肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

きっと、うまくいく インド映画

2017年07月20日 | 映画 模型 プラモデル
 
きっと、うまくいく
インド映画で、大学生3人が織りなすストーリー。とても感動しました。泣けました。喜劇も悲劇もバランスよくとても後味のよい映画です。是非見て欲しいです。
インドでは大学生の自殺も多く、教育のあり方にも踏み込んでいる凄い作品です。

Amazonプライムの解説を以下に

日の出の勢いで躍進するインドの未来を担うエリート軍団を輩出する、超難関理系大学ICE。エンジニアを目指す天才が競い合うキャンパスで、型破りな自由人のランチョー、機械より動物好きなファルハーン、なんでも神頼みの苦学生ラジューの“三バカトリオ”が、鬼学長を激怒させ、珍騒動を巻き起こす。 抱腹絶倒の学園コメディに見せつつ、行方不明のランチョーを探すミステリー仕立ての“10年後”が同時進行。根底に流れるのは学歴競争。加熱するインドの教育問題に一石を投じ、真に“今を生きる”ことを問いかける万国普遍のテーマ。(C)Vidhu Vinod Chopra Production 2009.All rights reserved

世界肝炎デー 日本肝炎デー企画 肝炎ウイルス検査お勧め街宣 in 札幌

2017年07月20日 | 肝炎救済に関連して
 
世界肝炎デー 日本肝炎デー企画
肝炎ウイルス検査お勧め街宣 in 札幌

日時 2017年7月28日(金) 
   午後2時から2時半の30分くらい
場所 北三条広場駅前通側 赤丸の所
   集合は1時50分
たくさんの方の肝炎ウイルス検査のきっかけになりますよう、参加できる方是非お集まり下さい。
札幌市作成の肝炎ウイルス検査のお勧めのテイッシュを配布する予定です。
暑さ雨対策してきて下さーい。
 
 
ポチッとして頂けたら幸いですにほんブログ村 病気ブログ 肝臓・胆嚢・すい臓の病気へにほんブログ村にほんブログ村 病気ブログ 肝臓・胆嚢・すい臓の病気へ

患者指導にとって言葉は聴診器以上に大切だ 日野原重明氏 1985年2月インタビュー日経メディカル

2017年07月20日 | 患者さんとの関わり
日経メディカルのWebページに日野原重氏の追悼でインタービューの再録が公開されていました。
ホームページはこちら
http://corporate.nikkeibp.co.jp/information/copyright/

100才を超えても医師を続けている姿に、勇気をもらっていたのは私だけではないと思います。患者さん目線で患者さんことを思っている医師の姿を示してくれる。そんな姿にいつも感動をもらっていました。
医療従事者にとって当たり前になってきている事柄ですが、実際に出来ているかって自分に問いかけ続けるテーマだなあと思って読んでいました。是非、一度読んでみてほしいと思います。以下抜粋ですが、全文を是非読んで欲しいです。

ーーーーーーーー以下抜粋
追悼◆日野原重明氏《インタビュー再録》
患者指導にとって言葉は聴診器以上に大切だ
2017/7/18

7月18日早朝に105歳で亡くなった日野原重明氏は、早くから予防医学の重要性を指摘していた。「生活習慣病」の名付け親でもある。1985年当時のインタビューに日野原氏は、患者との信頼関係をつくるためには「言葉」が大切であることを強調した。30年以上たった今も、同氏の指摘はいささかの古さも感じさせない。
※初出:日経メディカル1985年2月号、聞き手は盛宮喜=日経メディカル(当時)
________________________________________
日野原重明(ひのはらしげあき)氏○1911年山口市生まれ。37年京都帝大卒。41年より聖路加国際病院に勤務、70年「よど号ハイジャック事件」に遭遇、74年聖路加看護大学学長、84年聖路加看護学園理事長、92年聖路加国際病院院長、96年から聖路加国際病院名誉院長、聖路加国際病院理事長。2000年「新老人の会」設立。2017年永眠。享年105歳。
―― 患者指導のコツなんですが…。
日野原 一番いけないのは抽象的な言葉。昔使った「成人病とは」という説教をいくらしても分からない。分からないような言葉を使わないこと。だから、私は、習慣病だと名称を変えたのです。習慣がつくる病気を昔はすべて成人病と言ってきたわけです。子供のときからの習慣が悪ければ、成人病と言われた高血圧、心臓病、心筋梗塞、胃や腸の癌のような病気が発生する。だから、習慣を変える。そうすると、そういうふうな病気を防げる、あるいは悪化させない、というふうに言うと、分かるでしょう?

―― 分かりますね。
日野原 多くの医学用語は非常に抽象的過ぎる言葉だから、実感がわくような言葉に変える。それが患者指導のコツです。素人の言葉で説明する。これをプロの言葉では説明しない。「尿失禁」は「尿もれ」という。

―― 患者指導の要諦を一言で言えばどうなりますか?
日野原 本当のことを言えるような人間関係。体のことも、心のこともね。

ーーーーーーーーーー以上抜粋
本当のことを言えるようになる人間関係、患者会で患者さんどうしの会話が医療者との関係をいいかたちにしてくれてるのも私たちにとっては財産となっています。是非これからもよろしくお願いいたします。
肝臓クリニック札幌のホームページからのお問い合わせも是非ご活用下さい。川西の方に直接届く形となっていますのでご活用下さい。写真をクリックするとお問い合わせページにつながります。

https://www.mizuironokomorebi.net/contactクリックしてもつながります。