緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

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大阪大連吟、お稽古開始

2023年02月23日 | 謡曲

大阪大連吟、今年も参加します。

大連吟というのは、簡単に説明すると、何十人もの一般の参加者が地謡方として能の演目「高砂」を上演する催しです。
地謡以外はプロの能楽師の方々が演じます。
大連吟は西日本の各地で行われています。

先日、オリエンテーションを終え、最初のお稽古にも行ってきました。
お稽古の場所は大阪市中央区にある大槻能楽堂です。

お稽古の日、玄関前から撮った写真。




本番は大槻能楽堂ではなく、大阪市天王寺区にある四天王寺の中の五智光院で催されます。

大阪能楽大連吟 - 謡でつなげる、にっぽんの心

大阪能楽大連吟 - 謡でつなげる、にっぽんの心

あの能楽大連吟が大阪にやってくる プロの能楽師による数ヶ月のレッスンのあと、参加者みんなで能の舞台に立ちます。謡の発声法を身につけることで、伸びやかな声となり、ま...

大阪能楽大連吟


お稽古では、久しぶりに声を張り上げて謡いました。

オフの期間が昨年の5月から半年以上あったのですが、なんとなく覚えているものですね。
私、今年で3回目ですから、覚えていなけりゃ「アホ」って感じですけど(笑)。
本番まで、お稽古を積み重ね、細かい部分までブラッシュアップしていきます。

大阪大連吟は主催者がやる気満々で、コロナで中止の年もありましたが、無観客で催行されたり、去年はなんとか有観客で催行されました。
こういうのって、主催者のやる気がものを言います。
やる気が無ければコロナを口実に終わってしまいます。
とにかくやろうという気持ちが大切で、その気が無ければ滅びるだけです。

伝統的なものはコロナにとても弱かったように思います。
茶道関連では、茶道の稽古やお茶会が開かれなくなって、和菓子店がずいぶん潰れたそうです。
茶道そのものも危ないのではないかと言われていましたが、とにかくやろうという気持ちで工夫を凝らし乗り切ったみたいです。
でもまだ元には戻っていません。

大阪大連吟、本番は5月14日、マスク無しで謡いたいです。





八分咲きの梅と我が家のニャンズ

2023年02月18日 | 日記
我が家の梅が八分咲きです。








梅の木の下にはスミレも咲いてます。


我が家のニャンズは寒いのかくっついて寝てます。
ビビリのハッピーはカメラを向けただけで警戒モード。
『それ、早く引っ込めてちょうだい』と言っているみたい。


というわけで爆睡中に盗撮(笑)

平和な我が家です。


ピースボートとキッチンリフォーム

2023年02月14日 | 日記
シニアの学校の家庭園芸科、やっと終了します。
先日は修学旅行(といっても日帰り)に行ってきました。
神戸でランチクルーズです。


何年か前にも行きました。当時はコロナ前でした。

後は修了式に行くだけ、と言いたいのですが、その後もじゃが芋の植え付けがあり、6月くらいにその収穫があって、それでやっと家庭園芸科は終わります。
後もうちょっと。
この1年、しんどかった

ランチクルーズはフレンチのコースでした。



途中でピアノの生演奏あり。


4人テーブルで同じ班の女性達とおしゃべりしました。
うち一人が、来年ピースボートに乗るとのこと。
ピースボートって、あの格安の世界一周クルーズのことです。
早くに予約すると割引があるんだそうです。

聞けば、格安といっても100日間乗って、一番安い相部屋を利用しても、なんやかんやで最低でも250万円くらいはかかるそうです。
たとえばオプショナルツアーに参加しなければもっと安く乗ることもできるそうですが、そうするとエジプトに行ってもピラミッドは見ないことになります。

ピースボート、ネットで検索すると悪い噂がいっぱい出てきますが、ネットではない、実際に乗った人からの話だと評判は良いです。
ピースボートの、そもそもの企画者の一人に若い頃の辻元清美さんがいて、それで悪い噂を流されたのかもしれません。
分かりませんが、リベラル系の政治家に対するネトウヨ系の人達の、執拗で根拠のはっきりしない攻撃の一つなのかも。

来年乗船する同じ班の女性も、ご友人の話を聞いて参加する気になったみたいです。
ご友人、すでに3回くらいピースボートに乗船しているらしくて、また乗りたいんだけど先立つものの余裕がなくなったんだそうです。
いくら他の豪華客船クルーズに比べれば格安だといっても、最低でも250万円かかればね。
でもリピーターが多いのは確かなようです。

ピースボートの「へぇー」と思うような色んな話を聞きました。
たとえば、ツアーに参加するのなら一人が良いとか。
理由は夫婦や親子、友人と参加すると、結局話し相手はその人ばかりになり、他の乗客との交流ができなくなるからだそうです。
ちなみに半数くらいは一人参加みたいで、彼女もそうなのだとか。

あと、昔のピースボートは若い人の参加者が多かったようだけど、年々シニア層の参加者が増えてきているとか。
まあ、ヒマとお金があるのはシニア層ですから。

また他の外国の(?)豪華客船のツアーだと、高額な客室の乗客(セレブ?)と安い客室の乗客とは、交流なんてとんでもないらしいんだけど、ピースボートの場合は、そんなことは気にしなくて全員平等に交流し、楽しんでいるとか。

船内では毎日色んなイベントがあって、退屈することはないんだそうです。
困るのは、食べ過ぎで下船する時には体重が何キロか増えることらしい。

なかなか楽しそうですが、自分が行きたいかどうかというと、100日も家を空ければ帰ったらゴミ屋敷が待っているのはほぼ確実。(私の兄は絶対に家の掃除をしない人!!)
250万円も出すなら小さな旅行に何回も行く方が良いかなと思います。
他の人も、ペットの存在や介護などの理由で、長期間、家が空けられないという人ばかり。

それに、私の場合、大きな出費が迫っているのでした。
キッチンのリフォームです。
実は換気扇が去年末に壊れました。
キッチン自体は25年前にリフォームしたものですが、そろそろ替え時で、最後のキッチンリフォームになる筈です。

リフォームは近所の馴染のパナソニックのお店に頼みました。
システムキッチンになりますが、昨日、最初の案と見積もりを貰って、細かい部分の話合いを行いました。

キッチンはこの際なのでオール電化にすることにしました。
エコキュートも設置してるし、その方が光熱費が安くなるみたいです。
我が家の場合、ソーラーシステムもあるので、オール電化でも停電になっても大丈夫です。

ここでも「へぇー」というような話がありました。
クッキングヒーターはビルトインになるのですが、二口ある内の一口はオールメタル対応を勧められました。

要するに鉄製でなくても、今まで使っているアルミや銅の鍋が使用できるわけです。
そんなんがあるとは知らなかった。
もちろん、底部分に丸みのある鍋は使えないそうです。
何十年も愛用していた半円形の中華鍋とはお別れです。

壁も元からのタイルではなく、キッチンボードと呼ばれるものに張り替えます。
キッチンの仕様には色々と細かい注文を付けたので、当然、最初の見積もりよりは高くなりそう。
持ち家は家賃は払わなくていいのですがリフォーム代は大きいです。

ランチクルーズで、キッチンリフォームの話をすると「それは楽しみね」と言われました。
確かに楽しみの部分もあるのですが、出費を考えるとね。

ランチクルーズ、最後の方で見た神戸空港です。