緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

Bスポット療法を受けてみた

2020年06月30日 | 健康
Bスポット療法と聞いても「何それ」って感じですが、最近注目されている咽喉の治療法です。詳しくはココ

実は私、喉の調子がずっと悪く、ほぼ毎日のように出血したりしています。
耳鼻咽喉科に行っても炎症を起こしているだけと言われ、ちゃんとした治療も受けられません。
我慢できないほどではないのですが、後鼻漏もひどく、それが原因かもと思えました。

ところで、5月に予定されていた、あるイベントがコロナのせいで9月に延期されました。
そのイベント、そこそこ大きな声を出すのですが、喉が痛くって声が出ない。
(そもそも大声出すイベントは9月でも中止になるかもしれませんが。)
そういう事情もあって喉の痛いのを治したいと考えたのでした。

そこで色々とネットで調べて見つけたのがBスポット療法だったのです。
この療法ができる耳鼻咽喉科は限られています。
でも幸いにも住んでいる街の駅前の耳鼻咽喉科がやっているようでした。
もちろん保険適用です。
で、勇気を出してその病院に行ったのでした。

医師はまず耳から異常がないか診察して、その後、鼻からファイバースコープを入れ、腫瘍等が無いことを確認。
そしていよいよBスポット療法だったのですが、この治療、超痛いので有名なのです。

私の場合、口から先端に薬(塩化亜鉛)を染み込ませた曲がった綿棒を入れ、上咽頭の炎症を起こしている部分を擦るのです。
擦られると痛いらしいのですが、私はそれは別に耐えられないことはなかったのですが・・・。
耐えられるかどうか分からないと思えたのは、綿棒で舌を抑えられてオエとなることでした。
もうちょっとで吐きそうでした。

この治療、風邪だったら1回で十分効くそうですが、私のように上咽頭に慢性の炎症を起こしている患者の場合、週1か週2で20回くらい受けないといけないみたい。
毎回、オエに耐えられるかどうかですね。
効き目の方は、鼻が変にスッキリしました。
でも喉は相変わらず。

この治療の誰もがビビるらしい痛みの方は、私はいつも喉が痛いからなのか、そんなに気になりませんでした。
治療を受けた後も半日くらい、ちょうど鼻風邪を引いた時のような喉の痛みが続き、かなり出血もしました。
そういうのは徐々に良くなっていくそうです。
とにかく効果はあるので、痛くてもBスポット療法を続ける人は多いそうです。

で、私はどうするか、なのですが、考え中です(笑)。
とにかく、オエが、私には痛みより辛いのです。


                                      

ブロ友のしまそだちさんが見たいと書いておられたのでupします。
八重咲のドクダミです。
阪急夙川駅前の花壇に植えられていました。





我が家の庭ではコオニユリが咲きました。





梅雨が終わればいよいよ夏です。
東京の新型コロナウィルスの拡大、ちょっと心配です。



写真展に行きました

2020年06月22日 | 写真
今日は暑さ慣らしと足慣らしを兼ねて大阪は本町、富士フィルムフォトサロンまで行って来ました。
帰って、スマホの歩数計を見ると8550歩でした。
ちょっと遠出すると、それなりに歩数が稼げます。

目的は写真の展覧会です。
カメラ教室の時の知人が、所属するグループの展覧会に出展するというので、それを見に行きました。
知人の作品は2点だけですが、他のグループの展覧会も同時に開催されていて勉強になりました。







数多くの写真が展示されており、思わず『オオッ』と声に出さないまでも唸る作品、人のことは言えないのですが『なんでこんな写真を???』と首を傾げたくなる作品、色々でした。

実は私もカメラのサークルに入りたいとは思っているのですが、遠い場所は不便だし、検討中なのです。

カメラ教室のOB会には、去年末から名を連ねているのですが、2月末に開かれる筈だった撮影会はコロナで中止。
家の近くの公民館には一つ、そこで活動しているカメラのサークルがあって、見学に行こうかと思っていたのですが、それもコロナで公民館自体が閉館されていました。
今日行った展覧会も、本当は3月開催予定だったらしいのですが、コロナで今になったそうです。

サークルに入ると色々と刺激を受け、勉強になりますが、どこも1年に1度くらいは展覧会を開きます。
そこに作品を出品するのは正直気が重いです。
印刷とか額の装丁とか、カメラ教室の時に経験して、ちょっと大変でした。
私の場合はブログで作品(というほど大層なものではない)を見て貰い、当然、文章と組み合わせるスタイルで、展覧会に出品するような写真とはちょっと違うというのもあります。

友人で70才を過ぎて絵を描き始めた人がいるのですが、それを私ではない別の友人に言ったところ「今さらゴミ増やしてどうするの」と言われたとか。
額に入れた大層な作品にしてしまうと、確かに始末に困るのです。
(私の場合も、はっきり言ってゴミにしかならない)
その点、ブログに載せるだけの写真は物理的に嵩張らないという利点があるのです。

もちろん、本当に凄い写真は額装してもゴミにはならないのですが、そんな写真を自分が撮るのは夢の又夢です。
ただブログなどをやっていないカメラ趣味の人は、やはり展覧会にこだわるようです。
カメラに関しては、今後どうするか、色々と考え中なのです。


県境をまたぐ

2020年06月20日 | 日記
19日から他府県に行っても良いと言われていたからではなく、たまたま友人と19日に梅田でランチの約束がありました。

3か月ぶりくらいで県境をまたぎ、大阪は梅田の大阪ステーションシティサウスゲートビルの「うを佐」へ。

花籠御膳です。

一番最初にお刺身を食べてしまった後、天麩羅やら茶碗蒸しやら色々出てきたので、お刺身は写ってない写真です。

お客さんは普段に比べてやはり少ない。
換気をよくするためか羽の無い扇風機を窓際にいくつか置いて回していました。
横後ろにあったので、顔が風にあたってパリパリになりました。
あれって、単に空気をかき回しているだけでは?と思ったのですが、深いことは考えないことにしました。

いつもならシニア女性のグループ客が多いのですが、この日は一組だけで、なぜか女性の一人客が目につきました。
満を持して食べにきたという感じ(笑)

友人はしきりと「こんなお店に一人で食べに来れる?」と言ってましたが、少なくとも私は平気。
友人、自意識過剰な人なんです。

私も含めお客さん達、久しぶりに美味しい物を食べて満足そうでした。
聞こえてくる店員さんとのおしゃべりで分かります。

食後は阪急グランドビルの「キーフェル」で紅茶とケーキとおしゃべり。

やはりお客は少ない目。
席も離れてでしか座れないようにしていました。
窓の外の景色。
雨の日でした。

この調子でボツボツと、お出掛けの機会を増やしたいです。


この掛け軸は茶道の先生の床の間に掛けられていたもの。

禅語で「山是山水是水」(やまはこれやまみずはこれみず)です。
意味は、禅語ですから正しい解釈というのは無いそうですが、山は山でその本分を全うし、水は水でその本分を全うしている。そのようにして自然は調和し、バランスをとっている。
人の事は気にせず自分らしくあれ、みたいなことでしょうか。

自分の本分を全うするって、難しいですね。
なんたって日本は同調圧力社会ですから。

自分の過去を振り返っても、果たして本当にそれで正しかったかと考えてしまうことが多いです。
私には「山是山水是水」は迷いを払い、力を与えてくれる言葉のように感じられます。


絶望スパゲティ

2020年06月16日 | 日記
ピエトロから株主優待の商品が届きました。



絶望スパゲティというパスタソースが入ってました。
で、なぜ絶望?
ピエトロは色々と説明していました。⇒ココ
要するに絶望している時でも美味しく食べられる、もしくはシェフが下ごしらえに絶望するほど手がかかっている、スパゲティらしいです。
でもピリッと辛いらしい。私は唐辛子が苦手なので食べられるかな?
鰯が入っていて、私は鰯は好きなんですけど、ふかしたじゃが芋と和えて食べようかな。

久しぶりに猫ちゃんの話題。
ラッキーです。
なんか情けない表情しています。
ラッキーはとにかくビビリ。
暑いので私がうちわを出してくると、そのうちわに恐怖のズンドコに突き落とされます。
いくらなんでも恐がりすぎだわ。

もう一匹のハッピーはそれほどでもありません。
ハッピーは絶対に喉をゴロゴロ鳴らさない猫です。
プライドにかけても鳴らさないつもりらしいです。

はっぴー、水を飲む時は直接口を水に持って行きません。
必ず手を濡らして、その手を舐めて水を口にいれます。
これもハッピーのプライドでしょうか。
こんな水の飲み方をする猫は我が家では初めてです。

2匹とも大変な甘えたさんの猫です。
今年我が家で初めての夏を迎えますが、どんなふうになるかな。


始動

2020年06月10日 | 日記
最近は支払いにカードを使うことが多く、時々、現金難民になります。
つまり手持ちの現金が無くなって、どうしても現金で支払わなくてはならない時に無くて困るのです。

ステイホームで引きこもりの時は、ほとんど出掛けず、現金がなくても困らなかったのですが、最近ようやく、色んなことが始動し始め、現金が必要になってきました。

そこで駅前の銀行に行き、現金を引き出しました。
ついでだから近くの衣料品店にも行き、綿100%で470円のTシャツと同じく570円のTシャツ、インド製のクレープ地のブラウス等々、買いましたが全部で2300円ほど。
安すぎて申し訳なくなりました。

暑い日で、歩きまわって、帰ってから昼ご飯を自分で準備するのも面倒になり、眼に入った古民家カフェでランチすることにしました。
古民家といっても単に昭和なお家というだけで、その家が古民家と呼べるのなら我が家は縄文時代の竪穴式住居かって感じのものです。
普通の家をカフェにしていて、縁側に面した2間続きの畳の部屋にちゃぶ台を幾つか置いてあったり、その隣はフローリングの部屋でテーブルが二つほど置いてあったりです。

普通の家の玄関みたいな入り口から入って、中に通されると先客は二人の1組だけ。
このカフェ、コロナ前はそこそこ人が入っていたので、緊急事態宣言が解除されたのになんだか寂しい限り。
飲食店に入るのにはまだまだ抵抗があるのかしら。
私はというと、先客がいた畳の間ではなく、洋間のテーブル席に座りました。

ここの売りは和風の甘味物なのですが、ランチもそこそこイケます。




春キャベツのザワークラウトは少し酸っぱく感じましたが、ズッキーニと新玉葱のレモンクリーム冷製パスタと牛肉とごぼうのバルサミコ煮は美味しかったです。
特にごぼうの下に隠れていた牛肉の量が多くて、出された物を全部食べたらお腹いっぱいになりました。
これで税込み1100円です。(ご馳走に感謝!!)

帰る時にチラッと見たのですが、お客は先客の一組が残っているだけ。
お昼時なのにこれでは・・・。


体がまだ暑さに慣れていないせいか、外を歩き回るには暑い日でした。
家に帰ってからは、お腹いっぱいもあってか眠くなって昼寝してしまいました。
そろそろ始動しなくてはならないのに、体力が落ちているなと思わされます。

                    

お茶のお稽古の方も、もう始まっています。
本来なら、休んでいた春はお茶会が幾つかあって、そういう会に行く予定だったのですがすべて中止。
今もお茶会はなく、お稽古だけです。
そのお稽古もwith coronaで、先生のお宅での稽古では、今まで8人くらいの人が時間を少しづつずらして一緒にやっていたのを、はっきり午前と午後に分けてやるようになったり、茶碗や茶巾の熱湯消毒も念入りになりました。
公民館のお稽古も、狭い水屋に入るのは3人未満とか言われてます。

実は私が今一番したいことは旅行です。
旅行の計画も幾つかあったのですが全て中止。
宣言が解除されても、いつもの旅行社のツアーも全滅状態。

たまたまテレビを見ていると、観光を重視するオーストリアではホテルの従業員は2週間に一度PCR検査し、入国する人にも出国する直前にPCR検査をしてもらい、検査できなかった人には着いた空港でPCR検査して陰性の人のみ入国してもらう仕組みらしいです。

そうした仕組みは国外旅行の話ですが、国内でも旅行する上で一番確保したいのは安全なのです。
それはビジネスであれ観光であれ同様です。

翻って日本では、経済も回そうという割には訳の分からないgo toキャンペーン以外に国の施策が見えません。
旅行に行きたい人はお金より安全が欲しいのですが、そのことを国は分かっているのかどうか。

この先ビジネスやインバウンドで外国から人がやってきても、日本では空港での検疫も人手不足やらなんやら理由をつけてザルになりそう。
この春の帰国者の場合がそうで、それが感染のピークに繋がっていましたからね。

というわけで、民間は色々と始動はしたいのだけれど、検査とか検疫とか、肝心なところを国がガッチリ実権だけは握って手放さないので全く心もとない限り・・・・。
せめて足を引っ張らないでと言いたい。