スープカレーにご飯の代わりにミニグリーンサラダをつけてくれるお店でした。これは原始人食的にはOKだなと。思って食べてきました。チキンも柔らかくて美味しかったあ。
新発寒のイオンの中のお店ですー。
写真ははやきたのカマンベールチーズ、北海道は美味しいチーズがいっぱい有ります。
カマンベールチーズに認知症の予防効果があることが
チーズは体にいいのはよく言われることですが、認知症予防効果につてここまでわかるようになったんですねえ。
いつもカマンベールチーズというわけにはいかないけど、カマンベールチーズを食べるときはこれすごいんだねえっておもいながらたべると食べ物への感謝の気持ちが高まっていいですよね。
是非、卵やチーズ、野菜などなど、カラダに良さそうなこと試していきましょう。
以下ケアネットさんからの引用です。
認知機能の低下抑制、カマンベールチーズvs.運動
提供元:ケアネット* 公開日:2019/11/15
東京都健康長寿医療センター、桜美林大学、株式会社 明治(以下、明治)の共同研究グループは、高齢者女性を対象としたランダム化比較試験(RCT)において、カマンベールチーズの摂取による認知機能低下抑制を示唆し、認知症予防の可能性を見いだすことに成功した1)。
2019年11月6日、明治主催のメディアセミナー「人生100年時代に考える認知症予防について~カマンベールチーズの新たな可能性~」が開催。鈴木隆雄氏(桜美林大学老年学総合研究所 所長)が「人生100年時代~認知症予防とBDNF」を、金 憲経氏(東京都健康長寿医療センター研究所研究部長)が「カマンベールチーズがBDNFに及ぼす影響~ランダム化比較試験」について講演した。
BDNF濃度が認知症予防に影響 国内外の研究報告によると、高齢者の認知症の中で最も多くの患者数を占めるのがアルツハイマー病である。現在の日本では、認知症は高齢者人口の約15%を占め、その前駆状態である軽度認知障害(MCI)すなわち認知症予備軍は約13%を占めている。MCIの高齢者の約半数が5年以内にアルツハイマー病に移行することが報告されていることから、鈴木氏は「MCIの段階で予防対策を講じることが極めて重要」と述べた。さらに、「エビデンスの質、科学的根拠のレベルの高さが重要となる中で、これまでの認知症予防の視点での食品研究はほとんどが観察研究だった。今回の試験結果は介入試験からの結果であり、信頼性は高い」と、過去の研究とエビデンスレベルが異なる点を強調し、Journal of the American Medical Directors Association 9月号1)に掲載された研究について解説した。
今回の研究で一番の焦点となったのは、BDNF(脳由来神経栄養因子)の上昇である。BDNFとは、神経細胞の発生・成長・維持・再生を促進させる、いわば“脳の栄養分”とも呼ばれる重要なタンパク質で、脳内、とくに記憶の中枢である海馬に高濃度に存在している。BDNFの血中濃度は加齢や糖代謝異常、そして認知症に伴い減少することが示されており、臨床的に広く評価されている指標でもある。
BDNFの変動については、運動が血中BDNF濃度の増加に寄与していることがこれまでいくつかの研究で示されている。しかし、同氏は「食品とBDNFの関連性についてのエビデンスレベルの高い研究は少なく、今回の研究の意義は大きい」と、述べた。
なぜ“カマンベール”チーズなのか 以前、65歳以上の高齢女性を対象にチーズ摂取と認知機能に関する観察研究を行い、チーズ摂取の有無と認知機能の関連性を明らかにした金氏は、「国内では、アルツハイマー病マウスでのカマンベールチーズの作用が示唆2)されていたことから、今回、実際のヒトを対象として、70歳以上のMCIの高齢女性を対象としたRCTを行った」と述べた。
次に、同氏はチーズの利用価値について説明。チーズは栄養価が非常に高く、タンパク質、ミネラル、ビタミンを効率よく補うことができる食品であり、世界で1,000種類以上も存在する。なかでも、カマンベールチーズには、デヒドロエルゴステロールという神経細胞において抗炎症作用を示す成分が含まれるほか、白カビの作用によりトリグリセリドからオレイン酸が、タンパク質からアンモニアが生じる。
このような過程で生じたオレイン酸とアンモニアが反応し、オレアミドが産生される。これが脳内のミクログリアに作用することで、アミロイドβの除去2)やミクログリアの過剰な炎症を抑制2、3)すると考えられている。
今回の研究では、カマンベールチーズ群と対照チーズ群でオレアミドの含有量を比較。その結果、カマンベールチーズ群の含有量は対照チーズ群の10倍以上であった。また、今回のRCTの結果、血中BDNF濃度がカマンベールチーズ群では対照チーズ群と比較して有意に増加し、ベースラインから変化率が6.18%も増加した。これらの結果を踏まえて、金氏は「血中BDNF濃度が約6.2%も増加するということは、フレイル高齢者が1回あたり60分の運動を2回/週、3ヵ月継続したもの(変化率:7.6%)4)とほぼ同等の効果であり、注目に値する」と述べ、「来年に発表される長期追跡試験のデータから認知機能改善作用が確認できるかどうかが今後の課題である」と、締めくくった。(ケアネット 土井 舞子)
参考文献・参考サイトはこちら
1)Suzuki T, et al. J Am Med Dir Assoc. 2019 Sep 24. [Epub ahead of print]
2)Ano Y, et al. PLoS One. 2015 Mar 11. [Epub ahead of print]
3)Kita M, et al. Sci Rep. 2019 Feb 28. [Epub ahead of print]
4)Kim H, et al. PLoS One. 2015 Feb 6. [Epub ahead of print]
株式会社 明治:カマンベールと認知症
主婦の友の健康1月号でにこたまダイエットが取り上げて頂けることになりました。
10月31日水に東京から取材に来てくれました。
患者さんの体験談も取材してくれていたので、上手くまとまってくれるといいなと思います。
写真は予告です。
今回は、肝臓クリニック札幌のブログより引用です。卵の話しは本当にありがたいですねえ。
美味しくたくさん食べていただければと思いますー。コレステロールをあげるって話にも触れてくれてたんですねえ。
簡単おいしいゆで卵
おはようございます、事務の西山です☀︎
先日テレビを見ていたら、
マツコ・デラックスさんの番組でたまご特集をしていました🍳
鶏卵卸業の方が出演しており、
「たまごの一番おいしい食べ方はゆで卵!」とお話していました。
その番組で、おいしいゆで卵を作る方法が紹介されていたので
ブログに載せてみたいと思います。
①たまごのおしりに穴を開けておく
テレビでは画鋲で穴をあけていました。
殻がつるっと剥きやすなり、白身が滑らかな口当たりになるんだそう。
②冷蔵庫から取り出してすぐではなく、常温にもどしてから茹でる
買ってから3日目がおすすめ!
③18mmの高さの水で、沸騰したお湯から茹でる
90秒くらい箸でコロコロしておくと黄身がちょうどいい位置に来るそうです
茹でたあとは氷水で冷やす
この3つがポイントのようです!
ゆで時間は、半熟・固ゆでの好みによってわかれるとのこと。
(半熟:6分半、ちょっと固め:8分半、固ゆで:10分弱)
マツコさんも試食していましたが、大絶賛でした。
そんなに変わるのですね...
マツコさんは、普段からたまごが大好きみたいで
ゆで卵に割れ目を入れ、くるくると転がして殻を剥いていました。
そんな方法があるとは知らなかったのでびっくりしました!
番組では、たまごを冷蔵庫で保存しておくときに
かつお節や山椒、キムチ、しそ、コーヒー豆、レモンなどと
殻ごと3日ほど密閉容器で保存しておくと風味がついて
フレーバーゆで卵になると紹介されていました!
(コーヒー豆は賛否が大きく分かれるとのこと...)
いろんなたまごを食べ比べていましたが、(合計するとかなりの個数食べていた気が...)
さいごは先程紹介した簡単おいしいゆで卵をごはんにのせて
ぱくぱく食べていました!
前は「コレステロール値が上がる」とよく言われていたことにも
番組内で触れられ、マツコさんは「なんだったの!あれは!」と
おっしゃっていました😳
写真は卵6個で作った、親子丼の具、これで私だとおなかいっぱいになります。
タンパク質ってどのくらいで入れ替わっているか、ふと気になったので調べてみたら。
日本食肉消費総合センターではこんな資料を作っていました。
http://www.jmi.or.jp/qanda/bunrui4/q_062.html
肝臓では2週間くらいで半分入れ替わっていて、筋肉では6ヶ月で入れ替わっている。
卵たくさん食べていいタンパク質をどんどん入れ替えていくといいような気がしてきませんか。
野菜から取るタンパク質も大事なのですが、体調を戻すにはまず動物性でタンパク質をしっかりとって行くのも大事な人がいることが言えそうです。
動物性の蛋白が苦手って言う時は胃腸の働きが蛋白不足で落ちているからと言う話しもあるそうです。少しずつまずは動物性のタンパク質を取るようにしていくと量が増えてくる方が多いとも言われているので、一度は少しずつチャレンジしてみていいのかも知れません。
以下、資料のコピペです。ーーーーーー
タンパク質のターン・オーバーのスピードは?
体内のタンパク質は分解と合成というターン・オーバーにより常に入れかわっています。ターンオーバーのスピードはタンパク質の種類で異なり、肝臓は約2週間、赤血球は120日、筋肉は約180日でその半分が入れかわります。この期間を半減期といい、タンパク質の量がある時点の半量になるまでの期間を指します。
肝臓、腎臓、心臓のタンパク質は半減期が短く、皮膚や筋肉などでは長くなります。また大きな動物ほどターン・オーバーはゆっくりで、筋肉の半減期を見るとネズミは11日、ヒトは180日です。これはネズミ2年、ヒト80年という寿命と関係があるともいわれています。
ターン・オーバーは、タンパク質が役目を果たすうちに変化して本来の働きができなくなったため、あるいは役目の終了と同時に消えなければならないために起こると考えられます。役目を果たしたタンパク質は、細胞内のリボゾームという小器官でアミノ酸に分解され、新しいタンパク質の材料となります。またアミノ酸から窒素部分がはずれると、糖や脂質につくりかえられエネルギー源になります。このようにタンパク質は効率よくリサイクルされているのです。
今年は、迷わずたくさん食べました。それでも一日一食や2食の日もありました。その後しっかり頑張って体調を戻します。
みんなたくさん食べるけど、どんな風に食べてるかしら。たくさん食べるけど、卵とか野菜とか山菜とか増やすようにしながら、お寿司もたくさん食べました。手巻き鮨で卵をご飯代わりにして食べるのは、自分としてはとても食べやすくてよかったです。といっても寿司飯もその後食べることがいっぱい。さて、来週でどこまで戻るか楽しみです。
写真は、検食ででた猪の羊羹でした。楽しい羊羹ですねえ。楽しい気持ちにしてくれるのも大事なこと。もちろんからだにいい食材であればもっといいですけどね。楽しい気持ちはいろんな奇跡をからだに起こしてくれます。引き出していきましょう。
低炭水化物食、減量後も高い代謝量を維持する効果ありと!!ケアネットさんから
低炭水化物ダイエットは高い代謝を維持する効果があると
つまりダイエットしながらエネルギーがしっかり使われるようになると言うこと。
食べなくなるとエネルギーも減って行きそうな感じがしますが、エネルギー代謝がよく回ってからだが活動的になると言うことでもあるのかも知れません。
元気になるという人も多い気がします。
以下引用
低炭水化物食、減量後も高い代謝量を維持する効果/BMJ
提供元:ケアネット* 公開日:2018/11/29
低炭水化物ダイエットは、体重減少維持中のエネルギー消費量を増大することが明らかにされた。米国・ボストン小児病院のCara B.Ebbeling氏らが行った無作為化試験の結果で、BMJ誌2018年11月14日号で報告された。エネルギー消費量は、体重の減少とともに低下し、体重再増加を促す要因となるが、この代謝反応に、長期間にわたる食品構成がどのような影響を与えるのかは明らかになっていなかった。今回の検討で示された関連性は、炭水化物-インスリンモデルで一貫性を持ってみられ、著者は「示された代謝効果は、肥満治療の成功を改善する可能性があり、とくにインスリン分泌能が高い人で効果があると思われる」と述べている。
体重減少後の、高・中・低量炭水化物ダイエットのエネルギー消費を評価 さまざまな炭水化物/脂質比ダイエットの総エネルギー消費量への影響を検討する試験は、米国2施設で2014年8月~2017年5月に行われた。被験者は、18~65歳でBMI値25以上の164例。
被験者はrun-inダイエット期間(9~10週間)に体重を12%(2%の範囲内で)減少した後、炭水化物含有量が違う3つの試験ダイエット(60%の高量群、40%の中量群、20%の低量群)のうち1つを、いずれも20週間受けるよう無作為に割り付けられた。試験ダイエットはプロテインでコントロールし、2kg以内の範囲で体重減を維持するためにエネルギーを調整した。
炭水化物-インスリンモデルで予測された効果の修正について検証するため、サンプルは体重減前のインスリン分泌能(経口ブドウ糖摂取30分後のインスリン濃度)で3つに分類した。
主要評価項目は、DLW法で測定した総エネルギー消費量(intention-to-treat解析)。per protocol解析では、潜在的により正確な推定効果を提示し、目標体重減を維持した対象を含んだ評価も行った。副次評価項目は、身体活動度で評価した安静時エネルギー消費量、代謝ホルモンのレプチン値とグレリン値であった。
体重減前のインスリン分泌能が高いほど低量ダイエットの効果が大きい 被験者164例は、高量ダイエット群に54例、中量ダイエット群に53例、低量ダイエット群に57例それぞれ割り付けられた。
intention-to-treat解析(162例)において、総エネルギー消費量はダイエットによって異なり(p=0.002)、炭水化物含有量10%減少につき、総エネルギー消費量は52kcal/日(95%信頼区間[CI]:23~82)増大する線形の傾向が認められた(1kcal=4.18、kJ=0.00418MJ)。
総エネルギー消費量の変化は、高量ダイエット群との比較において、中量ダイエット群で91kcal/日(95%CI:-29~210)大きく、低量ダイエット群で209kcal/日(91~326)大きかった。perprotocol解析(120例)では、それぞれの差は、131kcal/日(-6~267)、278kcal/日(144~411)であった(p<0.001)。
体重減前のインスリン分泌能が最も高かった被験者において、低量ダイエット群と高量ダイエット群の差は、308kcal/日(intention-to-treat解析)、478kcal/日(per protocol解析)であった(p<0.004)。
グレリン値は、低量ダイエット群が高量ダイエット群よりも有意に低値であった(intention-to-treat解析、per protocol解析において)。レプチン値も、低量ダイエット群が高量ダイエット群よりも有意に低値であった(per protocol解析において)。(ケアネット)
原著論文はこちら
Ebbeling CB, et al. BMJ. 2018;363:k4583.
この写真はクマクマパラダイスです。
この写真は生クリームパラダイスです。
この写真はチョコ生イチゴバナナクレープです。
先日、新篠津の肝がん検診の帰りにスタッフが食べていた生クリームいっぱいのソフトクリームのお店が、狸小路にありまして、行ってきました。
○生クリームパラダイス
ソフトクリーム周りに生クリームを飾り付けるので、とても飽きなく食べられます。
○クマクマパラダイス
生クリームパラダイスの生クリームをクマの形に生クリーム増量されています。イチゴなどが入っています
○チョコ生イチゴバナナクレープ
クレープの中の生クリームの量がすごいです。
この3つを3人で食べる予定で購入。
しかーし、私以外は数口でギブアップ、えー食べるんじゃなかったのーって、残りは私が食べることに。。。
胸焼け半端なかったです。でも、満足。でも、しばらく食べたくなくなりました。すごい量。
原始人食的には、生クリームは食べてもいい食材の中に入りますが、くれぐれも食べ過ぎないようにね。
ホイップクリームも混ざってると思って聞いてみたら生クリームしか使われていないようですと店員さんがいっていました。すごい量です。でも、生クリーム好きなら1つはきっと余裕です。
ゆで卵に飽きてきたらこれがいいなと思って、親子丼の上の具のところの味を薄くしてご飯なしで食べられるようにしてみました。丼いっぱいに6個の卵で、私でもおなかいっぱい。玉ねぎに、鶏肉に食べ放題な感じでした。汁を煮詰めないように薄くしてみています。いろんなアレンジ有ると思いますが、是非こんなお品も。
脂肪肝を克服する食事療法の体験談~卵二個食べのすすめ(にこたま療法といいましょうか)
ってコラムの寄稿がWebで公開されました。
是非見てみてください。何度も繰り返しになるけど、是非一人でも多くの方に試してみていただけたらと思います。
https://sapporo-medicalpage.net/report/archives/1083
脂肪肝を克服する食事療法の体験談~卵二個食べのすすめ(にこたま療法といいましょうか)
生活習慣による脂肪肝が年々増えている
肝臓の病気としてよくイメージされるのは、お酒の飲みすぎによるアルコール性脂肪肝や肝炎、またはA、B、C型などのウイルス性の肝炎から進行した、肝硬変や肝がんだと思います。
近年、注目されているのが、お酒をそれほど飲まない人にも見られる、非アルコール性の脂肪肝(NASHナッシュ)です。
脂肪肝とは、肝臓の細胞に脂肪の粒がたまった状態のこと。
世界3大珍味の一つに挙げられる「フォアグラ」は、カモやガチョウを人工的に脂肪肝にさせて作った食材です。
非アルコール性脂肪肝は、成人の約3割に見られ、推定1000万人と言われる患者数は、年々増加傾向にあります。
糖尿病や高血圧、動脈硬化などと同じく、肥満(内臓脂肪)を下地とする生活習慣病です。
これまで非アルコール性の脂肪肝は、アルコール性肝炎やウイルス性肝炎と比べて、肝硬変や肝臓がんのリスクが低いと考えられてきました。
しかし、実際には非アルコール性脂肪肝のうち、約1~2割は非アルコール性脂肪肝炎を起こし、そのうちの約2割が、10年ほどで肝硬変や肝臓がんに進行することがわかってきたのです。
ウイルス性肝炎はここ数年、新薬の開発が進んだおかげで、かなり治療ができるようになってきています。
そのため、非アルコール性脂肪肝炎から肝臓がんになり死亡した人のほうが、B型肝炎から肝臓がんになり死亡した人の数を上回っているのです。
脂肪肝から肝炎、ひいては肝硬変、肝がんにならないようにするためには、できるだけ早く食生活を見直し、肥満を改善することが重要です。
とはいえ、肥満の改善はなかなか簡単にはいきません。
我慢するダイエットは 続けられない
実は、私自身、ピーク時には128㎏の体重がありました。身長も188㎝と大柄で、長年、柔道とバレーボールをしていたため、もともとがっちりした体形でしたが、128㎏はさすがに太りすぎです。
たびたび不整脈(心房細動)が起こったり、尿酸値が高くて痛風発作に悩まされたりしていました。そして、患者さんには内緒にしていましたが、脂肪肝でもあったのです。
脂肪肝の患者さんには栄養指導をしていましたが、自分自身が太っているのですから説得力がありません。患者さんにも「川西先生に言われたくないよ」と言われていました。
そこで一念発起し、ダイエットに取り組みました。2013年の7月から始め、4ヵ月で8㎏、1年で12㎏、現在は20㎏減の107㎏程度で安定しています。
行なったのは、野菜、魚、肉、卵、キノコや海藻、乳製品、飽和脂肪酸の油(肉の脂、バター、ココナッツ油など)、果物を中心に食べ、ご飯やパン、めん類を控えめにするという、崎谷博征先生の「原始人食ダイエット」を参考にした方法です。
■画像は『にこたま療法』でダイエットした現在の川西先生①。太っていた頃②に比べてスタイルの違いが一目瞭然!
卵二個食べのすすめ(にこたま療法)
現在は患者さん向けに、卵二個と一日の中の1回でも主食のでんぷん質(米やパンや麺)を交換すると言う方法をすすめています。にこたま療法っていうと覚えやすいかな。
さらに、できる方は、2食の主食を交換したり、3回の食事を2回に減らすなども有効と頑張っています。実際自分は一日1回食でも足りる様になっています。いまはこの路線の方法が患者さんも継続しやすいと指導継続しています。
もちろん卵が苦手な方もいるのでそういう時は、納豆や豆腐などを勧めたりしています。
野菜スープもおすすめ
また一方で、野菜をたっぷり食べる方法として、髙橋弘先生の「ハーバード大学式長生きスープ」がとてもいいと思いました。これも取り入れ、患者さんにも勧めています。
私自身は週に1~2回、基本のスープに肉やコンソメを加えて、ポトフのようにして食べることが多いです。
野菜400g、水1ℓで作ったスープを、だいたい娘と2人で1回で食べきってしまいますから、毎日少しずつ食べるとい
うよりも、野菜をたっぷり食べるおかずの一つとして、長生きスープを活用している感じです。
自分自身でダイエットを行い、強く実感したのは、「我慢は無理」ということです。
私が最初に試したのは、肉断ちでしたが、好物を我慢するストレスでみごとに性格が狂暴化するのを自覚しました。家族の食卓に肉料理が出ようものなら、「なぜ肉なんか出すんだ!」と妻に怒鳴る始末で、これはダメだとあきらめました。
「○○を食べてはいけない」と思えば思うほど、食べたくなります。ですから、「ご飯を控えめにする」と覚えるのではなく、「野菜や魚、肉を食べるといい」と覚えてください。
たっぷり食べていい、カロリー計算などしなくていいと思うと、自然に食べる量が減ってきて、やせてきました。
やせてくると、体重計に乗るのが楽しみになり、変化を記録したくなってきます。運動もしてみたくなってきます。最初から体重を量らなきゃ、運動しなくちゃと思うと嫌になりますから、やせて始めて、その気になってから行うのがコツです。
私も現在は、不整脈や痛風、脂肪肝もなくなり、体調がとてもよいです。
肝がんを予防し、健康で生き生きとした人生を送るために、長生きスープはとても役立つと思います。お勧めです。
◆寄稿:医療法人 水色の木もれ陽 肝臓クリニック札幌 院長 川西輝明氏
← 安心6月号2018年是非買って読んでみてください。Amazonにつながるようにしたつもり。
卵二個食いってことで、肝臓が強くなる食生活の紹介として記事にしていただきました。にこたまダイエットって呼ぶといいかしらね。
野菜スープの高橋先生の話が沢山のっています。鉄を取り過ぎないこと、野菜から食べましょうなど、すぐできそうなことが沢山書いているので是非よんでみてください。
あと、B型肝炎とつきあってきた、石川ひとみさん記事ものっているので、肝臓で悩む方には今月号はとてもいい内容になっています。