肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

ハーボニーC型肝炎1型 81歳の女性のつぶやき 少しでも元気で長生きして欲しい

2016年07月31日 | C型肝炎ウイルスの治療
 
ハーボニーC型肝炎1型 81歳の女性のつぶやき 少しでも元気で長生きして欲しい
ハーボニー投与 2016年5月6日処方 5月7日開始 7月29日終了した患者さん。
背景はこんな感じ、◎61例目 81歳女性 高齢まてず ダクルスンベ治療中再燃例

C型肝炎で、インターフェロンしてもつらくて、もう絶対治療しないでそのまま寿命が来るまでほっておいて、って診察に通っていた女性。ALTが高くて進行しているし、何かしら治療をした方がいいですよってはなしながら、ネオファーゲンの治療を続けて、少しでも炎症を抑えましょうと、月1回のペガシスの少量(9μg普通量の20分の1を月1回)をしたけど、それでもだるくて断念しておりました。でも、明らかに進行して肝がんのハイリスク群になっている方だったので、少しでも炎症を抑えるチャンスがあるならと、ダクルインザ・スンベプラ併用療法を行いました。途中陰性化してくれてデータも正常化してくれたので、肝がんの芽が少しでも出ない時期が作れたことよかったと思います。
その後、ハーボニーの投与をすることができて今は陰性化しました。
患者さん自身は、
もうこの年なら治らなくていいと思っていたけど、治ったと聞いたら嬉しいもんだね
と、笑顔で話していました。このままSVRになってくれたらいいですね。

もうよくならなくてもいいんだ、このままでいいのさ、といいながら病院に通院する患者さん。本当は元気になれるならなりたいと思っていることはみんなわかっていると思うのですが、高齢だから医療費高いし私なんかにお金かけるのはもったいないしっていうかたもいます。医師の中でも80超えたら、寿命もすぐ来るんだし、それまで肝がんがでなければ、治療しなくてもいいですよねと言う先生もいます。
私は、基本的には、100歳までは人は本来生きられると思っているので、80歳でもあと20年、その間ウイルスの炎症が続けば充分肝がんでちゃいます。そして肝がんになるかも知れないという恐怖感を持ち続けて生きることの悲惨さ。年取って肝がんで死ねるなら寿命という考え方も有るでしょうけど、老衰で寿命をむかえるのと肝がんで寿命をむかえるのどれだけの差があるか、医療費だけでいえば差はないと思うかも知れないのですが、自分が自分の家族がと考えるだけでもコスト以上の意義がある気がしてなりません。
人生の先輩方が、幸せに過ごしてくれる姿を見ながら生きていくこと、それがその後に続くみんなの幸せのためには欠かせないことなのではないかと思えてならないです。
 写真は、高松の山田やっていううどん屋さんの風景です。おいしかったあ。

C型肝炎全てのゲノタイプに効く薬 アメリカ肝臓学会の集会で(2015.11.13~17)

2015年12月07日 | C型肝炎ウイルスの治療
 
1日1回1錠のC型肝炎治療薬
全ゲノタイプで有効性と安全性を確認
メデイカルトリビューンの記事に記載がありました。いよいよ具体的な薬として、C型ならこれねって時代が来ていると言えます。
耐性とか言わず効いてしまう、そんな薬になっていく流れが出てきている気がします。
ソフォスブビル(400mg)とvelpatasvir(100mg)の合剤(SOF/VEL)の安全性と有効性が確認された研究が発表されています。C型肝炎ウイルスゲノタイプ1から6型を問わず12週投与で、12週後の陰性化が95から100%です。とうとうこういう時代が来ましたねえ。ゲノタイプなんて調べなくてもいいんですよーって。言える時代が来るなんて。。。すごすぎる。

ソホスブビルの副作用の疑い 徐脈 心臓の副作用疑い 他剤併用のパターンです

2015年11月17日 | C型肝炎ウイルスの治療
 
ケアネットさんで、ソホスブビルで徐脈の副作用の警告がでていました。
他の薬も飲んでいるパターンだったので、総合作用などの可能性もあると思われますが、慎重に経過を診つつ、安易に中止しないことが重要と書かれています。ソバルディやハーボニーもすでに心臓については注意をしている薬ですが、動いたときの息切れとか、動悸(どきどきする感じ)、立ちくらみや、ふらつきなどの症状がある場合には主治医に相談するようにして下さい。

C型肝炎薬ソホスブビルでまれな副作用:徐脈性不整脈に注意
2014年にソホスブビル投与を受けた慢性C型肝炎患者415人のうち3人が、脈が異常に遅くなる徐脈性不整脈を発症した。3人とも、他のC型肝炎薬(ダクラタスビル、シメプレビル、リバビリンなど)を併用していた。とのことでした。

原著論文はこちら
Fontaine H, et al. N Engl J Med. 2015; 373: 1886-1888.

 
 
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ダクルインザとスンベプラ開始53例(うち終了53例) 11月13日更新 全て終了

2015年11月13日 | C型肝炎ウイルスの治療
 
 
追記が多くなってきたので、途中からにしました。2015年5月15日以降はまだ再燃の方はいないので、ウイルスの陰性化率は変わっていません。
2015.4.28時点で陽性化した方は、終了後の陽性化は30例中1例、7例目、
治療中の陽性化は52例中7例、11例目、14例目、30例目、35例目、38例目、46例目、49例目
1例目の方が3ヶ月で中断となったので、SVRになればうちではいちばん初めのSVRとなる。
5月15日追記 53例目の方11月12日開始していました。肝がん後で治療終了時に再発確認し治療へ、陰性化していたので肝機能も改善し手術をしやすくなりました。
5月27日追記 治療後の再燃は7例目の方1名
6月5日追記 1例目の方中断後5ヶ月陰性でした。投与期間は3ヶ月だけど消えてる感じ。
6月17日追記 1例目の方、24SVRとなりました投与期間が肝がん治療になり12週間と短くなりましたが無事SVRとなりよかったです。
6月18日追記 SVR12の方にSVR12を追記
6月19日追記 37例目の方、終了後1週間がだるみが強かった、髪の毛の抜けがまだ続いている、その後は倦怠感は回復。治療前からのふらつきは変わらずと
6月24日追記 26例目の方食欲回復まで2ヶ月かかった
       44例目の方 終わりぎわに筋力低下痛みが増強して終了後一ヶ月もとりきれていない。
37例目の方 7月10日追記 皮疹はよくなってきた。ご主人からは元気になってきたと
7月22日追記 22例目の方 3ヶ月目で陽性化 4.7 終了後3ヶ月頃から腰痛が出て体のだるみも出てきていたと
7月23日追記 50例目の方 7月11日一ヶ月後RNA陽性 4.9 Y93、L31なしの方
7月25日追記 24例目の方 7月16日2ヶ月後でRNA2.6再燃 Y93、L31なしの方
8月6日追記 53例が終了となった
8月7日追記 5例目の方 1.2未満プラス 終了後5ヶ月目で陽性化 ALTは正常化続いている
スライド計算間違いありました。修正しました。
2015年11月13日追記 28例目の方 肝硬変だったので待たずに治療、シメプレ後だったがSVR達成できた。10月でSVR達成 前の先生に5年しかもたないと言われていた、あんなに苦労していた治療がこんなに簡単に治ってくれて、とても嬉しいと涙ぐんで喜んでくれていた。

記号の意味 ◎治療中の陰性化 ☆注意を要した場合 △陽性化 ○SVR24達成

2014年9月3日水開始組 2015年2月18日終了

○☆◎SVR24 1例目は、肝がん治療後で待ったなしの患者さん、2週後ウイルス量1.7 4週目1.2未満検出あり 10月15日採血にて肝機能の上昇あり経過を診ていきます。
10月28日追記 ALT100台に改善、調子もいい状態
11月12日診察にて10月頃からふわふわする感じありと
11月19日追記 8週目RNA1.2未満ケンシュツセズ
12月18日追記、肝がん再発にて治療中断
3月3日追記 2月3日中止後2ヶ月陰性確認
4月1日追記 3月3日ウイルス陰性 6月陰性ならSVR 疲れもとれやすくなって太ってきた。
5月1日追記 4月1日もウイルス陰性
6月5日追記 5月1日もウイルス陰性
6月17日追記 6月5日もウイスル陰性 24SVRとなりました
投与期間が肝がん治療になり12週間と短くなりましたが無事SVRとなりよかったです。
6月24日追記 26例目の方 終了後 食欲回復まで2ヶ月かかった


◎SVR12 2例目はうつ症状が出やすいのでインターフェロンはあきらめていた患者さん、2週後ウイルス量1.2未満陰性化、4週目も陰性
10月1日追記 その後体の中からかゆみがある感じが続いているとのことでした。抗がん剤の経験があるのでこのくらいならへっちゃらですって感じの患者さんです。10月15日追記症状の悪化無し楽ちんとのこと
◎SVR12 3例目はインターフェロンの副作用がしんどくて血小板も10万を切っていていた患者さんです。2週後ウイルス量1.2未満陰性化、4週目も陰性 10月15日追記パーキンソンの症状の自動症が改善しているとのこと
10月1日追記 持病の薬の副作用が強くなっていますが、何とか頑張れそう。
どなたも週1回血液検査で肝機能をチェックしながらとしています。
9月17日追記 2週間後どの患者さんも副作用が全然無くて楽ちん、肝機能障害も正常化してきているので喜ばれています。
この調子でいって欲しいです。
10月10日追記 調子は皆よくなってる感じ

9月5日金開始組 2015年2月20日終了

◎SVR12 4例目の方は女性で待たずにした方がいい方で、耐性ウイルスのチェックを希望しなかった方、2週間後ウイルス量2.0 4週後1.2未満検出あり
気管支炎があって咳が結構出てたのが治まってきた感じと10月3日追記
10月29日追記肩から首痛みあり、シップなどでしのいでいる、継続はしていないと
11月14日開始前からあった皮膚症状は変わらずと
11月21日追記 8週目RNA陰性化
3月20日追記 投与中不眠があったが終わったら改善してきたと

◎SVR12△ 5例目の方は男性でY93とL31は無く168と80はある方でしたが急いだ方がいい方なので開始としています。2週後1.2未満検出せず陰性化
9月27日追記 2週間後1.2未満陰性化顔のピリピリ感が以前よりありそれが少し強くなってきたようだとのことでした。
10月3日追記 その後ピリピリ感は変わっていないとのこと
9月20日追記 2週間後 4例目、5例目の方もALTが正常化してとても喜ばれていました。
10月10日追記 調子も順調
8月7日追記 1.2未満プラス 終了後5ヶ月目で陽性化 ALTは正常化続いている


9月10日水開始組 2015年2月24日終了
◎SVR12 6例目女性で急速に肝硬変へ移行している方、耐性チェックは無しで、かゆみ、吐き気下痢が出ているが何とか続けれそう 2週目ウイルス量2.5、10月15日追記4週目RNA1.7
10月22日追記からだの倦怠感著明に改善が治療前と比べてとても楽になったと
11月14日追記8週目RNA1.2未満検出せず
12月13日追記 12月始めめまいの副作用強く入院 減量
3月18日追記 薬終了して、吐き気や下痢は治まり元気になってきた、下枝の脱力腰の痛みがまだあるので、それが回復してくれたらと

◎終了後△7例目は、高齢女性で、まだ待てそうなこと説明するも進行や発癌が心配ということで耐性チェックをせず早くというかた、症状無し 2週目ウイルス量1.2未満検出 10月15日追記 1.2未満検出せず達成、
11月4日診察 開始後 1週間後くらいに、元気出てきてる感じあったと
4月29日追記 終了後1カ月め 2.8陽性化(修正しています2015.5.27)

◎SVR12 8例目は、男性で進行が早く待てない方耐性チェック希望せず 貧血も進行せず症状無し 2週目ウイルス量1.2未満検出せず
10月15日追記 4週目検出せず継続
◎9例目は、インターフェロンでのうつが出やすいかた、耐性すべて陰性で開始 腎障害があるので経過を診ていくエディロールを止めてみる 2週目ウイルス量2.0 10月15日追記 4週後検出せず
1月14日追記 節々が痛いこわばり感がある内服開始からあったが、薬飲みたくないので副作用がまんしていると今になって教えてくれた

2週間後6例目の方が吐き気と下痢の症状が出ていましたが何とか耐えられそうとのことでした。以前よりいろんな薬の副作用がでやすい方なので何とかしのげるといいのですが。他の方は楽ちんで経過していました。

9月17日水開始組 2015年3月3日終了
◎10例目は、インターフェロンでの皮膚症状が強く、進行も早くなっていたので耐性チェック無しで開始 2週後診察で顔のむくみの増強あり、前回ペガシス単独でも出ているので、様子みます。1週後RNA2.0(月またぎのため一週でチェック)
10月22日追記4週目RNA1.2未満陰性

9月19日金開始組 2015年3月5日終了
◎△11例目は、肝癌治療後でまったなし、高齢(79歳)、耐性チェック無し
10月3日追記 1週目RNA1.9 からだの倦怠感がなくなった。食欲が出ている。体温も36度から35度に下がったと。
10月28日追記 4週目RNA1.2未満検出せず 体のだるみも寝たらとれるこんなに嬉しいことはないですと
11月19日追記 8週目陰性持続
1月23日追記 16週目RNA2.7再燃
2月20日追記 20週目RNA5.4中止

◎12例目は、肝癌治療後で待ったなし、インターフェロン不適格、耐性チェック無し
10月3日追記 1週目のRNA1.2未満検出あり 吐き気が出て夕方治まる感じ、もともとにおいで吐き気出やすい方
10月28日追記 4週目RNA1.2未満検出せず

9月26日金開始 2015年3月12日終了
◎13例目 肝がん治療後肝硬変 耐性調べず 待てない 1週後RNA1.6
11月14日追記 5週目1.2未満検出せず

10月1日水開始 2015年3月17日終了
○△再燃14例目 肝がん治療後 体制調べず 待ったなし 10月15日追記 以前から有ったむくみ改善腎不全気味で尿の回数多かったのが改善してきた
10月22日追記2週目RNA2.0
11月20日追記 ウイルスは再上昇してしまったが、症状はとても楽で、おしっこの出が悪かったのがよくなってきたと体の症状はよくなっている。

◎15例目 肝がん治療後 耐性調べず 待ったなし 10月15日追記 頭痛が以前あったのがよくなっている。体にあったくも状血管腫が薄くなってきた。
10月22日追記2週目RNA1.2未満検出せず陰性化達成
1月14日追記 開始時より頭痛吐き気が強くやめたいくらいだが、インターフェロンのときよりはいい、何とか頑張って続けたいとがんばっている

10月3日金開始 2015年3月19日終了
◎16例目 血小板12万 ALT60前後 高齢の方 待てない 耐性調べず かゆみなどが出やすい方
10月28日追記 2週目RNA1.6
11月20日追記 6週目RNA陰性化
12月13日追記 下痢嘔吐の症状急性腸炎か副作用か
12月18日追記 腸閉塞となり一時中断

◎他医フォロー 17例目 血小板11万 AFP9.9 ALT80前後 待てない 耐性調べず 下肢の筋力の脱力ありで開始
10月28日追記 2週目RNA1.6他医フォローのためその後なし
12月13日追記 11月15日6週後RNA陰性化 連絡あり 下肢の脱力感出てきているが減少して継続中

10月8日水開始 2015.3.24終了
◎18例目 肝癌治療後 耐性調べるが、まてないので開始
10月28日追記 2週目RNA1.2未満検出せず

◎19例目 肝がん治癒にて またない 開始
10月28日追記 2週目RNA1.6
12月3日追記 6週目RNA1.2検出せず

◎20例目 高齢なのでまてないから調べなくていいと開始 血小板10万
10月28日追記 2週目RNA1.2未満検出せず
1月14日追記 年末発熱にて入院感染症合併回復傾向 ウイルス性の風邪だったよう
◎21例目 待ったなしで耐性調べず開始 10月22日追加症例
10月28日追記 2週目RNA1.2未満検出せず
11月5日追記 かゆみも何もなく体が軽くなった感じと 体重は増えてるけどね


10月15日水開始 2015.3.31終了
◎22例目 耐性調べY93とL31なしQ80とT54があった 高齢なので開始 ソブリアード効かずが効かなかった理由が分かった
10月29追記 5日目に37.8の発熱嘔吐多数があったが1回だけの症状 かゆみがでてくる頭と背中
11月4日追記 2週目RNA1.2未満検出せず
2015.7.22追記 3ヶ月目で陽性化 4.7 終了後3ヶ月頃から腰痛が出て体のだるみも出てきていたと
◎☆23例目 耐性無し確認 肝癌治療後待ったなし
11月4日追記 2週目RNA1.8
11月19追記 4週目RNA1.2未満検出
12月13日追記 12月5日ALT上昇 5日後上昇無いのを確認 週2回採血で経過観察 300台前後12月27日まで、1月9日100台に低下4週間で100台に下がった、2週間300台だった。ビリルビンが2弱まで上がった。
1月21日AST49、ALT52と低下にて1週間おき採血へ


10月21日火開始 2015.4.6終了
◎△24例目 高齢73才待ったなし Y93とL31の耐性はなし
11月8日追記 10日後RNA2.0
12月13日追記 4週目RNA陰性化
7月25日追記 7月16日2ヶ月後でRNA2.6再燃


10月22日水開始 2015.4.7終了
◎25例目 高齢血小板7万、まてず開始 耐性調べず
11月14追記 1週目RNA1.7
11月27日追記 4週目RNA1.2未満検出せず

10月29日水開始 11月1日追記 2015.4.14終了
◎26例目 肝がん治療後、PSEにて肝不全改善単独療法で陰性化ならずだが発がん抑制を継続していた方
12月3日追記 4週目RNA1.2検出せず
1月21日追記、1月に入り高ca血症あり、薬減量へ、ダクルとスンベも今日から半量へ
飲み始めてからとにかく倦怠感食欲不振あり、薬処方
重質酸化マグネシウムと牛乳をたくさん飲んだことが原因と思われた
6月24日追記 食欲回復まで2ヶ月かかった


11月5日水開始11月6日追記 2015.4.21終了
◎27例目 ALT80前後 耐性調べるが結果を待たずに発がん抑制を優先したいと開始
11月27日追記 2週目RNA1.2未満検出
12月3日追記 31と93の耐性無し168が弱陽性
◎28例目 ALT50台 肝硬変進行あり 耐性調べるが待てないので開始
11月27日追記 2週目RNA1.2検出せず
2015年11月13日追記 10月でSVR達成 前の先生に5年しかもたないと言われていた、あんなに苦労していた治療がこんなに簡単に治ってくれて、とても嬉しいと涙ぐんで喜んでくれていた。


11月12日水開始11月14日追記 2015.4.28終了
◎△29例目 肝硬変利尿剤で代償期として助成 倦怠感強い人
12月3日追記 2週目RNA1.7
12月18日追記 4週目RNA1.2未満検出せず
4月3日追記 3月20日採血でRNA1.3陽性 熱が2,3日2週間でてた、乳房の化膿があった

◎△再燃30例目52歳 肝癌治療後 耐性調べながら 待てないので開始
12月3日追記 2週目RNA1.2検出あり
12月16日追記 4週目RNA1.2未満検出せず
1月23日追記 1月7日採血 RNA5.7再燃

◎31例目 肝癌治療後まったなし 開始 少量していた
12月3日追記 2週目RNA1.9
12月16日追記 4週目RNA1.2未満検出あり
1月14日追記 8週目RNA検出せず

◎☆32例目 耐性調べ L31FMV判定不能 Y93陰性 D168E弱陽性 T54A判定不能 肝がんハイリスク開始
12月3日追記 2週目RNA1.2検出せず
1月21日追記21日データAST124、ALT157と上昇週一採血へ

◎33例目 倦怠感強い 高齢でもあるので開始
12月3日追記 2週目RNA1.2検出せず
1月10日追記 1月7日1カ月後肺炎にて入院 薬のせいでは無い感じ薬は継続
◎53例目 肝がん治療後にてまてず 他院で継続 終了時陰性 肝がん再発にて治療へ
 データ改善したのでやっていてよかった

11月25日火開始 2015.5.11終了
○34例目 高齢 待てない
12月16日追記 2週目RNA1.3

11月26日水開始 2015.5.12終了
◎△35例目 他病あり 血小板低下 待てない 開始時採血で耐性チェック
12月16日追記 2週目RNA1.8
1月1日追記 4週目RNA1.2未満検出あり
1月7日採血 6週目RNA1.2未満ケンシュツセズ陰性化
4月15日追記 3月4日1.8、4月1日採血で、陽性化 6.2

◎36例目 肝がん治療後 ゲノタイプ1 耐性チェックもだしてみる。
12月16日追記 2週目RNA検出せず


11月28日金開始 2015.5.14終了
◎37例目 y93とl31なし 168弱陽性 80陽性 待てないので開始
12月18日追記2週目RNA1.2未満検出
1月21日追記4週目RNA1.2未満検出せず
7月10日追記 皮疹はよくなってきた。ご主人からは元気になってきたと


12月1日月開始 2015.5.17終了
◎△38例目 まてず 開始 (耐性ウイルスD168A陽性 168T弱陽性 Q80陽性あとから判定)
1月19日追記 12月29日4週後1.2未満検出せず
2月2日追記 1月19日1.2未満検出ありとなった 無効例5例目になるか経過を診る
3月17日追記 2月23日採血でまた検出せずとなった。不思議


12月3日水開始 2015.5.19終了
◎39例目 肝がん治療後待てず 耐性は調べてて開始
12月24日追記 2週目1.2未満検出あり
1月21日追記 6週目RNA1.2未満検出せず
◎40例目 高齢はやく治したい 耐性調べず
12月24日追記 2週目RNA1.9
1月21日追記 6週目RNA1.2未満検出せず
4月1日追記 倦怠感とれて元気に体重が増えてきた。


12月8日月開始 12月8日追記 2015.5.24終了
◎41例目 Y93h弱陽性待てないのでする、血小板13万 AFP5以上へ上昇あり
1月5日追記 2週目RNA陰性化


12月10日水開始 12月13日追記 2015.5.26終了
◎42例目 Y93陽性あるが血小板低下12万あり、発がん抑制希望にて開始
1月1日追記 2週目RNA1.2未満検出あり
1月21日追記 4週目RNA1.2未満検出せず

◎43例目 80と168と31と93弱陽性 効果はあると思うが絶対ではない説明して開始
1月1日追記 2週目RNA2.5
1月21日追記 4週目RNA1.2未満検出あり
2月13日追記 8週目RNA1.2未満検出あり
3月20日追記 12週目RNA1.2未満検出せず
◎44例目 耐性調べ陰性開始
1月21日追記 4週目RNA1.2未満検出せず
頭がぼわっとした感じ風邪ひいたような感じがある、1回熱が38度出たが熱冷ましでおさまった
2015.6.24追記終わりぎわに筋力低下痛みが増強して終了後一ヶ月もとりきれていない。


12月12日金開始 12月13日追記 2015.5.28終了
◎45例目 肝がん治療後待てない
1月21日追記 2週目1.8 4週目RNA1.2未満検出せず


12月17日水開始 12月18日追記 2015.6.2終了
△46例目 肝がん治療後待てず、耐性チェックにてQ80陽性 D168陽性 93,31陰性
1月14日追記 2週目RNA3.0 皮膚のかゆみとのどの違和感あり、以前のインターフェロン療法からみれば大したことないと
1月21日追記 4週目RNA4.9 減らず。。。


1月7日水 2015.6.23終了 
◎47例目 ASTALT高値高齢でもあり待てない 耐性はチェックした結果未
1月22日追記 2週後結果d168eとY93H弱陽性
2月13日追記 4週目1.2未満検出あり
3月18日追記 8週目1.2未満検出せず
◎48例目 Y93h弱陽性なので開始
2月20追記 10日目RNA2.4
2月25日追記 6週目RNA陰性化


1月9日金 2015.6.25終了
◎△49例目 高齢で待てず
1月30日追記 2週目1.2未満検出あり
3月1日追記 6週目検出せず
4月24日追記 4月17日採血3.4検出あり 倦怠感もとれデータも正常化継続、進行を止めれている状態となった。

1月10日土 2015.6.26終了
◎△50例目 Y91L33ないので168弱陽性なので大丈夫 ALT50こえ持続の人待てないの開始 シメプレ無効
2月14日追記2週目1.2未満検出あり 4週目1.2未満検出せず
7月23日追記 50例目 7月11日一ヶ月後RNA陽性 4.9

51例目 83歳高齢 インターフェロン不対応 本人気が変わり中止。

2月18日水 2015.8.5終了
◎52例目 他院で開始 肝硬変でまてず、耐性結果でる前に始めた L31,Y93陰性 168弱陽性
4月8日追記 2週目 RNA検出せず
4月8日1カ月くらいたったら倦怠感とれてきた感じがすると
8月5日受診にて、終了確認 地元の先生がこんなに副作用が少ないならと患者さんに勧めていると


10月10日追記 耐性ウイルスではY93が陽性のため次を待つという方が3名いました。
11月5日追記 Y93陽性あり待てる方1名
11月14日追記 Y93あり待てる方2名

肝がんが再発が疑われるため開始できなかった患者さんもいました。肝がんがあってもウイルスが消えてくれて炎症が落ち着くと肝がんの治療もやりやすくなるから、肝がんの縛りはなしにしてくれたらいいのになあと思ったりもするんだけど。。。いつかかなっていくかなあ。

写真は薬剤耐性変異の分類で、メデイカル朝日でわかりやすい図があったので、抜粋させて頂きました。
一番上の帯状のところがC型肝炎ウイルスの遺伝子の並び方で、それぞれ矢印の部分が薬が効く部分、そしてその薬、一番下の四角の欄が薬剤耐性を示す遺伝子の部位の名前です。
今回の薬に対しては、真ん中の下の部分L31とY93が一番問題となっているので、ここの変異がなければまずは大丈夫として治療に入ります。D168については、耐性がでてもだんだんと消えていくことが確認されている(1年後で15%まで減る85%は消えている)。でも治療前になくても治療後出てくることもあるので、そうなると次の治療が効きにくくなる可能性が有ると心配されています。もっと効く薬がそれをしのいでくれると期待して、炎症を早く止める人は治療を開始していくことになるんだけど。早く確実な薬が出てきて欲しいです。
 
 
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ダクルインザとスンベプラが効かなかった方へ 次へ進むために 追記再掲載

2015年11月02日 | C型肝炎ウイルスの治療
 
 2014年9月から使えるようになった、ダクルインザとスンベプラについて、耐性ウイルスがあるからと治療を待てる状態にある方はそのイメージで過ごして頂くことが大事です。しかし、使う方がいいと判断にて開始した患者さんで効果が無かった方にはいろんな話が出てきているので少しでも安心できるようにと書いてみました。安心するために都合よく書いているところがあると思う方もいるかとは思いますがこう思うことが大事だと思って書いています。
2015年4月30日作成

ダクルインザ・スンベプラ併用療法で効果のなかった患者さんはとても心配になっている方がいることと思います。ダクルインザとスンベプラでウイルスが消えなかったことは残念ではありますが、ハーボニーをすぐ使うことで6割でも治れば御の字の患者さんはいます。9割が治って、残りの1割の6割が治れば、96%がなおる。8割が治って残りの2割が6割なら92%がなおる。のこりの4%、8%の患者さんは、まったく意味が無いという結果にはなっていません。その間に消えるウイルスは消えますし、肝臓の再生や肝がんになりそうな細胞が確実に減ります。今の治療ではウイルスが消えきらないだけで、肝がんや肝臓にはプラスの効果があり得ると言うことわすれないでください。
本当に待てない患者さんにとっては、ダクルとアスナで治らなければ耐性が出来て大変なことだと説明する先生も多いのですが。。。
完全に治る治療を待つ間に肝がんができる可能性が有るなら、待つべきではない方がいます。本当に肝がんができたら治療が間に合わない人がいます。そういう人には、少しでも早くできる治療が必要です。確実に治るのを待てる状況にない。それを認めてくれる余地のある助成制度になって欲しいです。
繰り返しになりますが、
ダクルインザとスンベプラを使って効果がなかった患者さん、一息肝臓がついてくれています。そして、急がざるを得ない状況ではなかったのに使ってしまったと思っている患者さんは、それ以上に肝臓は一息ついてガンの芽が出来にくくなっていますので、より効果の高い次の治療を待てる時間が作られた方がほとんどであるとおもいます。
11月1日追記

20年以上前、インターフェロンの効果がないと、意味がない、まったく元に戻って辛いだけと言う説明をしていた先生方沢山いました。でも、インターフェロンの時でさえ、何度も繰り返すことで効くようになった患者さんがいました。そして、効果がないと言われても続けたことで発がん抑制の効果はあり得るというデータも出てきました。
その使われ始めた当時は、効果がなければ肝がんの抑制がないと言われたりもしていました。でも、いまは、効果があるって言う先生がほとんどです。

ダクルインザとスンベプラも、陰性になった方にとっては間違いなく、効果があっていい薬と言うことが言えると思います。ただ、陰性にならなかったらまったく効果がないとか、それによって耐性ができて治療しないよりさらに悪いことにつながるという話は、言い過ぎと思っています。結果論で待った方がよかったという話はあり得ると思いますが、本当に発癌がゼロに近い状態で待てる方は、私の担当している患者さんにはそうそういません。(もちろん担当する患者さんの進行度合いが病院によってもかなり違うので、あまり参考にならないかも知れません)発がん抑制についてのエビデンスはこれからですが、陰性化したり,ALTが正常化したりしたかたについては、間違いなくその分発癌は遅れているはずです。それが、どのくらいの期間に相当するかは今後の研究で見えてくると思いますが、今までのインターフェロンでもここまで肝予備能を回復させてくれた薬はありません。(最初からダクルとスンベが全く効果が無い方については、この薬で効果がなかったと言うことが次の薬を使う上で重要になりますので、これもよかったと言っていいと私はとっています)
なので、肝がんになる危険性があると判断して使った方については、発癌の芽が出る前であれば数ヶ月でも発癌の時期を遅らせることにつながっていると思われます。これはこの間の治療の反応から見てもまず間違いないでしょう。待っている間にガンの芽ができてしまったらそのあとになんぼ治療をしても消せなくなることがあるのです、だから、発癌の危険をもっていると判断して治療しているなら、ALTの改善、ウイルス陰性化といった効果があれば間違いなく時間を稼げたと思います。
なので、やらなければよかったと思うよりやってよかったと思うようにして下さい。そしてそう思う方が次の治療を効果的にしてくれます。
自分が必要な治療に巡り会うイメージを常にもって過ごして下さい。

少なくても、私の20年の肝臓専門医で治療してきた流れから、今回のダクルインザとスンベプラがきかなかった方にはこういう説明をしています。

そして、まちがいなく耐性ウイルスをやっつける薬がでてきます。早いほどもちろんいいですけどね。私の予想では、稼いだ時間の間に出てくれるくらい早いと思います。それはもうある薬かも知れません。100%ということは難しいかも知れませんが、最終的には、いろんな作戦で到達するレベルには行くと思います。そこは、先生方が必ず作ってくれると信じましょう。C型肝炎ウイルスの飲み薬は10年前には、出てくると予想し切れた人はいませんでした。それがもう出ているのですから、耐性のウイルスへの薬も間違いなくできてきます。その間できるだけ肝臓を元気に保つこと、待つことなく絶え間なく元気に保つようにイメージしてがんばっていきましょう。

やはり何でも効く時代が来ます C型肝炎のゲノタイプに関係無く ソホスブビル絡めて 2015.8.8作成

2015年09月27日 | C型肝炎ウイルスの治療
  
 今日はニュージーランドのEd Gane先生の話を聞くことができました。世界では20万人以上のソホスブビル関連のデータが有り、いろんな組み合わせがでていること。日本ではダグラタスビルとアスナプレビルの組み合わせでの耐性の話が問題になっていますが、これだけの数の治療がされていて、ダグラタスビルとアスナプレビルによる耐性ウイルスの組み合わせがあるはずなのに問題になっていないと言うことは、ソホスブビルを使っていくことで治る組み合わせがあると言うことを示している気がしてなりませんでした。
実際、治験ではソホスブビルで再燃した患者さんでは耐性ウイルスがでていないとのこと、ってことは、効果がたりなかったということを示している可能性が有って、12週ではなく24週であればウイルスが消える可能性が有ると言うこともあると思われます。
実際、ヨーロッパでは12週を24週にして効果があったという報告もでているそうです。2015.8.8作成

日本のハーボニーではダクルインザとスンベプラで問題になっている。L31、Y93の耐性があっても来ていることは確認されています。あとは数の問題になるのですが、この間の検討を見ていると効かないはずがない気がします。安心できるデータが早く揃って欲しいですね。

そして、現在C型肝炎の治療は内服薬のみの治療がゲノタイプにあわせての治療になっていますが、ゲノタイプに関係無く治る薬の組み合わせが現在検討されているという研究(GS5816+SOF+GS9857って3剤の合剤になるそうです)も出ていると言うことで、予防に使ったりする感覚にもなりそうって、すごい時代になった物です。

そうなれば、今調べている耐性や型はまったく問題なくなっちゃうんですよね。ハーボニーについてはすでに耐性を調べる必要がないって言われるようになってきているって。それって逆に耐性があっても効くってことですからねえ。ダクルインザとスンベプラについても言えてしまうかも知れないと期待したいところです。
 
 
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ハーボニー開始で気になる症状 ソバルディも共通な感じ ふらつきやうつ状態には要注意

2015年09月25日 | C型肝炎ウイルスの治療
 
 ソバルディとハーボニーを使いっていて気になる症状、注意すべき症状のある患者さんの状態報告したいと思います。参考になれば幸いです。
ハーボニー11例目 68才女性 1b 高ウイルス量 5.1
背景 ペガコペ少量で陰性化するも再燃、少量長期などもチャレンジしていた方
   シメプレとペガコペ少量で陰性化するも 終了後16週目で陽性化
   2014年12月3日水 バニヘップ試みるも 陰性化ならず中止
      1月21日追記 6週目RNA4.0 2月14日追記 8週目RNA2.7
   今回のハーボニー待ちとした
9月25日追記  ふわふわ感が出てきてあまり調子よくない
       10日から飲み始めて、8時のんで11時にすごいだるみがでて1時間くらいでおさまり
       1週くらいででなくなってきた。
       IFNのときの倦怠感とは明らかに違ってすっきりいしてるけど、具合悪い感じだったと
       食欲も落ちているが、IFNほどではないので、治療中にお出かけできてるのは
       とても嬉しいと
       2週目からふわふわした感じと立ちくらみが有り気を付けている。
       具合悪いときはワイパックスとレンドルミンでしのげている寝れているとのこと。
       副作用が出やすかったひとには要注意であることは間違いなさそう。

上記の患者さん、少量のペグインターフェロンやリバビリンでも、ふらつきやいらいら倦怠感などの副作用が出やすいかった方です。ソフォスブビルを含むソバルディやハーボニーが初回の若い方であればあまり問題にならないかも知れませんが、過去の治療で大変苦労したことがある方については、ふらつきやうつ状態などの副作用については要注意で対応する必要があると思います。もちろん出ない方の方が多いですが出る場合があると意識しておくことは大切かなと思います。インターフェロンの時にでるうつ状態などと比べると軽いですがそれでも患者さんにとっては、非常に辛い症状であると考えています。

ダクラタスビル+アスナプレビル併用療法で耐性へのソホスブビル+レジパスビルの効果について

2015年09月17日 | C型肝炎ウイルスの治療
 
基礎研究の分野で、ダクラタスビル+アスナプレビル併用療法で耐性ウイルスへのソホスブビル+レジパスビルの効果について実験環境でのデータが発表されていました。
○の三つ並んでいる立てラインの左側のかたまりが野生型のC型肝炎ウイルスでの効果、黒いのが白くなっているのがウイルスがいなくなっている変化です。右側は、上の9マスが黒いままで、ダクラタスビル+アスナプレビル併用療法で耐性ウイルスがいる時には、ダクラタスビルアスナプレビルはまったく効かないという物、そのしたは、ダクラタスビルアスナプレビル耐性のウイルスがいてもソホスブビル+レジパスビルがあれば白くなっているということで、効果があったという証明です。
人の体でも同様の効果があるかってところがまだ言えないのですが、とても心強い結果だと思います。
C型肝炎ウイルスが増えている状態で、ダクラタスビル+アスナプレビル併用療法で耐性ウイルスがいるところで、ソホスブビル+レジパスビルを使ったらちゃんとウイルスが消えてくれたということ。それだけ、ソホスブビルの効果がすごいってことであると思います。臨床的に人にもしっかり効くのかどうか、そこが証明されると、安心してソホスブビル+レジパスビルが使えることになります。もうすこし待てばそんな結果がで出てくれるかなあ。

ハーボニー 9月1日発売決定!!

2015年08月31日 | C型肝炎ウイルスの治療
今日から薬価収載となり、今日8月31日もあるかもと期待していたところでもありますが、正式に明日9月1日からの発売となったと連絡がありました。

 
 
ソバルディと同じく、28日ボトル処方となるのは間違いないです。でも、2週に1回のチェックが必要です。
副作用がほとんど無いと言われていますが、ゼロではないので、しっかりと診察を受ける予定で準備しましょう。

1錠が8万171円、12週間なので84錠飲むことになります。トータル673万4364円、3割負担で202万、月60万超えは必要って、やっぱりすごい値段です。。。助成制度が来るまでは高額療養費でしのいでいくのがいいと思われます。

いよいよハーボニーC型肝炎の1型への治療 早くて9月1日遅くても9月4日には 予想追加と値段修正

2015年08月27日 | C型肝炎ウイルスの治療
 
 
いよいよハーボニーC型肝炎の1型への治療 早くて9月1日遅くても9月4日にはつかえるらしい
 薬価収載が8月31日に決定、では使えるのはいつからかって問合せをしてみたところ。
早ければ1日、遅くても4日ではないかとのこと。しっかり価格間違っていました。治しました。
その後情報が来て、9月1日発売が濃厚だとのこと、確実になりますように。

高額療養費の申請をして待っている患者さんもいますから、少しでも早く使えるようになって欲しいですね。
ソバルディと同じく、28日ボトル処方となるのは間違いないです。でも、2週に1回のチェックが必要です。
副作用がほとんど無いと言われていますが、ゼロではないので、しっかりと診察を受ける予定で準備しましょう。

1錠が8万171円、12週間なので84錠飲むことになります。トータル673万4364円、3割負担で202万、月60万超えは必要って、やっぱりすごい値段です。。。助成制度が来るまでは高額療養費でしのいでいくのがいいと思われます。

写真の下は作用機序のイラスト、こう言うのが綺麗に作られる時代なんだよなあ。薬がここに効くのでよく働くんですよーってことで見てくれたらともいます。ここに働くことでウイルスが自分を複製できなくなるってイメージなんです。そして、それ以上に排除する働きもあると思っていきましょう。

また、アミノレバンやリーバクトなどのアミノ酸製剤、ラクツロースなどを使っていると非代償期(腹水や脳症が有る時期)と見なされるため、使わないで済む方は、休んでも大丈夫な状態であるかを主治医によく確認しましょう。最終手的には飲んでいても大丈夫な薬になるはずですが、最初は状態のいいかたしか保険が通らない縛りがあるので注意が必要です。本当はNOMIながら治療できる方が肝臓にはいいんですけどね。まだまだ、適応がせまいです。。。

また腎不全のある方にはお勧めではない治療薬になっている点は注意をして下さい。腎不全の方には耐性ウイルスがいないのであればダクルインザとスンベプラが適していると言われています。

76才女性 ダクルスンベ肝がん治療で12週で中止するもSVR24達成よかったです

2015年06月18日 | C型肝炎ウイルスの治療
 
○◎☆1例目76才女性 2014年9月3日開始肝がん治療後 耐性ウイルス測定なし
 インターフェロン治療歴3回 副作用強く中断
2週後1.7 4週後1.2検出 
10月15日AST100台、ALT200台となり経過を診ていく、12月1日にはもどる。調子はまったく問題ない
11月12日診察にて10月頃からふわふわする8週目RNA1.2未満ケンシュツセズ
12月1日、肝がん再発にて治療中止、その後も陰性化継続、中止後6ヶ月たちSVR24達成

こちらの患者さんは、インターフェロンの少量長期など試みるも倦怠感や皮膚症状が辛くて中断を余儀なくされていた方です。それでも、肝がんの再発を繰り返してきてたのでできるだけやれることはしたいとがんばっていた方です。耐性があったとしても、肝がんの再発を少しでも遠ざけるためにできるだけ早く治療をする必要があり耐性ウイルスはいてもいなくてもチャレンジしたいと言うことで、調べていません。調べない理由としては効果がないかもと思いながら治療することは効果を下げる可能性をもつと思うからでもあります。やるとなったら最大限の効果を出すための方法になると思います。
経過中再発を確認、外科切除をしました。再発の形態が大きかったためダクルインザとスンベプラの終了を待てなかったのも残念でしたが、結果として、SVR24を達成できて、今は再発なく経過を診ています。
ちなみに耐性があるかないかを知った上で治療したい方は調べています。

○はSVR24達成、◎は陰性化を治療中達成、☆は経過中注意を要したという印です。

ダクルインザとスンベプラ開始53例(うち終了46例) 6月18日以降は別ページにしています

2015年06月18日 | C型肝炎ウイルスの治療
ダクルインザとスンベプラ6月18日以降はこちらに記載しています。
http://blog.goo.ne.jp/ryokuai_2007/e/61329c8d1b96ebcbf99c4fb559073b07

 
 
助成制度がまだ確立してないけど、助成はするって決まったことで、今日から発売のダクルインザとスンベプラ処方開始となって待てない方には非常にありがたい薬となりました。より効果のある次の薬が8月には出てくるだろうと予測されています。治療期間が3ヶ月になる予定なので、今から半年続けても終わる期間がほとんど変わらないことから、待てない患者さんでも急がなくても大丈夫な時期に入ってきたと言えるでしょう。より効果のある治療を楽しみに体力をしっかり回復させていきましょう。もちろん少量のインターフェロンなど可能な方はそちらを試みましょう。

2014年9月3日作成9月27日追記9月5日開始組のウイルス量が追加できました。10月10日に9月3日開始組の4週目19日開始組の2週目のウイルス量追記しました。10月15日更新9月3日開始組の症状、9月10日のウイルス量の追記、10月22日追記 2週から4週目までRNAの結果がでている人では15例中8例陰性化(53.3%)◎陰性化された方 10月28日時点 21例中13例陰性化(61.9%)
11月20日追記 8週目まで結果が出た方では12例中12例が陰性化しています。
11月1日26例目の方を追記 11月4日追記10月15日開始の方のRNA追記 11月6日追記28例目 投与後顔色がよくなったり、倦怠感がよくなったという方が3名くらいいました。
11月14日追記、2ヶ月目に入りふらつく感じやふわふわ感を訴える方が3名ほどいました。
11月20日追記 1例陰性化せず、再上昇しました。残念。
12月13日追記 6例目の方12月始めめまいの副作用強く入院 減量した方がいました。16例目の方先週から嘔吐下痢で入院した方がいますが副作用か治療経過を診ています。23例目の方12月3日ALT上昇 5日後上昇無いのを確認 経過を診ている
12月18日追記、1例目の方が、肝がん再発にて治療中断 16例目の方腸炎から腸閉塞となり中断、4週経過34例中32例陰性化(94.1%)
1月9日追記 48例となりました。
1月10日追記 33例目の方が肺炎にて入院、薬のせいではなさそう。23例目の方のALT上昇が改善してきた。
1月14日追記 我慢していた患者さんが症状を語ってくれた。
1月22日追記 ALT上昇が落ち着いてきたかたと新たにALT上昇でてきた方がいました。4名の方はウイルスが再上昇無効の可能性ありでした。
1月24日追記 再燃無効かたが2例ありました。4例が再燃無効となりました。168の耐性がある方でした。待てない方なので辛いところです。。。
2月2日追記 38例目の方が1.2未満陽性になった方がいました、2週目に陰性、6週目に1.2未満陽性なので経過を診ていきます。
2月13日追記 この間は落ち着いています。そろそろ最終処方に入り始めた方がいました。
2月20日追記 新しく副作用が出ている患者さんはいませんでした。終了組がでてきました。
3月1日追記 終了組9例となりました。陰性化組が追加となりました。
3月3日追記 3ヶ月で肝がん手術で中止となった1例目の患者さん、中止後2ヶ月後も陰性でした。
3月17日追記 38例目、検出ありとなったが、2月23日採血でまた検出せずとなった。不思議微妙なところだったのか
3月18日追記 6例目の方 薬終了して、吐き気や下痢は治まり元気になってきた、下枝の脱力腰の痛みがまだあるので、それが回復してくれたらと
3月20日更新 4例目の方 投与中不眠があったが終わったら改善してきたと
 17例目の方下枝の脱力あり2ヶ月目から週3日に 1月中から足の脱力改善、ウイルスは陰性化してたので増量せず終了
4月3日元気になって体重が増えてきた方が二人いました。1例目のかたと39例目の方。
4月29日追記 再燃組がだんだんと出てきました。でも、陰性化が続いた時期は決して無駄になっていないこと繰り返し説明しています。進行が止まったり改善したり発癌の目を早期にとめた可能性(発癌の抑制は早いほど効果的であること芽ができあがってからでは遅いときもあるから)が有ることを説明しています。
2015.4.28時点で陽性化した方は、終了後の陽性化は30例中1例、7例目、
治療中の陽性化は52例中7例、11例目、14例目、30例目、35例目、38例目、46例目、49例目
1例目の方が3ヶ月で中断となったので、SVRになればうちではいちばん初めのSVRとなる。
5月15日追記 53例目の方11月12日開始していました。肝がん後で治療終了時に再発確認し治療へ、陰性化していたので肝機能も改善し手術をしやすくなりました。
5月27日追記 治療後の再燃は7例目の方1名
6月5日追記 1例目の方中断後5ヶ月陰性でした。投与期間は3ヶ月だけど消えてる感じ。
6月17日追記 1例目の方、24SVRとなりました投与期間が肝がん治療になり12週間と短くなりましたが無事SVRとなりよかったです。
6月18日追記 SVR12の方にSVR12を追記

記号の意味 ◎治療中の陰性化 ☆注意を要した場合 △陽性化 ○SVR24達成
助成がないのでとりあえず立て替えるお金として保険診療で支払いとすると薬の分だけの追加で、4週間で3割負担の方なら約12万で、1割負担なら約4万円です。開始した方がいい方がちょうど何とか立て替えれるという事だったので、3名開始となりました。
耐性ウイルスをチェックしていた方で、みんなY93、L31が陰性だったので、よかったねえといいながら開始となりました。

2014年9月3日水開始組 2015年2月18日終了

○☆◎SVR24 1例目は、肝がん治療後で待ったなしの患者さん、2週後ウイルス量1.7 4週目1.2未満検出あり 10月15日採血にて肝機能の上昇あり経過を診ていきます。
10月28日追記 ALT100台に改善、調子もいい状態
11月12日診察にて10月頃からふわふわする感じありと
11月19日追記 8週目RNA1.2未満ケンシュツセズ
12月18日追記、肝がん再発にて治療中断
3月3日追記 2月3日中止後2ヶ月陰性確認
4月1日追記 3月3日ウイルス陰性 6月陰性ならSVR 疲れもとれやすくなって太ってきた。
5月1日追記 4月1日もウイルス陰性
6月5日追記 5月1日もウイルス陰性
6月17日追記 6月5日もウイスル陰性 24SVRとなりました
投与期間が肝がん治療になり12週間と短くなりましたが無事SVRとなりよかったです。


◎SVR12 2例目はうつ症状が出やすいのでインターフェロンはあきらめていた患者さん、2週後ウイルス量1.2未満陰性化、4週目も陰性
10月1日追記 その後体の中からかゆみがある感じが続いているとのことでした。抗がん剤の経験があるのでこのくらいならへっちゃらですって感じの患者さんです。10月15日追記症状の悪化無し楽ちんとのこと
◎SVR12 3例目はインターフェロンの副作用がしんどくて血小板も10万を切っていていた患者さんです。2週後ウイルス量1.2未満陰性化、4週目も陰性 10月15日追記パーキンソンの症状の自動症が改善しているとのこと
10月1日追記 持病の薬の副作用が強くなっていますが、何とか頑張れそう。
どなたも週1回血液検査で肝機能をチェックしながらとしています。
9月17日追記 2週間後どの患者さんも副作用が全然無くて楽ちん、肝機能障害も正常化してきているので喜ばれています。
この調子でいって欲しいです。
10月10日追記 調子は皆よくなってる感じ

9月5日金開始組 2015年2月20日終了

◎SVR12 4例目の方は女性で待たずにした方がいい方で、耐性ウイルスのチェックを希望しなかった方、2週間後ウイルス量2.0 4週後1.2未満検出あり
気管支炎があって咳が結構出てたのが治まってきた感じと10月3日追記
10月29日追記肩から首痛みあり、シップなどでしのいでいる、継続はしていないと
11月14日開始前からあった皮膚症状は変わらずと
11月21日追記 8週目RNA陰性化
3月20日追記 投与中不眠があったが終わったら改善してきたと
◎SVR12 5例目の方は男性でY93とL31は無く168と80はある方でしたが急いだ方がいい方なので開始としています。2週後1.2未満検出せず陰性化
9月27日追記 2週間後1.2未満陰性化顔のピリピリ感が以前よりありそれが少し強くなってきたようだとのことでした。
10月3日追記 その後ピリピリ感は変わっていないとのこと
9月20日追記 2週間後 4例目、5例目の方もALTが正常化してとても喜ばれていました。
10月10日追記 調子も順調


9月10日水開始組 2015年2月24日終了
◎SVR12 6例目女性で急速に肝硬変へ移行している方、耐性チェックは無しで、かゆみ、吐き気下痢が出ているが何とか続けれそう 2週目ウイルス量2.5、10月15日追記4週目RNA1.7
10月22日追記からだの倦怠感著明に改善が治療前と比べてとても楽になったと
11月14日追記8週目RNA1.2未満検出せず
12月13日追記 12月始めめまいの副作用強く入院 減量
3月18日追記 薬終了して、吐き気や下痢は治まり元気になってきた、下枝の脱力腰の痛みがまだあるので、それが回復してくれたらと

◎終了後△7例目は、高齢女性で、まだ待てそうなこと説明するも進行や発癌が心配ということで耐性チェックをせず早くというかた、症状無し 2週目ウイルス量1.2未満検出 10月15日追記 1.2未満検出せず達成、
11月4日診察 開始後 1週間後くらいに、元気出てきてる感じあったと
4月29日追記 終了後1カ月め 2.8陽性化(修正しています2015.5.27)

◎SVR12 8例目は、男性で進行が早く待てない方耐性チェック希望せず 貧血も進行せず症状無し 2週目ウイルス量1.2未満検出せず
10月15日追記 4週目検出せず継続
◎9例目は、インターフェロンでのうつが出やすいかた、耐性すべて陰性で開始 腎障害があるので経過を診ていくエディロールを止めてみる 2週目ウイルス量2.0 10月15日追記 4週後検出せず
1月14日追記 節々が痛いこわばり感がある内服開始からあったが、薬飲みたくないので副作用がまんしていると今になって教えてくれた

2週間後6例目の方が吐き気と下痢の症状が出ていましたが何とか耐えられそうとのことでした。以前よりいろんな薬の副作用がでやすい方なので何とかしのげるといいのですが。他の方は楽ちんで経過していました。

9月17日水開始組 2015年3月3日終了
◎10例目は、インターフェロンでの皮膚症状が強く、進行も早くなっていたので耐性チェック無しで開始 2週後診察で顔のむくみの増強あり、前回ペガシス単独でも出ているので、様子みます。1週後RNA2.0(月またぎのため一週でチェック)
10月22日追記4週目RNA1.2未満陰性

9月19日金開始組 2015年3月5日終了
◎△11例目は、肝癌治療後でまったなし、高齢(79歳)、耐性チェック無し
10月3日追記 1週目RNA1.9 からだの倦怠感がなくなった。食欲が出ている。体温も36度から35度に下がったと。
10月28日追記 4週目RNA1.2未満検出せず 体のだるみも寝たらとれるこんなに嬉しいことはないですと
11月19日追記 8週目陰性持続
1月23日追記 16週目RNA2.7再燃
2月20日追記 20週目RNA5.4中止

◎12例目は、肝癌治療後で待ったなし、インターフェロン不適格、耐性チェック無し
10月3日追記 1週目のRNA1.2未満検出あり 吐き気が出て夕方治まる感じ、もともとにおいで吐き気出やすい方
10月28日追記 4週目RNA1.2未満検出せず

9月26日金開始 2015年3月12日終了
◎13例目 肝がん治療後肝硬変 耐性調べず 待てない 1週後RNA1.6
11月14日追記 5週目1.2未満検出せず

10月1日水開始 2015年3月17日終了
○△再燃14例目 肝がん治療後 体制調べず 待ったなし 10月15日追記 以前から有ったむくみ改善腎不全気味で尿の回数多かったのが改善してきた
10月22日追記2週目RNA2.0
11月20日追記 ウイルスは再上昇してしまったが、症状はとても楽で、おしっこの出が悪かったのがよくなってきたと体の症状はよくなっている。

◎15例目 肝がん治療後 耐性調べず 待ったなし 10月15日追記 頭痛が以前あったのがよくなっている。体にあったくも状血管腫が薄くなってきた。
10月22日追記2週目RNA1.2未満検出せず陰性化達成
1月14日追記 開始時より頭痛吐き気が強くやめたいくらいだが、インターフェロンのときよりはいい、何とか頑張って続けたいとがんばっている

10月3日金開始 2015年3月19日終了
◎16例目 血小板12万 ALT60前後 高齢の方 待てない 耐性調べず かゆみなどが出やすい方
10月28日追記 2週目RNA1.6
11月20日追記 6週目RNA陰性化
12月13日追記 下痢嘔吐の症状急性腸炎か副作用か
12月18日追記 腸閉塞となり一時中断

◎他医フォロー 17例目 血小板11万 AFP9.9 ALT80前後 待てない 耐性調べず 下肢の筋力の脱力ありで開始
10月28日追記 2週目RNA1.6他医フォローのためその後なし
12月13日追記 11月15日6週後RNA陰性化 連絡あり 下肢の脱力感出てきているが減少して継続中

10月8日水開始 2015.3.24終了
◎18例目 肝癌治療後 耐性調べるが、まてないので開始
10月28日追記 2週目RNA1.2未満検出せず

◎19例目 肝がん治癒にて またない 開始
10月28日追記 2週目RNA1.6
12月3日追記 6週目RNA1.2検出せず

◎20例目 高齢なのでまてないから調べなくていいと開始 血小板10万
10月28日追記 2週目RNA1.2未満検出せず
1月14日追記 年末発熱にて入院感染症合併回復傾向 ウイルス性の風邪だったよう
◎21例目 待ったなしで耐性調べず開始 10月22日追加症例
10月28日追記 2週目RNA1.2未満検出せず
11月5日追記 かゆみも何もなく体が軽くなった感じと 体重は増えてるけどね


10月15日水開始 2015.3.31終了
◎22例目 耐性調べY93とL31なしQ80とT54があった 高齢なので開始 ソブリアード効かずが効かなかった理由が分かった
10月29追記 5日目に37.8の発熱嘔吐多数があったが1回だけの症状 かゆみがでてくる頭と背中
11月4日追記 2週目RNA1.2未満検出せず
◎☆23例目 耐性無し確認 肝癌治療後待ったなし
11月4日追記 2週目RNA1.8
11月19追記 4週目RNA1.2未満検出
12月13日追記 12月5日ALT上昇 5日後上昇無いのを確認 週2回採血で経過観察 300台前後12月27日まで、1月9日100台に低下4週間で100台に下がった、2週間300台だった。ビリルビンが2弱まで上がった。
1月21日AST49、ALT52と低下にて1週間おき採血へ


10月21日火開始 2015.4.6終了
◎24例目 高齢73才待ったなし Y93とL31の耐性はなし
11月8日追記 10日後RNA2.0
12月13日追記 4週目RNA陰性化


10月22日水開始 2015.4.7終了
◎25例目 高齢血小板7万、まてず開始 耐性調べず
11月14追記 1週目RNA1.7
11月27日追記 4週目RNA1.2未満検出せず

10月29日水開始 11月1日追記 2015.4.14終了
◎26例目 肝がん治療後、PSEにて肝不全改善単独療法で陰性化ならずだが発がん抑制を継続していた方
12月3日追記 4週目RNA1.2検出せず
1月21日追記、1月に入り高ca血症あり、薬減量へ、ダクルとスンベも今日から半量へ
飲み始めてからとにかく倦怠感食欲不振あり、薬処方
重質酸化マグネシウムと牛乳をたくさん飲んだことが原因と思われた


11月5日水開始11月6日追記 2015.4.21終了
◎27例目 ALT80前後 耐性調べるが結果を待たずに発がん抑制を優先したいと開始
11月27日追記 2週目RNA1.2未満検出
12月3日追記 31と93の耐性無し168が弱陽性
◎28例目 ALT50台 肝硬変進行あり 耐性調べるが待てないので開始
11月27日追記 2週目RNA1.2検出せず


11月12日水開始11月14日追記 2015.4.28終了
◎△29例目 肝硬変利尿剤で代償期として助成 倦怠感強い人
12月3日追記 2週目RNA1.7
12月18日追記 4週目RNA1.2未満検出せず
4月3日追記 3月20日採血でRNA1.3陽性 熱が2,3日2週間でてた、乳房の化膿があった

◎△再燃30例目52歳 肝癌治療後 耐性調べながら 待てないので開始
12月3日追記 2週目RNA1.2検出あり
12月16日追記 4週目RNA1.2未満検出せず
1月23日追記 1月7日採血 RNA5.7再燃

◎31例目 肝癌治療後まったなし 開始 少量していた
12月3日追記 2週目RNA1.9
12月16日追記 4週目RNA1.2未満検出あり
1月14日追記 8週目RNA検出せず

◎☆32例目 耐性調べ L31FMV判定不能 Y93陰性 D168E弱陽性 T54A判定不能 肝がんハイリスク開始
12月3日追記 2週目RNA1.2検出せず
1月21日追記21日データAST124、ALT157と上昇週一採血へ

◎33例目 倦怠感強い 高齢でもあるので開始
12月3日追記 2週目RNA1.2検出せず
1月10日追記 1月7日1カ月後肺炎にて入院 薬のせいでは無い感じ薬は継続
◎53例目 肝がん治療後にてまてず 他院で継続 終了時陰性 肝がん再発にて治療へ
 データ改善したのでやっていてよかった

11月25日火開始 2015.5.11終了
○34例目 高齢 待てない
12月16日追記 2週目RNA1.3

11月26日水開始 2015.5.12終了
◎△35例目 他病あり 血小板低下 待てない 開始時採血で耐性チェック
12月16日追記 2週目RNA1.8
1月1日追記 4週目RNA1.2未満検出あり
1月7日採血 6週目RNA1.2未満ケンシュツセズ陰性化
4月15日追記 3月4日1.8、4月1日採血で、陽性化 6.2

◎36例目 肝がん治療後 ゲノタイプ1 耐性チェックもだしてみる。
12月16日追記 2週目RNA検出せず


11月28日金開始 2015.5.14終了
◎37例目 y93とl31なし 168弱陽性 80陽性 待てないので開始
12月18日追記2週目RNA1.2未満検出
1月21日追記4週目RNA1.2未満検出せず


12月1日月開始 2015.5.17終了
◎△38例目 まてず 開始 (耐性ウイルスD168A陽性 168T弱陽性 Q80陽性あとから判定)
1月19日追記 12月29日4週後1.2未満検出せず
2月2日追記 1月19日1.2未満検出ありとなった 無効例5例目になるか経過を診る
3月17日追記 2月23日採血でまた検出せずとなった。不思議


12月3日水開始 2015.5.19終了
◎39例目 肝がん治療後待てず 耐性は調べてて開始
12月24日追記 2週目1.2未満検出あり
1月21日追記 6週目RNA1.2未満検出せず
◎40例目 高齢はやく治したい 耐性調べず
12月24日追記 2週目RNA1.9
1月21日追記 6週目RNA1.2未満検出せず
4月1日追記 倦怠感とれて元気に体重が増えてきた。


12月8日月開始 12月8日追記 2015.5.24終了
◎41例目 Y93h弱陽性待てないのでする、血小板13万 AFP5以上へ上昇あり
1月5日追記 2週目RNA陰性化


12月10日水開始 12月13日追記 2015.5.26終了
◎42例目 Y93陽性あるが血小板低下12万あり、発がん抑制希望にて開始
1月1日追記 2週目RNA1.2未満検出あり
1月21日追記 4週目RNA1.2未満検出せず

◎43例目 80と168と31と93弱陽性 効果はあると思うが絶対ではない説明して開始
1月1日追記 2週目RNA2.5
1月21日追記 4週目RNA1.2未満検出あり
2月13日追記 8週目RNA1.2未満検出あり
3月20日追記 12週目RNA1.2未満検出せず
◎44例目 耐性調べ陰性開始
1月21日追記 4週目RNA1.2未満検出せず
頭がぼわっとした感じ風邪ひいたような感じがある、1回熱が38度出たが熱冷ましでおさまった


12月12日金開始 12月13日追記 2015.5.28終了
◎45例目 肝がん治療後待てない
1月21日追記 2週目1.8 4週目RNA1.2未満検出せず


12月17日水開始 12月18日追記 2015.6.2終了
△46例目 肝がん治療後待てず、耐性チェックにてQ80陽性 D168陽性 93,31陰性
1月14日追記 2週目RNA3.0 皮膚のかゆみとのどの違和感あり、以前のインターフェロン療法からみれば大したことないと
1月21日追記 4週目RNA4.9 減らず。。。


1月7日水 
◎47例目 ASTALT高値高齢でもあり待てない 耐性はチェックした結果未
1月22日追記 2週後結果d168eとY93H弱陽性
2月13日追記 4週目1.2未満検出あり
3月18日追記 8週目1.2未満検出せず
◎48例目 Y93h弱陽性なので開始
2月20追記 10日目RNA2.4
2月25日追記 6週目RNA陰性化


1月9日金
◎△49例目 高齢で待てず
1月30日追記 2週目1.2未満検出あり
3月1日追記 6週目検出せず
4月24日追記 4月17日採血3.4検出あり 倦怠感もとれデータも正常化継続、進行を止めれている状態となった。

1月10日土
◎50例目 Y91L33ないので168弱陽性なので大丈夫 ALT50こえ持続の人待てないの開始 シメプレ無効
2月14日追記2週目1.2未満検出あり 4週目1.2未満検出せず

○51例目 83歳高齢 インターフェロン不対応

2月18日水
◎52例目 他院で開始 肝硬変でまてず、耐性結果でる前に始めた L31,Y93陰性 168弱陽性
4月8日追記 2週目 RNA検出せず
4月8日1カ月くらいたったら倦怠感とれてきた感じがすると


10月10日追記 耐性ウイルスではY93が陽性のため次を待つという方が3名いました。
11月5日追記 Y93陽性あり待てる方1名
11月14日追記 Y93あり待てる方2名

肝がんが再発が疑われるため開始できなかった患者さんもいました。肝がんがあってもウイルスが消えてくれて炎症が落ち着くと肝がんの治療もやりやすくなるから、肝がんの縛りはなしにしてくれたらいいのになあと思ったりもするんだけど。。。いつかかなっていくかなあ。

写真は薬剤耐性変異の分類で、メデイカル朝日でわかりやすい図があったので、抜粋させて頂きました。
一番上の帯状のところがC型肝炎ウイルスの遺伝子の並び方で、それぞれ矢印の部分が薬が効く部分、そしてその薬、一番下の四角の欄が薬剤耐性を示す遺伝子の部位の名前です。
今回の薬に対しては、真ん中の下の部分L31とY93が一番問題となっているので、ここの変異がなければまずは大丈夫として治療に入ります。D168については、耐性がでてもだんだんと消えていくことが確認されている(1年後で15%まで減る85%は消えている)。でも治療前になくても治療後出てくることもあるので、そうなると次の治療が効きにくくなる可能性が有ると心配されています。もっと効く薬がそれをしのいでくれると期待して、炎症を早く止める人は治療を開始していくことになるんだけど。早く確実な薬が出てきて欲しいです。
 
 
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2015年06月12日 | C型肝炎ウイルスの治療
ソバルディ服薬指南書(C型肝炎ゲノタイプ2型用治療薬の患者さん配付資料)
 
このアプリがとても好評でいろんな薬でも使ってみたいと希望が来ていました。
ダクルインザとスンベプラでも使っている方がいるってことで、パスワードのせておきます。SOVです。

この指南書、東京の肝炎友の会の方とも相談してつくったそうです。製薬会社の方々もがんばっていますねえ。

ソバルディ服薬指南書(C型肝炎ゲノタイプ2型用治療薬の患者さん配付資料)

2015年06月01日 | C型肝炎ウイルスの治療
 
 
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ソバルディの患者さん配付資料が届きました。北海道は遠いので時間がかかりましたと。ちょっとーそうじゃないでしょーって突っ込みはおいておいて。
思ったより大きかったです。ペットボトルを隣に置いてみました。絵本サイズというとわかりやすいかも、地図にシールを貼っていくのは壁に貼って、やるといいですねえ。服薬の心得とかも色々書いているので、楽しい感じをもてるかと思います。
子ども向けみたいと思う方もいるかも知れませんが、少しでも楽しくのめるよう工夫して童心に返ってみるのもいいですよー。
スマートフォン用のアプリも、都度心得や励ましがあったりと、楽しく取り組めるようになっています。進歩してるなあと感心しきりです。
こんな感じで、いつかは予約システムとか色々そのうちつながるのが当たり前になるんでしょうねえ。

アプリのパスワード SOV でした。是非活用してみて下さいね。