緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

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マイナポイントの手続きに行ってきました。

2022年12月08日 | 日記
昨日、マイナポイントの手続きの為に市役所に行ってきました。
私の場合、すでにマイナカードは持っていたので、健康保険との紐づけだけになります。

ブロ友のにゃんころりんさんから、そういう場合、セブンイレブンで手続きできると教えていただいたので、セブンイレブンで手続きしようとすると、途中で意味不明な文言が出てきて挫折。
スマホで手続きしようとしてもデバイスが対応していないとかで出来ない。
結局、市役所に行くことになりました。

二度手間になるのはいやなので持っていく物等聞くため、市役所に電話しようとしても繋がりません。
仕方なく昼ご飯を食べ、要りそうな物を持って昼過ぎに家を出て、1時頃市役所に着きました。
ごった返していました。

なんとか受付に行って、あれこれ説明して番号札をもらいました。
その時に言われたこと。
時間(午後5時半)がきたら閉めます。待っている人が多いので、今日中に手続きできないこともある、それでも良いのなら待っていてください。

私は待つことにしました。
結局、私の手続きが終わったのは午後4時40分頃。
3時間40分待ったことになります。
私の手続き自体は5分少々だったかな。

待っている間はスマホでも見るしかない。
トイレには3回行きました。
3時近くになると受付そのものが閉まりました。
その時点から待っても間に合わないと分かっているから。

その頃にやってきたオッサン、激怒して係の人をボロカスに言い始めた。
気持ちは分からないではない。
せっかく来たのに3時くらいで閉まるとは誰も思わないですから。

係の人は黙って耐えていたみたいだけど、いきなり反撃が始まりました。
「殺すぞはないんじゃないですか」って言っている。
罵倒中に「殺すぞ」という言葉があったらしい。
私はちゃんと聞いていなかったので聞き逃したみたい。
確かに「殺すぞ」と言ったら、言葉だけでも犯罪です。

市役所の中で、マイナカード関係の手続きをしている人達は、市役所の職員ではなく、市役所が委託した事業所の人達です。
それも正規の社員ではなく、多分、期間限定で雇われた人達だと思います。
今は公的機関で受付のような仕事をしている人達の大半はそういう非正規労働者で、いわゆる官製ワーキングプアです。

私もそういう仕事をしていて、それが分かっているから、そんな人達に怒りをぶつける気にはなりません。
実際、現役最後の頃には色んな経験をしてきました。
公的機関に来た人達は「お前ら税金でメシ食って、首にもならず安泰や」と言って、高圧的な態度を取ることもあるのですが、誤解も甚だしい。
世の中のこと、何も分かってないとしか言いようがない。

私の後ろでは高齢者に娘さんらしき人が説明している。
マイナポイントでは健康保険証と銀行の口座を紐づけ、ポイントが受け取れるキャッシュレス決済サービスを決めて申し込むのですが、高齢者は銀行の口座にポイントが現金として振り込まれると勘違いしているみたい。
「じゃあなんで銀行の口座が必要なん?」ってことらしい。

それは緊急の給付金等、公金の受取口座をあらかじめ決めておくという意味があるのですが、娘さんの説によると違うらしい。
そうやってその人がどれ程の資産を持っているか国が調べる為らしい。
なんか笑っちゃいそうになった。
普通預金の口座一つ教えたくらいで、個人の資産なんて分からないもん。

もう一組の親子は、待っている間に娘さんらしい人が「もう一度試す」と言ってスマホで頑張り始めました。
途中で「通帳貸して」とか言ってましたが、うまくいったらしく「できたわ」と言って待たずに帰りました。
私、内心、『私のもやってほしい…』。

色んな人がいると思った一日でした。