みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

『おばちゃんチップス』 (DVD)

2007年11月08日 | 映画(DVD含む)
 なんとなく面白そうだな~と思って借りてきました。主演は二時間ドラマの帝王船越英一郎です。二時間ドラマとは違ったノリの船越さんです。
 物語は、船越さん演じる主人公が言語学の研究のために勤めていた建設会社を辞めて、大阪に来る・・・というお話です。冒頭は、大阪のおばちゃんたちの会話をボイスレコーダーで録音しながら盗み聞きしてイントネーションを研究しているのが、言語学的にもおばちゃん行動学的(?)にも非常に面白く見ていたのですが、だんだん船越さんとmisonoの人情ラブストーリー(?)に突入していきます(笑)なので、だんだんおばちゃんモードがなくなっていきます。

 冒頭の「お兄さん、飴ちゃん食べるか~?」は思わず笑ってしまった。個人的にはこのノリをキープしていただきたかったんですが(笑)

 船越さんが下宿しているのは、京唄子演じるおばちゃんが営む昔ながらのおでん屋さん(雑貨屋?駄菓子屋?)。大学の非常勤講師だけでは苦しいので、そこで店番のバイトをしています。おばちゃんが「おばちゃんの自転車壊れたから、表の自転車貸して~」とか、「お風呂上りで喉渇いたから、おでんの汁だけただで飲まして~な~」って・・・・(笑)本当に関西はこういうおばちゃんがいるんですか?!間違いなく静岡とは違うと思っていますが(笑)ま、同じ静岡といえども東部と西部の地域性はだいぶ違うので、一概にどうといえないでしょうけど。

 個人的ツボは学部長の伊武雅刀(白い巨塔を思い出す・・・)と、徳井優かな。長原成樹もツボでしたが。長原探偵が取り立て屋だともっと面白かったんだろうけど(^^;。あと、次長課長の河本も良い味出してました。他にもちょい役でいろんな人が出ているのがツボです。

 あと、なぜかボケはじめた京唄子を川で見つけたシーン・・・・2時間ドラマの崖っぷち(海岸?!)の船越さんを思い出してしまったんですけど(苦笑)

 「おばちゃんチップス」については、話がうまくできすぎですが、心が温かくなれるエピソードばかりでした。