選抜というと野球が連想されるかもしれませんが、桜ばかりが花ではないように、野球ばかりが選抜ではないのです。
春にはいろんなスポーツの高校選抜がありますが、私が行って観てきたのは新体操、それも男子新体操をメーンに観てきました。
というわけで観戦旅行記です。
会場は、四国は高松市にある高松市総合体育館でした。

高松市まで観に行くとすると、どうしても1泊はしなくてはなりません。
認知症が進んでいる兄のことを考えると、外泊は避けたいところですが、23日の団体競技だけ観ることにして、1泊で、ほぼ弾丸で行ってきました。
日程は、22日、家を午後の2時半頃に出れば、6時頃に宿泊施設に到着できます。
翌日の朝、体育館まで行き、競技の終わる2時半までいて、表彰式は見ずにすぐ帰ると23日午後の6時過ぎには帰宅できます。
実は、ぎりぎりまで行くべきか悩んでいたので宿がなかなか取れませんでした。
やっと取れた宿はドミトリータイプ、要するに相部屋です。
私、相部屋は別に構わないのですが、自分のベッドが2段ベッドの上で、垂直の梯子で登らなくてはならないのには閉口しました。
というのも、相部屋といっても部屋ではなく、壁沿いにベッドが設えられていて、前は人一人通れる廊下のような狭さ、荷物は自分のベッドのある空間の枕元に置く仕様。
ロッカーは別にあるのですが、洗面道具や着替えはロッカーまで取りに行くわけにはいかず、結局、何度となく垂直の梯子を昇り降りする破目になったからです。
若い頃は貧乏旅行ばかりしていたので、その頃の山小屋やユースホステルとかに比べると格段に清潔でしたが、とにかく狭苦しくてくつろげない。
何度も垂直の梯子を昇り降りしていると、終いに落ちるんじゃないかと思いました。
(梯子は膝を梯子に対して水平ぎみにしないとつっかえて昇れない💦)
梯子を昇り降りしていて、昔、2段ベッドから転落したシスターの話を思い出しました。
彼女はしばらく意識不明の重体に陥り、それがきっかけで宗教的覚醒だったか臨死体験だったかをしたとという話でした。あまりにも昔に聞いた話なので詳しくは覚えてない。
どっちにしても、私は宗教的覚醒も臨死体験もしたくない。
できれば梯子の昇り降りはご容赦願いたかった。
着いてからの夕食も、一人旅ではいつも悩むのですが、宿の人に聞いて近くの洋食屋さんに行きました。
土曜の夜でしたので狭い店内は人でいっぱい。
私は一人だったので孤独のグルメよろしくカウンターに座ることができました。
カウンターから厨房内を見ると、二人の若い女性のスタッフもいるのですが、中年のシェフが一人で調理に奮闘していて、ほとんどカオスのような状態。
シェフの表情が悲壮を極めていました。
夜でもやっているというAランチを食べました。

味の方は普通。丁寧に作ればもっと美味しかったかも。
翌日は宿の近所のコンビニでパンやらお弁当、飲み物を買い込み、宿の休憩室で朝ご飯としてパンを食べ、お弁当の方は昼ご飯として会場まで持っていきました。
遠征ではこういった食事の確保が大変だし重要なんです。
早い目に会場に着いたのですが、既に開館を待つ人が長蛇の列。
でも広い会場でしたので前の方の見やすい席に座ることができました。
競技の結果は井原高校のぶっちぎりと言っていい程の優勝でした。
演技が始まってすぐに会場がどよめきはじめました。
井原高校は岡山県の高校なので、高松市は海を隔てた向こう側。
休憩時間に後ろを振り返ると井原高校の関係者がたくさん応援に来てました。(お揃いのTシャツで分かる)
私はちょっと人探ししました。
実は今年の2月に加古川市で行われたTOBAN杯という体操の演技会で、X(旧ツイッター)で知り合った人の息子さん(H君)が井原の応援に来ているということで、会えば挨拶してほしいと言われていたのです。
H君、4歳の頃から体操をしてて、4月から井原高校に入学し、男子新体操をするそうです。
(特別枠での入学で、兵庫県の実家から離れ、寮生活になるとのこと。)
2月にH君から貰った色紙です。(名前部分は消してます)

可愛いでしょう💛
でもH君、この日は、会場は広いし人もいっぱいで見つけることはできませんでした。
H君のお父さんは色んな人に声掛けしててH君を推してほしいみたいです。
心配しなくったって、私みたいなBBAではなく、井原の子というだけで推す人はたくさんいるんです。
この日も、井原の演技には男子フロアの観客より、女子の新体操の応援に来た女子フロアの観客の反応の方が凄かったのです。
(女子は男子の演技を日頃から見ているわけではなく、見慣れていない人が井原の演技を観るとインパクトが凄いんです)
実力がものを言う世界ですし、H君はいけそうです。
なにより本人がやる気満々というのが重要ですね。
というわけで、私は演技がすべて終わると表彰式は見ずに帰りました。
JRの高松から岡山までマリンライナーに乗って帰ったのですが、Xによれば、遅くに帰った人はマリンライナーの中から岡山で燃えている山火事の火が見えたそうです。
その山火事も昨日の雨でようやく鎮火したみたいです。
4月から新年度、男子新体操は見られるものは見ておこうと思います。
春にはいろんなスポーツの高校選抜がありますが、私が行って観てきたのは新体操、それも男子新体操をメーンに観てきました。
というわけで観戦旅行記です。
会場は、四国は高松市にある高松市総合体育館でした。

高松市まで観に行くとすると、どうしても1泊はしなくてはなりません。
認知症が進んでいる兄のことを考えると、外泊は避けたいところですが、23日の団体競技だけ観ることにして、1泊で、ほぼ弾丸で行ってきました。
日程は、22日、家を午後の2時半頃に出れば、6時頃に宿泊施設に到着できます。
翌日の朝、体育館まで行き、競技の終わる2時半までいて、表彰式は見ずにすぐ帰ると23日午後の6時過ぎには帰宅できます。
実は、ぎりぎりまで行くべきか悩んでいたので宿がなかなか取れませんでした。
やっと取れた宿はドミトリータイプ、要するに相部屋です。
私、相部屋は別に構わないのですが、自分のベッドが2段ベッドの上で、垂直の梯子で登らなくてはならないのには閉口しました。
というのも、相部屋といっても部屋ではなく、壁沿いにベッドが設えられていて、前は人一人通れる廊下のような狭さ、荷物は自分のベッドのある空間の枕元に置く仕様。
ロッカーは別にあるのですが、洗面道具や着替えはロッカーまで取りに行くわけにはいかず、結局、何度となく垂直の梯子を昇り降りする破目になったからです。
若い頃は貧乏旅行ばかりしていたので、その頃の山小屋やユースホステルとかに比べると格段に清潔でしたが、とにかく狭苦しくてくつろげない。
何度も垂直の梯子を昇り降りしていると、終いに落ちるんじゃないかと思いました。
(梯子は膝を梯子に対して水平ぎみにしないとつっかえて昇れない💦)
梯子を昇り降りしていて、昔、2段ベッドから転落したシスターの話を思い出しました。
彼女はしばらく意識不明の重体に陥り、それがきっかけで宗教的覚醒だったか臨死体験だったかをしたとという話でした。あまりにも昔に聞いた話なので詳しくは覚えてない。
どっちにしても、私は宗教的覚醒も臨死体験もしたくない。
できれば梯子の昇り降りはご容赦願いたかった。
着いてからの夕食も、一人旅ではいつも悩むのですが、宿の人に聞いて近くの洋食屋さんに行きました。
土曜の夜でしたので狭い店内は人でいっぱい。
私は一人だったので孤独のグルメよろしくカウンターに座ることができました。
カウンターから厨房内を見ると、二人の若い女性のスタッフもいるのですが、中年のシェフが一人で調理に奮闘していて、ほとんどカオスのような状態。
シェフの表情が悲壮を極めていました。
夜でもやっているというAランチを食べました。

味の方は普通。丁寧に作ればもっと美味しかったかも。
翌日は宿の近所のコンビニでパンやらお弁当、飲み物を買い込み、宿の休憩室で朝ご飯としてパンを食べ、お弁当の方は昼ご飯として会場まで持っていきました。
遠征ではこういった食事の確保が大変だし重要なんです。
早い目に会場に着いたのですが、既に開館を待つ人が長蛇の列。
でも広い会場でしたので前の方の見やすい席に座ることができました。
競技の結果は井原高校のぶっちぎりと言っていい程の優勝でした。
演技が始まってすぐに会場がどよめきはじめました。
井原高校は岡山県の高校なので、高松市は海を隔てた向こう側。
休憩時間に後ろを振り返ると井原高校の関係者がたくさん応援に来てました。(お揃いのTシャツで分かる)
私はちょっと人探ししました。
実は今年の2月に加古川市で行われたTOBAN杯という体操の演技会で、X(旧ツイッター)で知り合った人の息子さん(H君)が井原の応援に来ているということで、会えば挨拶してほしいと言われていたのです。
H君、4歳の頃から体操をしてて、4月から井原高校に入学し、男子新体操をするそうです。
(特別枠での入学で、兵庫県の実家から離れ、寮生活になるとのこと。)
2月にH君から貰った色紙です。(名前部分は消してます)

可愛いでしょう💛
でもH君、この日は、会場は広いし人もいっぱいで見つけることはできませんでした。
H君のお父さんは色んな人に声掛けしててH君を推してほしいみたいです。
心配しなくったって、私みたいなBBAではなく、井原の子というだけで推す人はたくさんいるんです。
この日も、井原の演技には男子フロアの観客より、女子の新体操の応援に来た女子フロアの観客の反応の方が凄かったのです。
(女子は男子の演技を日頃から見ているわけではなく、見慣れていない人が井原の演技を観るとインパクトが凄いんです)
実力がものを言う世界ですし、H君はいけそうです。
なにより本人がやる気満々というのが重要ですね。
というわけで、私は演技がすべて終わると表彰式は見ずに帰りました。
JRの高松から岡山までマリンライナーに乗って帰ったのですが、Xによれば、遅くに帰った人はマリンライナーの中から岡山で燃えている山火事の火が見えたそうです。
その山火事も昨日の雨でようやく鎮火したみたいです。
4月から新年度、男子新体操は見られるものは見ておこうと思います。