緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

背割桜の花見と撮影会

2018年03月31日 | お出かけ
自然観察会のスタッフボランティアとして毎年のように京都府八幡の背割堤に出掛けている私ですが、ココ、今年は修了したカメラ教室の同じ班の人達と花見と撮影で出掛けました。

自然観察会の時は野草観察が目的ですので花見の時期は多少は避けています。
でも今年は花見にドンピシャの日に出掛けました。
前日までは暑いくらいでしたがこの日は少し肌寒いくらいでした。
でも天気はピーカン。

堤の手前にある展望塔から見るとこんな感じのところです。

右が宇治川で左が木津川です。
京阪電鉄の八幡市駅は左側、木津川を渡る手前にあります。(写真では見えません。)
宇治川と木津川は少し先で合流し、さらに少し先で桂川に合流する三川合流の地です。
三つの川が合流して淀川となるわけです。

ちなみに展望塔ではカメラ教室のクラスメートとたくさん出会いました。
皆さん、同じように撮影日和だと思われて来たのですね。

二つの川を隔てる堤の桜並木は1.4キロ続きます。
桜も凄いですが人出も凄いです。




背割堤から左手の男山を見た風景です。

山にも桜が咲いています。
この山に石清水八幡宮があります。

お昼近くともなれば皆さん桜の木の下でお食事です。





桜の木の下、土手で遊ぶ子供達。

野草観察の場所だけあって、桜の木の下にもお花がいっぱい。

桜並木の入り口から900メートルくらいの場所から振り返った風景。

この辺りになると、さすがに人は少ないです。
私達も桜の木の下で食事しました。

桜ばかり撮って、ちょっと飽きてしまいました。

午後は、せっかく八幡市まで来たのだからということで、八幡市駅の横のケーブルに乗って石清水八幡宮へ行くことに。
ケーブルに乗りかけていて、仲間の一人がカメラを置き忘れてきたことに気づき大慌て。
カメラは警察に届けられていましたが取りに行った人は調書(?)を取られたらしいです。

参道を歩く人達です。

山門から本殿を臨みます。


ケーブルで降りる時、たまたま先頭にいましたので写真を撮ってみました。
中央付近で昇りと下りの車両がすれ違えるようレールが2本に分かれていました。

あっという間のすれ違い。

この日はケーブルを降りた駅前で散会。
来月(4月)またどこかで撮影会をしようと約して撮影会を終えました。


春の芽吹き

2018年03月23日 | 庭の植物
阪神間は数日雨が降り続いて肌寒い日が続いていました。
でも雨は、いつも乾燥しているこの辺りでは良いお湿りだったのかもしれません。
久しぶりに晴れた庭を見ると、あちこちに春の芽吹きが見られました。

ベランダのアケビは元気そのもので蕾をいっぱい付け、咲いているのもありました。
ゴヨウアケビです。

ゴヨウアケビより少し芽吹きが遅れているミツバアケビです。

見ても分かるようにアケビは花と葉の芽がほとんど同時に出てきます。
でも、今出てるのは雄花ばかり。雌花は遅れて出てきて咲きます。

ゴヨウアケビの方が元気ですが、何とか2種を受粉させ、実を生らせたいです。

毎年桜が咲くころに咲く春蘭は早々と咲きました。

春蘭の後ろ姿です。

ゼンマイも朝と昼とで大きさが違うのが分かるほどの成長ぶりです。




フキノトウは成長して花が咲いてます。

もう少ししたら大きなフキの葉が出てきますので、気が向いたら摘んで食べます。

山椒の木も芽吹いてます。




我が家の山椒の木は雄の木で、花は咲きますが実はなりません。
料理に使う木の芽は雄の山椒の木のものだと聞いたことがあります。
もう少し経てば葉がもっと開いて料理に使えます。

私が庭にいると、厳しい目で私の仕事ぶりを監督するみーちゃんです。

ハイハイ、しっかり仕事してますよ。


恥をかいて学ぶ?

2018年03月22日 | 写真
カメラ教室の合同展の自分の作品、私、良くないことは分かっていたのですが、何が悪いのかよく分からないまま、結局、時間切れで新しい写真を撮ることもできず提出してしまいました。

これです。

タイトルは「定員一杯」
遠くから、100-300mmの超望遠レンズで撮っています。
写真の大きさは半切、つまり356×432mmですから結構大きいのです。

どう見てもアンバランスでおかしい。
遊覧ボートの前が詰まり過ぎていて後ろが空きすぎ・・・とか。

ただ撮る時、前はビニールシートをかぶせた違う遊覧ボートがあって、それが写り込むのを避けたということもあります。
別の位置から撮るとこんな感じでした。


これは12月に明石公園で撮った写真です。
ユリカモメの群が公園の濠に浮かべられている遊覧ボートの上に留まったり飛んだりしていました。
ある時、一つの遊覧ボートの上にぎっしり留まって、思わず一緒に行った人達とその光景を「面白いね」と言い合いました。
同時に、私はそれを写真に撮りました。その写真です。
ところが写真にすると、その時に感じた面白さが感じられないのです。

合同展で展示していると、ある人から指摘を受けました。
ユリカモメを撮りたいのに、余計なものが写り過ぎていると。
遊覧ボートの下部も、ボートの右の空間も要らないと。

「写真は引き算、写していない部分は見る人に想像させる」とは講義でも言われていたのですが、頭で分かっていても実際には分かっていなかったのです。

水上だということはボートを見れば分かることだから水面を写す必要もなかったのです。
面白いと思ったユリカモメを大写しにすれば良かったのです。
そのようにトリミングすると、こうなります。

こちらの方がまだマシだったように思います。

それ以前に、もっと早いうちに準備して写真を撮りためておくべきだったのです。
後悔先に立たず・・・です。
というわけで、今後、気をつけます。m(__)m (誰に謝っとるんじゃ!!)

なんでこういう恥をさらさなあかんのかなあと思いつつ、もう一つの課題のフォトブックです。

庭の面白そうな草花や昆虫をテーマに撮りました。
ブログで紹介したものもあります。
あらかじめ言っとくと、虫の嫌いな人はドン引きしますよ。

まず表紙

裏表紙

サイズはA4ですので、見開きにするとA3になります。

講義で先生からタイトルの付け方と写真の見せ方も教わっていました。
タイトルで一番ダメなのはそのものズバリなタイトルだそうです。
たとえば夕日を撮って「夕日」というタイトルにするような。
歳時記から言葉を探すとか、古典文学や有名なクラシック音楽のタイトルを持ってくるなど、工夫してセンスよく・・。

写真の見せ方は、先生は主に額装に際してのことを話されたようですが、フォトブックのレイアウトにも通じるように思いました。
特に印象に残ったことは余白の効用です。
写真集の場合、写真はページいっぱいに使ってしまいそうですが、そうではなく余白を置くことによる効果を狙うこと。

特に私のフォトブックの場合、昆虫を写したりしています。
風景や花なら大きく印刷されても構わないかもしれませんが、バッタが実物の10倍で写されていたら、やはりグロい。
そういったことも考えてレイアウトしました。

以下、抜粋です。























まだ続きますが、まあ、こんな感じです。

後になって、トリミングをもっと大胆にしても良かったと思う写真もあります。
それと絵本のように、ページの個々の被写体にストーリー性を持たせても良かったとも。

たとえば最後のルリタテハは、写真としてはパッとしませんが、幼虫の時から見てきましたので、命のドラマとして、私にとっての思い入れもあったのです。
そういうものを文章で際立たせるような編集をしても良かったかもです。
ただ、今回の課題はフォトブックですので、あくまで写真集として仕上げました。

色々と反省点はありますが、最初の作品ですし、これからフォトブックを作るかどうかも分かりません。
(費用がそれなりにかかります。)

人の写真を見たり、人の意見を聞くということの大切さも、今回よく分かりました。
良いにつけ、悪いにつけ、他者との違いによって自分の考えが自分に見えてきました。

恥はかいたけど、カメラ教室、行って良かったと思える場所でした。


カメラ教室終了

2018年03月18日 | 写真
1年間通ったカメラ教室が終了しました。
もっと早くにブログをアップしたかったのですが、例の花粉症の薬で睡魔に負けてました。
今は朝からクシャミしたり、やたら鼻をかんだりしてますが、パフォーマンスは戻ったみたいです。

カメラ教室では、最後にクラスでバスを仕立て、修学旅行にも出掛けました。
行き先は、午前は滋賀県大津市の「叶匠寿庵 寿長生の郷」
以前、テレビで、ある和菓子屋さんが、里山を作って、そこで色々やっているのを見ていたのですが、それらしかったです。
ここです。

ちょうど梅まつりの時期だったのですが、行った頃は山間部だったせいか梅はほとんど咲いていませんでした。
たぶん、今頃は満開かと思います。

早咲きの梅を撮りました。

里山らしくミツマタの花です。ミツマタはコウゾと並ぶ和紙の原料ですね。


午後からは近江八幡に行きました。
堀を巡る和船にも乗りました。

船出まで、スマホで時間を潰す船頭のお姉ちゃんです。


堀の傍には古い蔵のある街並みです。この堀、豊臣秀次の命令で作られたんだそうです。
舟の中から撮っています。

この辺り、NHKの朝ドラ「あさが来た」で、あさの姉のはつの嫁入りシーンのロケ地だったそうです。

バスは嵐山まで戻って一旦解散。
私はそのまま家まで帰りましたが、旅館で宴会に参加した人、一泊した人、色々でした。


                  

カメラ教室のあるこの学校ではNPO法人ということもあり、修学旅行だけでなく様々な行事は受講生に任されています。
つまり修学旅行の企画から細かい手配までクラスの担当者が行いました。

私の担当はブログの製作で、当初は心配もしたのですが、各班のブログ担当者の人達と協力して1年間、何とか続けることができました。
各班の担当者の中には初めてブログを書く人もいたのですが、いざとなればちゃんとできました。

受講生になるには年齢・性別・居住地は不問でしたが仕事をリタイアした人が多く、社会人としての経験が豊富で何事も任せられる人達のようでした。
ちなみにクラスの最高齢は傘寿、つまり80歳でした。
何であれ学ぶのに年齢は関係ないみたいです。

そして今後です。
カメラの上のクラスもあるのですが、この1年に習ったことが身に付いていない状態で次に進んでも仕方ないので上のクラスには行きません。
自分で色々と試してみたいと考えています。

ただ、1年間、本当に楽しく学んだので、このまま教室から離れ、皆とも離れてしまうのが寂しいです。
クラスのOB会が出来たので、学校の教室を借りて同じ曜日で続けてカメラを学ぶこともできたのですが、同じ曜日というのがネックになりました。
というのも、以前から行っているボランティアの重要な研修や会議も、バードウォッチングの開催日も、家族の病院の付き添いも、毎週ではないものの、皆同じ曜日で、この1年だけはカメラ教室を優先させていたからです。

同じ班の人達とは今後もたまに撮影会をやろうと言い合っていますが、他にカメラ関係で行く場所のある人達なので、いつまで続くか。
いずれカメラ関係で、どこかのクラブのような所に入ることも考えなくてはならないでしょう。



眠い・・・。

2018年03月15日 | 話題
最近、ブログの更新、しようと思っても眠くなって止めてました。
午後になると、あまりの眠さで昼寝したり。

倦怠感もあるし、私、病気?
それで、ふと気が付きました。
最近のみ始めた薬があることを。

毎年、杉花粉が飛び始めると鼻水に悩まされるのですが、今年はそれを抑えたいと、耳鼻科で薬を処方してもらっていたのです。
モンテルカストという薬で、副作用は少ないという話でしたが、異様な眠気はどうもその薬を飲み始めた頃から始まっています。
1%の確率で起こる副作用でも起こる時には起こる筈。

花粉症といっても、そんなに大したことはなく、毎年マスクでしのいでました。
実際、耳鼻科で何にアレルギーを起こしているか調べてもらうと、やはり杉花粉でしたが、擬陽性で、そんなに激しい症状の起こるものではないみたいです。
なんか鼻水が出やすい程度。

ちなみに検査結果を見ると、ヒノキの花粉にも多少アレルギーが出てましたが、それは微かなもの。
それ以外、ハウスダストとかはほぼ問題なし。

眠気の原因がモンテルカストという薬のせいなのかどうかは分かりませんが、鼻水は我慢することにして、しばらく薬の服用を中止してみます。
眠気がおさまれば、ブログの更新もできる筈です。

乞うご期待?