札幌の肝がん検診と肝炎ウイルス検査の取材がありました

今日は朝日新聞の記者さんが取材に来てくれました。
肝炎ウイルス検査の札幌とそれ以外の違いにも触れていて、札幌市が市内の医療機関にお願いしていることで受診効率を上げていること、道の管轄の保健所では、５歳刻みのクーポンなどの工夫をしているけど、札幌市の効率の良さには追いついていないことが改善してくれるといいことを話しました。

ただ、肝炎ウイルス検査は、予防接種や医療機関を受けたことがある人は肝炎ウイルスにかかった可能性がる事を一番に明記して啓発をするのが効果を上げることになりますし、さらには、受診者が自分で行くのでは無く、行政側から受けて下さいと積極的に関わっていくことが本来必要な対策であることを話してみました。

肝炎問題は、国の対策の不備がもたらした物であることを考えると国民に検査をしてあげますヨーではなくて、国の対策が後手だったので命を守るために受けてくださいと強く伝えていくことが必要なんだろうなと思うことを話しました。
また、肝がん検診の取り組みを通して、肝臓専門医には一度かかってみて欲しいと実感していること、その上で安心して欲しいことを話しました。

行政が掘り起こせない患者さんを見つけて、治療へつなげるそんな役割を肝がん検診は果たしていることを理解してもらえたら行政の告知の協力もしてもらいやすいのかな。。。患者さんを特定の医療機関に集めることが目的ではなく、あちこちの医療機関へつなげている活動をしてることを理解してもらえたらいいのかなあって思いました。
　
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