、電話して無料で直してもらいました。

業者さん、夜分に訳も分からず頑張って、1円にもならず、ちょっと気の毒でした。
にしても、兄の入院でバタバタして、その夜にトイレが流れなくなるなんて、私もついてなかったのでした。


お年賀に行ってきました。

2019年01月04日 | 介護
1月3日、お年賀の挨拶に行ってきました。
亡くなった母の友人だった人で、施設に入っています。
施設に入ったことは聞いていましたが、どうされているかずっと気になっていたので、知人に施設名を聞いて伺いました。

顔が全然変わっていましたので、個室の部屋を間違えたのかと思いました。
なぜか髪だけ染めていないのに黒々としていて・・・。
私がそれを言うと「皆さんそう言う」と。

私はその人がまだ元気な頃の記憶が残っていて、年賀に行ってもまだ動けると思っていましたが、私がいる間、ベッドに寝たきりでした。
お聞きすると、車いすでの移動はできるので、食事とかは共同のレストランでいただいているという話でした。

その人は母と同じ年で94歳です。
母もその人も若い頃から60代くらいまでは、文字通りブイブイ言わせていました。
70代になるとあちこち悪いところが出てきて、それでも動き回っていましたが、80代になると大人しくなりました、というか一人で動けなくなりました。
健康寿命って大切です。

その方には子供がおらず、子供以外の家族にも先立たれていて、唯一お姉さんがいるのですが外国在住。
なんだか未来の私をみているよう・・・。

私は母からはその人の悪口ばかり聞かされていました。
そのくせ母とその人は仲が良く、お互い助け合っていました。
人はどうしても自分と同年代の人と親しくなるのですが、そうなると時をほぼ同じくして体が動かなくなったり亡くなったり、最晩年で助け合うというのは無理なようです。

「また来てください」というので「また来ます」と私も答えてお別れしました。
なんだか、お正月から色々と考えこんでしまいました。