緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

疑問解消 鴨なんば

2024年03月08日 | 話題
久しぶりに大風邪をひき、家で何もせず休んでいます。
ここ2週間ほど、雨もよく降って、庭仕事もままなりませんでした。

一昨年、家庭園芸の講座の仲間からもらったイチゴの苗、大きなプランターに植え替えたいのですが、今は無理は禁物、おとなしくしています。

書くこともないのですが、家庭園芸の講座で目から鱗というか「そういうことだったのか」と思ったことを書いてみます。

一つは「鴨なんば」について。
「鴨なんば」はなぜ「鴨なんば」というのか、やっと分かりました。
それは大阪の伝統野菜についての講義からでした。

大阪には元々なんばネギと呼ばれるネギが伝統野菜としてあったのでした。
今の難波周辺、そのネギの畑が広がっていたらしいのです。
そのネギの種を京都の人が持ち帰って育て、九条ネギと呼んだらしいのです。
ですからなんばネギと九条ネギは基本同じものです。

ところが京都は早々と九条ネギを京都の伝統野菜として登録してしまいました。
だから大阪がなんばネギを伝統野菜として登録しようとしても「これは九条ネギではないですか」と言われて、なかなか取り合ってくれなかったらしいです。
そこを縷々説明して、なんばネギを大阪の伝統野菜として登録することができたとのことです。

この話を聞けば「鴨なんば」がなぜ「鴨なんば」と呼ばれるか理解できます。
鴨肉となんばネギを乗せた蕎麦という意味なわけです。

ちなみに「鴨なんば」のことを「鴨南蛮」と呼ぶ輩もいますね。
私に言わせると鴨なんばは鴨なんばであって、決して鴨南蛮ではありません。
なんばんとは発音しないのです。
関西人が鴨なんばを鴨南蛮と呼んでいたら、その人はもぐりの関西人で、関西人のDNAをもはや持ってはいないと言っていいです。

関西以外では鴨南蛮と呼ぶところが多いみたいです。
ネギも白ネギを使ったりしている。
なんばネギや九条ネギは高価だし、手に入りにくいので仕方ないですが白ネギは違うだろうと思います。
なんばネギの特徴は緑色の葉の部分を食べることだったらしいですから、せめて葉ネギを使いたいです。

なんばネギの写真です。


実は私もなんばネギを食べたことがありません。
九条ネギはあります。
でも九条ネギはなんばネギを品種改良したネギという位置づけらしいです。
(まったく同じものではやはり具合が悪い?)
なんばネギ、その緑の葉の部分の糖度はフルーツトマト並みらしいです。
いつか食べてみたいです。


古本・CD ・DVD 諸々を売る

2024年03月05日 | 日記
同居している兄が、断捨離なのか終活なのか、本やらCDを処分したいと言い出しました。
兄の考えではゴミとして出すつもりだったみたい。
それは押し留め、売却することにしました。

売れば多少のおこづかいになり、資源も無駄にしないので一石二鳥という考えです。
だから金額は気になりません。
本は文庫本ばかりでダンボール箱一個分でした。

ブックオ×で売ったのですが、68冊で1,910円になりました。
ちょっと驚いたのは、一冊一冊の査定の明細がメールで送られてきたこと。
私はどんぶり勘定なのかと思っていたので『へぇー』って感じ。

明細内容を見ると、いわゆる文庫の毎月の新刊として書店で平積みされていたような本は在庫が多すぎて値段が付かないらしく1冊3円で計算されていました。
もう少しマシで5円。実はそういうのが大半でした。

値段が比較的良かったのは兄の本ではなく、ついでに処分した私が持っていた文庫本でした。
そういうのはベストセラー本ではなく、文庫本でも割とちゃんとした本でした。
たとえば「茨木のり子詩集」260円。

CDもブックオ×で売ろうと思っていたのですが、兄がナイロン袋に入れて大量に出してきたのを見るとほとんどクラシックのある分野。
これは専門店で売った方が良いのではないかと思い、音楽関係の中古CDやレコードを買い取る店に売ることにしました。

家にあったダンボールが足りなくなり、その店に無料で送ってもらったのですが、後から後からCDを出してきて、結局全部でダンボール11箱になりました。

これ以外にもあります。

枚数にすれば1000枚は軽く超えています。
兄の部屋のどこにあれほどのCDがあったか不思議。

たぶん、査定にも時間がかかると思います。
明細は要らないと言っておきました。
実はまだ出てきたものがあり、本やDVDなのでブックオ×に売ろうと考えてます。

さて、幾らになるでしょう。
入金されたらホームベーカリーを買おうかな。