緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

雨の日多し イチゴノキをリストラ

2021年01月26日 | 庭の植物
最近、雨が多く鬱陶しいです。

友人と梅田でランチの約束をしていたのですが緊急事態宣言が出された昨今、中止の電話かメールが来るかと待っていたのですが来ませんでした。
会って、そのことを言ったら、友人も中止の電話かメールが来るかと待っていたんだそうです(笑)
どちらも積極的な行動はせず、ランチと相成りました。

阪急グランドビルのレストラン街に行きましたが、昼時なのに閑散としていました。
閉店になってしまったお店もあります。
「司」という高知料理を食べさせてくれるお店に入りましたが、気の毒なほど人は少なかったです。
いつもはたくさんいるシニアの女性グループがいません。

雨の日の梅田。JR大阪駅を上から見たところ。


せめてスッキリと晴れてくれたら、またバードウオッチングにでもいけるのですが。

                    

丁度雨の降らなかった日、植木屋さんに来てもらい、庭木の手入れをしてもらいました。
夜から雨が降る予報の日だったので、植木屋さんは朝早く(といっても8時)来ました。

梅の木にカイガラムシの薬もお願いしていたので、雨で流れないように予定より早く来たみたいです。
薬は3時間もあれば定着するのだそうです。
でも兄は早過ぎると文句たらたら。
早く始まった分、3時頃には終わってしまいました。

今回、ずっと考えていたイチゴノキの伐採もやってもらいました。
イチゴノキ、花が咲き実が生れば面白い木なのですが、植えて20年近くなるというのに花が咲いたことがありません。
ただひたすら、葉っぱを茂らせ大きくなっていくのです。

なんでもイチゴノキは、地植えをするとそんな風になりやすく、鉢植えが良かったみたいです。
地植えだと木が環境に甘えて花を咲かせないみたいです。
それを聞いて、私も木に危機感を持ってもらう為に根を掘り返してみたりしましたが、どうしても花は咲かせませんでした。

場所は取るし、周囲は暗くなるし、私も我慢の限界でリストラ宣告。
根元から切ってもらいました。
直径10センチ近いです。
買った直後は細くて低い木だったのです。

本当は抜いてもらって、後にすぐ、色々と植えたかったのですが、抜くとその分高くつくのです。
植木屋さんの話によれば、半年もあれば腐ってくるらしいので、しばらくは待つしかないです。

春が近いですので、慌てないよう今の内に色々と庭の計画を立てるつもりです。


着付けの練習 我が家にシロハラ

2021年01月20日 | 着物
暇なので着物の着付けの練習をしました。
月末に公民館の茶道教室の初釜があり、その時に着ていく予定です。

通常は初釜では、なるべく着物を着てくるように言われるのですが、今年は緊急事態宣言も出ているので、着物は着たい人だけ着ていくことになりました。

着物を着ているとどうしても浮かれているように見えるので、コロナの感染と着物との相関関係は無いにしても抑えておこうということになったみたいです。

初釜自体も中止のところが多いようです。
公民館の茶道教室では、やることはやりますが各服点で初釜の濃茶をいただくことになりました。
つまり、本来は濃茶は一碗を廻し飲みするのですが、各服点では一人一碗づつ濃茶を点てていただきます。
先生宅の教室では、初釜は今年はやりません。
ただお稽古での濃茶はすでに各服点にしていました。

着ていく着物も今年は訪問着や付け下げは止め、小紋にするつもりです。
で、練習しました。

写真に撮るとよく分かりますが、裾をもう少し長くし、帯の位置ももう少し下に締めた方が良さそうです。

後ろから見るとこんな感じの帯です。

牛車の行列と見物人を織りだした名古屋帯です。
丑年だから牛繋がりですが、絵柄部分をもう少し下にくるようにして、もっとピシッと締めないとダメです。
この後、練習し直しました。

着物ブロガーの方が、よく斜め上から撮った写真をアップされているので、私も真似してみました。

練習なのでチャッチャッとやったというのもあるのですが、帯揚げの処理の汚さが丸分かりです。💦💦
誰も上からは見ないので分からないのですが、良くないですね。

この後、帯揚げの結び方も練習し直しました。
写真も、右上からではなく、左上から撮る方が良いような。
着物ブロガーの皆さんはスマホで撮っているのかもしれません。

着物の着付け、いつまでたっても上手になれません。

この後、着物を仕舞う為に畳んでいたら、大きなシロハラの声が聞こえました。
庭に来ているなと思い、カーテンを小さくそっと開けました。
すると、いました。

しきりに鳴いてました。
ガラス越しで撮った写真です。

ある方がシロハラが地上で採餌しているのを見て「春が近い」と書いておられました。
我が家の庭にもシロハラが来て、春の近さを告げているのかもしれません。


ハッピー、やんちゃモード

2021年01月18日 | 
ハッピー、甘えてるのに相手にしなかったらイジイジ、やんちゃモードに入っちゃいました。







『座椅子に飛び乗ってやる~』

『あっ、急に痒くなった❢』

『もっと悪いことしてやる~』

『座椅子カバーをバリバリだー!!』


                  

兵庫県に緊急事態宣言が出され、お篭り生活です。
高齢者や基礎疾患のある人がコロナに罹っても、システム的に目詰まりを起こしていて、入院はさせてもらえないみたいです。
罹らないようにするしかないです。

こっから下は愚痴です。

色々とニュースを見たり聞いたりして思うことは、日本はあらゆる面で制度疲労を起こしているみたいということ。
資源は足りていて、ちょっと工夫すれば済むことを工夫しないで大騒ぎしている。

たとえば宿泊療養してもらうホテルの部屋が足りないというのですが、その内容が変。
ホテルの部屋を清掃する専門業者の人が、宿泊しているコロナ陽性者と接触するのを避ける為、ワンフロア全員が退去してからでないと清掃しないのだそうです。
その間、空いた部屋は空室のまま!!

そんなことしてたらホテルの部屋が足りなくなるのは当たり前じゃないですか。
部屋が空いて、その部屋を清掃中は、そのフロアで療養している人には室外に出ないよう頼めばいいじゃないですか。
頻繁にそういうことがあるというのなら、定期的な清掃時間を決めればいいじゃないですか。

なんか、日本人て、物凄くアホになったんと違う?
私も全然賢くないけれど、コロナに関しては上の人のやってることが不思議すぎ~

かと思えば夜の街で遊ぶ若者たち。
まあ、そういう子達にインタビューしているんだからワンパターンな物言いになるのかもしれないけれど。
政治家の言葉が胸に響かないから出歩くとか…。

お酒飲むんだから二十歳すぎてんでしょ。
自分の行動をいつまでも人のせいにしないで欲しいわ。
現状見て、自分の頭でものを考えて行動して欲しいわ。

あくまで一部の若者なんでしょうけど、テレビもいちいち彼らの言い分を伝えないで欲しいわ。
伝えるんだったら自粛している若者の言葉も伝えて欲しいわ。
そうでないと日本の若者は皆ノータリンに見えるじゃないですか。



京都御苑でバードウオッチング

2021年01月14日 | 野鳥
寒波が来る前に、一人で京都御苑にバードウオッチングに行きました。
9時に家を出れば午後の4時には帰れます。

私の家は阪急神戸線沿いですので、まず阪急電車で十三(じゅうそう)まで行き、そこで京都線に乗り換え、特急で烏丸(からすま)で降ります。
以前は十三から乗ると座れないこともあるので始発駅の梅田まで行って京都線に乗り換えていましたが、今は外国人客もおらず、空いていますので、途中の十三で乗り換えても二人席を一人で座れます。

阪急の烏丸で降りたら地下鉄烏丸線に乗り換え、丸太町で降ります。
すると2、3分で京都御苑の中に入れるのです。

京都の市バスの烏丸丸太町のバス停も近くにあります。
そのバス停名を「カラス丸々太る町」と呼んだ人もいたとか。
町にカラスもいますが特に太ってはいませんよ。

京都御苑の中には広い砂利道がありますが、そんな場所は歩きません。
木立の中を歩くのです。
最初は雀さん達に出迎えられましたが雀さんはどこでもいるのでパス。

すると松林の林床にいました。
京都御苑名物ビンズイです。




ついでだから後ろ姿も。

胸から腹にかけての縞々が後ろからでも分かります。

ビンズイ、物凄く珍しい鳥というわけではないですが、見ようと思っても簡単に見ることはできません。
でも京都御苑に行けば夏以外なら高い確率で見られるのです。
清楚な雰囲気の野鳥です。

中山邸跡祐ノ井辺りでは、いつも樹上にイカルを見かけます。






木の種子のようなものを毟っては食べていました。

森の中を歩いているとイカルの群を発見。






小さな烏天狗の集団みたいですが、落ちている木の実を食べているイカルの群です。

もう少し歩くとバードバスがあります。

バードバスというのは人工的に作られた野鳥の為の水飲み場のこと。
柵で人間は一定以上近づけないようになっています。
だから沢山の小鳥達が水浴びしにくるのです。
ヤマガラとシジュウカラ


メジロの水浴び


アトリとメジロとヤマガラ


アトリ


バードバスから離れようとしたら足元近くに雄のアオジがいました。
用心深い性質のはずなのですが、この子は近すぎて、かえって写真が撮りづらかったです。














アオジの雄は嘴の根元から目にかけて黒っぽく、全体に色もはっきりしているのが特徴です。

いつも私がお弁当を食べるのは染殿井辺りです。
テーブルがあって食べやすいのです。
その周辺は人も少なく、野鳥達に出会うことも多いです。

食べていると近くの藪の中で雌のアオジを発見。
向こうも食事中のようでした。




















藪から出て日の光を浴びると綺麗です。





私がテーブル席で食べたり、写真を撮ったりしていると、なぜかシジュウカラが近づいてきて、木の枝にとまって私を見ています。


逆光で写真が撮りづらいのですが「撮って! 撮って! 」と言わんばかりの子もいます。





お昼ご飯も食べ終わって、去年見たルリビタキを探しにいきましたが、出会えませんでした。

というわけで、この日のバードウオッチングは終わりました。
写真の撮り方、もっと工夫できるのではないかと撮った写真を見て反省しきりです。


ボランティア始め

2021年01月09日 | ボランティア
今日、今年初めてのボランティアに行ってきました。
例の昔の暮らし体験ですが子供達相手ではありません。

実は去年、文化財収蔵館はリニューアルして博物館になりました。
そのリニューアルした建物で、日を決めて来館した方々相手に色々と体験してもらう趣向なのです。
今回、体験してもらうことは綿繰りと糸紡ぎで、いつもと同じでした。

それと、子供さんに楽しんでもらおうと福笑いも用意されていました。
子供向けといっても、大人の来館者も結構楽しんでいました。
私も、一応体験しておこうと福笑いに挑戦。
結果は。

結構いい線いってます。

体験室には機織機も置かれています。
来月は機も織ってもらう予定らしいです。

機織機は、見ているだけでも市の歴史の一端が伺えます。


この機織機は大島紬の機織機です。
市民から寄贈されたものですが、阪神間になぜ大島紬の機織機があるかというと、市が戦後栄えた工業都市だったからです。
どういうことかと言うと、第二次世界大戦後、奄美大島や喜界島、徳之島といった奄美群島にはこれといった産業がなく、多くの人が職を求めて阪神間に移住したようです。

移住した男性は工場労働者になるのですが、家族として共にやってきた女性は大島紬の技術を持っているので、島から糸を送ってもらい、家で大島紬を織ったとのことです。
織りあがった大島紬は島に送られ、厳しい審査を経て大島紬として売られたそうです。
ただ、今ではそうした女性達も齢をとり、亡くなったりして、大島紬の機織機が市の博物館に寄贈されることとなったようです。

この博物館の大島紬の機織機で大島紬は織れるのかというと、そんな高度な技術を持ったボランティアはいませんので織れません。
でも普通の織機としても使えるので、普通に使っています。
大島紬の織り方は、ちょっと話を聞いただけでも気の遠くなるような作業なのです。
高価なのは当たり前です。

工業都市だった市は、様々な公害で全国に知れ渡るのですが、今では工場も少なくなり、臨海地帯の広大な工場跡地は21世紀の森として自然環境の復活を目指しています。
まさに日本の現代史の縮図です。
でも大島紬がそんな市で織られていたなんて、ちょっと意外です。

今日は寒かったのですが、それでも来館者はぼつぼつとありました。
今年はなるべくボランティアにも参加したいです。