12月から、HCV-RNA測定(血液中のC型肝炎ウイルスの数を調べる方法)が変わります。タックマン法(TaqMan)今までの単位と変わるのでちょっとわかりにくくなるかもしれませんが、これまでの方法より、ウイルス量の多いところも少ないところも測定が可能となり、いままで陰性と思っていてもウイルスが血中に残っているような場合も測定が可能と言うことです。
インターフェロン中の効果判定もより厳密に出来るようになり、治療効果の判定がより精度が増すのではないかと期待されています。
スライドはこの方法で調べた場合の実際のウイルスの数との換算表です。調べられる範囲が広くなったため、普通の表記では桁数が多く見間違いやすくなると言うことで、対数で結果が表示されるようになっています。
いまのところ、B型肝炎ウイルスにも同様に方法が適応されていくので、時期はまだ未定ですが、精度が増すと言うことでした。