緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

物欲に駆られて買った掛け時計

2020年04月30日 | 買い物
私の趣味はバードウオッチングで野鳥の会にも一応入っています。
それで毎月1度「野鳥」という会誌が送られてきます。
先日も「野鳥」誌を読んでいて『これ欲しい』と思ってしまった物。
時報でその時々違った野鳥の声が鳴る掛け時計です。
早速、買ってしまいました。

夜中も鳴ったらうるさいかなと思ったんですが、それは大丈夫。
置いてある部屋が暗いと鳴らない仕組みなんです。

鳴き声は季節と時間によって変わり、全部で48種類あるみたいです。
鳴き声も覚えられるかも、です。
野鳥の説明も付いています。

今朝も鳴りました。
猫のラッキーが不思議そうな顔をして鳴き声がする場所をキョロキョロと探していました。

以前、と言っても20年くらい前にも、野鳥の会の腕時計を買ったことがあり、今も使っています。

ベルトの方は今は3代目です。

文字盤には日本のスタンダードな鳥のイラストが描かれています。

このイラストの鳥達が何か、すべて当てられたら、一人前のバードウォッチャー認定です。


スマホデビュー

2020年04月24日 | 買い物
3月末、スマホを買いました。
遅ればせながらのスマホデビューです。
私はずっとauで、今回もauのお店で、たまっていたポイントを使って買いました。

機種は京セラのアンドロイドBASIO4です。
正直、スマホには興味がなくて、機種だってどうでもいいんですけど。

お店で、2時間くらい、色々と説明されながら購入したんだけど、あまりにも色んなことを言われたので、何が何だかさっぱり分からないままです。
私、アホだし、短時間にいっぱい説明されてもね。

本当に必要なものに加入したのかどうか分からないまま、結局1年目は月3000円支払うことになるみたい。
2年目からは4000円。
これがお得なのかどうかは分かりません。
何も分からないまま買わされる、これだからスマホ買うの嫌だったんです。

買ったスマホは使っています。
茶道の稽古のグループラインにも入りました。
ガラホのCメールはスマホだとやりやすいです。
カメラは綺麗に撮れず練習中。
まだまだ分からないことばかり。
人に聞くといっても人に会わないし・・・・。

スマホはそのままだとツルツルと滑り易いのでケースを買いました。




プライム会員のAmazonで送料こみで710円。
それは安いと思いました。


物憂い日々 奇妙な同調圧力

2020年04月19日 | 話題
新型コロナウイルス対策で国民に一律10万円給付されることになりました。
つまり今回のコロナウイルスで何の経済的なダメージも受けていない、それどころか、出歩かなくなったせいでお金を使わなくなって金銭的に余裕ができた私にも10万円が給付されるってことだそうです。
これって、どう考えてもおかしいです。

どういう理由でばら撒かれる10万円なんでしょうか。
少なくとも新型コロナウイルス対策ではないですね。
本当に経済的な打撃を受けている人にとっては10万円は少なすぎます。
なのに一律10万円給付が決まって「勝利!!」などと言っている人の気が知れません。
これは自分達が支払った税金なのだという人達もいますが、それも違います。
これは将来の世代が支払う借金なのです。

なぜ私のようなコロナで経済的に影響を受けない人達に10万円も給付されて、経済的に必要な人達に十分な補償がなされないのでしょうか。
全国民に一律10万円の補償する費用があるのなら、本当に困っている人が真っ先に補償されるべきです。
「一体感をもって新型コロナウイルスと戦う為」なんて言っている閣僚もいますが、心を一つにするのに10万円必要ですか。
私もフランスやイギリスのように、フリーランスも含め、仕事が無くなって収入が減った人達に従来の8割の収入を補償する政策なら文句はいいません。
(計算の根拠になる、どれくらいの収入があったかなんてことは去年の確定申告書や源泉徴収票をみれば簡単に分かります。)

一律10万円給付の理由は、別に深く考える必要もないくらい分かり易いものです。
内閣支持率調査で不支持が支持を上回ってすぐ、この政策は出されました。
連立を組む公明党の、連立離脱も匂わせての強い要請だったようです。
つまり国民に今の内閣を支持してもらうことが目的の給付なんです。
政府の対応のまずさに苛立つ国民に「まあまあ、これでおさめて」と渡される10万円なんです。

だからこそ、なんでしょうか、この政策に対する批判は巧みに抑えられています。
批判する人は、理由もなく貰える人の怒りを買いますからね。
だからメディアで批判する人はほぼいません。
それどころか貰わないことは社会的分断をもたらすなどとまで言われます。
「あなたが貰わないと他の人達も貰いにくいのよ」なんて、いかにも日本的な同調圧力です。
こういう同調圧力をかけないといけないほど、今回の10万円は後ろめたいお金なんでしょう。

とまあ、私が怒っても“ごまめの歯ぎしり”なので、どう行動すべきか、私なりに考えました。
一つは私の考えをブログで明らかにすること。
もう一つは私に給付されるという10万円をどうするかです。
私の望みは、本当に困っている人が助かることです。
だから10万円は、そういう活動をしているところに寄付します。

調べてみると、地元の大きな総合病院が新型コロナウイルスの重症患者の受け入れ病院で、寄付も募っていました。
また右のようなクラウドファンディングもありました。⇒ココ
探せばまだあるかもしれません。
こういうことはスピードが命なので、先払いの形でやろうと思っています。

                    

鬱々として気分はすぐれないのですが、庭はすっかり春の様相です。

花が咲いた山椒の木。

アマドコロ

シャガ

シロヤマブキ

シラー

ヒラドツツジ

ミヤマオダマキ


おまけで我が家の仲良し姉妹




食事指導を受けました。

2020年04月14日 | 健康
前回、血液検査の結果、亜鉛と鉄が欠乏していたことが分かり、今日、実際の食事内容を持って病院に行き、指導を受けました。
そのご報告です。興味のない方はスルーして下さい。

病院に着くと自動ドアは開けっ放し。
換気の為のようでした。
中も窓が開いていて、空気清浄機もついていて、気を遣っている雰囲気でした。

私が持って行ったのは3年間の数値が印刷された去年末の健康診断の結果表。
それと最近の3日分の食事内容の記録です。

前回の受診の後、私自身、ネットで色々と調べたり、食事内容を変えたりしました。
実は今回の検査結果で私が一番驚いたのは亜鉛や鉄の不足ではなく、中性脂肪の値がそれまでの倍近くになっていたことだったのです。
そのことについても相談したいと思っていました。

まず医師とお話をし、その後、栄養士の方に私の食事内容の分析をしてもらい、その方とお話をしました。
中性脂肪の値が跳ね上がったのには思い当たることがありました。
私はコレステロール値が少し高めで、その対策として、人からクルミを毎日一掴み食べればよいと聞き、クルミを食べるようになっていたのです。

中性脂肪の値が跳ね上がったのは、それが原因ではと考えたのですが、栄養士はその通りだろうということでした。
クルミを含むナッツ類は、脂肪が多く含まれており、食べ過ぎれば中性脂肪の値が増えてもおかしくないとのことでした。

栄養士の話によれば、新たに健康に良いと言われるものを摂取した場合、その分、今まで食べていたものの中から何かを減らさなければならないのだそうです。
それはよく理解できることでした。
昔、ヨーグルトが体に良いと聞いて朝晩食後に食べ始めたところ、体重が増えたことがありました。
ヨーグルトの分だけ余分に摂取カロリーが増えたのです。
今回のクルミの場合、その分、脂肪分を他から減らさなければならなかったのです。

というわけで、これからはクルミは毎日一掴みではなく、一かけら食べることにします。
さらに脂肪を減らすには、サラダにかけるドレッシングに含まれる油や、トーストに塗っていたクリームチーズの油分を意識しないといけないとのことでした。(クリームチーズはチーズというより、バターほどではないにしろ油分が主とのこと)

それ以外は、私の場合、食事内容はバランスよく摂れていて特に問題がありませんでした。
ではなぜ亜鉛と鉄が不足してしまったのか。
私はネットで亜鉛が多く含まれている食物を調べて、他の人が普通に食べていて、私が食べていないものとして卵があることに気づきました。
それで一日一個、卵を食べるようにしたことを話すと、栄養士の方は賛成してくれました。

亜鉛が多く含まれている食べ物としては牡蛎やレバーがありますが、そんなに毎日食べられるものではありません。
卵は、かつてはコレステロール値を上げると言われていましたが、それはネズミを使った実験での話だったと聞いており、人間の場合、コレステロール値が上がるということはなく、完全栄養食品としての価値があり、黄身には亜鉛がそこそこ含まれています。
一日一個食べたとしても悪い影響はないみたいです。
亜鉛は他にアサリやシジミなどの貝類、牛肩肉などに含まれているのですが、毎日少しづつという意味では卵が一番みたいです。(あくまで私の場合です。)

もう一つの鉄分の不足ですが、私自身思い当たることとして、野菜そのものはたくさん食べていましたが緑黄色野菜をあまり食べていなかったことです。
今後はホウレンソウや小松菜などの緑黄色野菜を積極的に食べようと思います。

栄養士に質問したことですが、ネットの様々なサイトでは、亜鉛不足の原因として、ファストフードやレトルト食品などの摂取の増加が挙げられていました。
私はファストフードを食べることは滅多にないのですが、レトルト食品については、その範疇が疑問でした。
というのも以下のようなものをよく食べているからです。
右側はヒジキの煮物です。
口で説明しても分かり辛いので、病院にはもう一点、サラダに入れる煮豆の真空パックも実際に持って行って聞きました。
このような食品は、二人家族の場合、少量なのでとても使いやすいのですが、加工食品として亜鉛不足と関係するか知りたかったのです。

栄養士の答えは、亜鉛が不足する要因となるレトルト食品とは、レトルトパウチされた安価なカレーなどを指すとのことで、上記のポテトサラダやヒジキなどは関係がないとのことでした。
むしろ持っていったイオンのポテトサラダに関してはギャバが含有されており、カロリーも30%減なのでとても良いとのことでした。
ポテトサラダは家で作ると、どうしてもマヨネーズを入れ過ぎてカロリー過多になるので、こういうものにキュウリを足して食べれば良いとの話でした。

以下に栄養士がチャチャっとカロリー計算して、色々と分析してくれた私の一日の食事内容を記しておきます。

朝食
6枚切り胚芽入り玄米パン、1枚半をトースト
パン1枚の上に乗せた具材 クリームチーズ少々、コールスローサラダ少々、薄切りハム3枚、スライスチーズ1枚
パン半枚の上に乗せた具材 ジャム少々
コーヒー1杯 砂糖抜きクリープ入り
牛乳 120ml
バナナ 1本
トータルでカロリー620㎉

昼食
スパゲティカルボナーラ 一皿
コールスローサラダ 少々
薄切りハム 3枚
イチゴ 3個
クルミと干しブドウ 少々
クッキー 1枚
紅茶 1杯 砂糖抜き牛乳入り
トータルでカロリー640㎉

夕食
ご飯 一膳
鶏のから揚げ 3個(80g)
レタスサラダ フレンチドレッシング 少々
胡瓜とカニカマの酢の物 一鉢
豚コマ肉と野菜(キャベツ・シメジ)の煮物 一皿
イチゴ 3個 練乳 
トータルでカロリー670㎉
 
イチゴやバナナなど果物をたくさん摂っているみたいに見えますが、この日はたまたまイチゴがあっただけで普段はそんなに食べません。
ちなみに昼食のスパゲッティカルボナーラと夕食の鶏のから揚げは冷凍食品です。
私は料理に熱心な人間ではないので便利な冷凍食品はよく利用します。

栄養士との話は、たとえばカルシウム摂取の為には牛乳は200ml飲んだ方が良いとか色々とあったのですが、亜鉛不足・鉄不足に関する部分を主に書いてみました。

この日、薬は30日分貰い、1か月後、薬と食事で数値や体調がどのように変化するかみることになりました。

                         

人間界は新コロナウィルスで憂いに満ちていますが植物界は今が花盛りです。
タイトルの写真はゴヨウアケビの花です。
今年も人工授粉しましたので、また実が生る筈です。

庭ではこの時期、毎年のように春蘭が咲きます。


バランの花も咲きました。

茶道の先生の家の庭にもバランが植えてあり、4月の冒頭、お稽古に行った時、蕾や花があるかどうか見たところ、ちゃんとありました。
茶道の先生のバランは密植しておらず、スカスカに植えていますが、そんなふうに根元に日の光が当たるような状態の方が花芽が付きやすいようです。
ちなみに今では茶道のお稽古もすべて休止となっています。

明日からはまたガーデニングに励む日々になりそうです。

暇で病院通い? 亜鉛と鉄の不足が判明‼

2020年04月07日 | 健康
いくら暇でも、今、病院に行ってはダメでしょと言われそうですが、予約が入っていた歯医者や、少し前に受診していた内科での血液検査の結果を聞きに行くためでした。
もう一つは緑内障の薬が切れそうなので眼科受診。
暇でなくても行かなくちゃね。
どの病院も患者さんは少なかったです。

今回、書くのは内科での血液検査の結果です。
血液検査して貰ったのは初めて行った小さなクリニックでした。
医師はアラフォーの可愛い感じの小柄な女医さんで、患者(私)の話をブラインドタッチでパソコンに入力しながら「ふんふん」と相槌を打って熱心に聞いてくれました。
受診は頭痛とめまいが主訴でしたが、先生からは「甲状腺に問題があるのかも」と言われて、詳しい血液検査がなされていたのです。

血液を採取する時、看護師さんに「たくさん血を採りますよ」と言われました。
血液採取は今まで何度となく経験がありましたが、そんな言われ方をされたことがなかったのでちょっとビックリ。
実際、通常の健康診断ではしない検査までしてもらったのです。

で、血液検査の結果ですが、思いもよらないことが分かりました。
甲状腺は問題なしで、血清亜鉛の値が低く、要するに私は亜鉛欠乏症だったのです。
もう一つ、鉄欠乏症でもありました。

道理で、いつもしんどくて不調だったわけです。
今まであちこち不調はあってもいつもの事だし、あまり気にしないようにしていたのですが、これはちょっと新展開です。

たとえば鉄欠乏症と言われても、今までの検診で血液のヘモグロビン値は問題ありませんでした。
ですから『どういうこと?』って感じでしたが、ヘモグロビン値だけでは分からない隠れた鉄欠乏症があり、それが私でした。

それが分かったのはフェリチンと呼ばれる体内の鉄貯蔵量を反映した蛋白質の検査結果からでした。
私はフェリチンの値が低かったのです。
ヘモグロビン値が普通でフェリチン値が低いということは、例えていえば、お財布にお金は普通に入っているけれど、銀行に預金はほとんどない状態らしいです。

言うまでもないことですが、鉄欠乏症は色んな症状を引き起こします。
私も色々と思い当たるのですが、まあ不定愁訴みたいなものが多いです。詳しくはこちらのサイト。⇒ここ

もう一つの亜鉛欠乏症は味覚障害を引き起こすと聞いたことがありますが、私には味覚障害はありません。
それでも、かなり色んな症状を引き起こします。詳しくはこちらのサイト⇒ここ

私も色々と思い当たることはあります。

鉄欠乏症も亜鉛欠乏症も症状が多彩で、症状からだけでは亜鉛や鉄が原因か絞り込めず、まったく別の病気とみなされることもあるようです。
当然のことながら、原因が分かれば正しい治療によって劇的に治ってしまうこともあるらしいです。
不調が良くなるのなら私も大いに期待したいです。

先生は食事で治すか薬で治すか、それともその両方で治すか、私に聞きました。
私は両輪でと答えました。
というわけで、薬を処方してもらい、次回、食事指導の予約を入れました。

にしても、私は鉄欠乏や亜鉛欠乏を引き起こすような酷い食生活ではないと思うのですが・・・。
それに、調べてみると鉄欠乏症や亜鉛欠乏症に罹っている人はとても多いらしいのです。
ならばなぜ通常の健康診断にフェリチンや血清亜鉛の検査を入れていないのでしょうか。

いずれにしても亜鉛欠乏症も鉄欠乏症も免疫に深く関わっているみたいです。
今、薬を飲んで治しておくのは新型コロナウイルス対策にもなりそうです。