歳を重ねると楽しいとか賢くなるとか・・・・みんな戯言なんだよ。

感じるままに、赴くままに、流れて雲のごとし

旅の空の下で思うことは・・・・

2015-07-26 | 日記

人はどうして旅にでるのか?

突然、楽しくなったり、悲しくなったり、

毎日が忙しい。

感情と言う厄介なイキモノを体の中にため込む僕たちには、

どうにかこうにか気分をすっきりさせる必要があるのだろう。

でないと、呼吸するのも難しくなったりする。

 

そして、僕は旅に出たんだ。

 

クルマの調子は悪くはなかった。

西へ向かった。

 

気分は一向によくはならなかったけれど

東名高速を西へと走り続けようと決めた。

何もかもをすっきりさせるいい時期なんだと思ったからなんだ。

 

変なしこりがどんどん胸の中で大きく育っていく。

そうならないうちに決着をつけておかなければならないんだ。

もう、そのままにしておくととんでもないことになりそうなんだ。

とんでもないことって・・・・どんなこと?

 

そう、例えば・・・・心が壊れてしまうんだ。

冬の日本海の荒波よりも破壊的に・・・・。

 

そんなコトを思いながら、海老名ジャンクションで圏央道へとハンドルを切った。

五箇山へ方向転換だ。

 

悩みを抱えるものは、

やはり、日本海を目指さなくてはならないんだ。

 

荒んだ冬とはいかないまでも、陰湿な、夏でも陰湿な日本海へ向かわなければ

ならないのだ。

 

旅は自らの発見のためではなく、

いままて゜の行いを悔い改めるわけでもない。

 

ただ、帰るべき処に帰るために旅するのだろう。