肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

B型肝炎訴訟の行動があります。札幌では9月1日、4日、15日 2日は修正あり

2010年09月02日 | 肝炎救済に関連して
B肝訴訟の行動、札幌、東京での行動予定をお知らせします。9月1日修正

B型肝炎訴訟 札幌地裁和解協議 9月1日(水)の予定
10:00~  裁判所前集会(札幌地方裁判所)
10:30~  和解協議(非公開)
11:00頃  旗だし
11:30頃~ 交流会
12:30頃~ 記者会見
14:00~15:00 学習会「B型肝炎を中心とした患者会の運動の歴史について」
(講師 伊藤たてお様 支える会世話人代表)


9月2日(木)東京行動 札幌の和解協議を受け行います。
12時 厚労省前集合
13時 官邸前行動 その後昼食
16時 院内集会(9/1の報告)
9月2日に予定されている院内集会ですが、民主党議連の会議との時間調整が必要
となったため、14時~16時に変更となりました。
(場所は、参議院新議員会館 101号)

9月4日午後1時~ 札幌三越交差点で街頭宣伝あります。

9月15日水午後2時~ 札幌地方裁判所で意見陳述と傍聴があります。傍聴席を一杯にするよう是非みんなで駆けつけましょう。

是非多くの方の参加と、たくさんの人に知ってもらう行動を続けていきましょう。この問題はすべての肝炎救済につながります。

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B型肝炎訴訟 9月1日 毎日新聞のWebから そして思い

2010年09月02日 | 肝炎救済に関連して
B型肝炎訴訟:北海道で和解協議 「母子手帳」救済案示す

B型肝炎訴訟の和解協議を受けて旗を出す原告団弁護人=札幌市中央区の札幌地裁前で2010年9月1日午前10時半、小出洋平撮影
 集団予防接種の注射器使い回しを放置した国の責任が問われている全国のB型肝炎訴訟のうち、北海道訴訟の和解協議が1日、札幌地裁(石橋俊一裁判長)であった。国側は接種の証明について、母子手帳がない場合は医師の意見書や父母らの陳述書などから総合的に判断し、和解金額は国の責任を認めた06年最高裁判決(5人の原告に各550万円)の水準を踏まえて決めるなどとする和解案の全体像を初めて示した。

 感染者のうち、まだ発症していない「無症候性キャリアー」については、検査費助成などはするものの「接種後20年以上が経過し、民法に基づき不法行為への賠償請求ができる期間が過ぎた」として和解金は支給しない方針も示した。

 厚生労働省によると、接種の証明は、母子手帳か自治体の予防接種台帳で確認する。いずれもない場合は、接種痕(種痘またはBCG)を確認したとする医師の意見書▽乳幼児期に国内に住んでいたことを証明する戸籍の付票▽接種を受けたとする本人か両親らの陳述書--がそろえば接種を受けたと推定する。無症候性キャリアーについては、慢性肝炎などを発症した場合に和解金を支払う。同省はこれにより、被害者の9割程度が接種の証明が可能になるとしている。

 予防接種によるB型肝炎ウイルスへの感染を巡っては、最高裁が06年6月、注射器の使い回しを放置したとして国の責任を認め、原告5人が勝訴した。5人は全員母子手帳があり、手帳の有無は争点にならなかった。

 民法は不法行為による損害賠償請求権について、20年で消滅すると規定。最高裁判決は20年の起算点を、慢性肝炎発症者は加害行為(予防接種)の時ではなく損害発生(発症)時としたが、無症候性キャリアーについては判断を示さなかった。

 国内で最大約140万人と推定されるB型肝炎感染者のうち、無症候性キャリアーは100万人以上ともいわれ、救済対象に含めるかが焦点になっていた。訴訟は全国10地裁で原告511人が係争中。遺族を除いた原告497人中、母子手帳のない人は約6割、無症候性キャリアーは約2割。【佐々木洋】

毎日jp

集会に参加してきて、今後の運動を確認。
国民の理解を得られないという国の言い訳は、国民に理解を得られるように説明することを国がしてないからだろうって、どうして原告さんが国民に理解をしてもらう活動をしているか、国がしないからにほかならないんだけどね。加害者がすべきことをしないから被害者がしなければいけないのは、本当に本末転倒なんですよね。

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