肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

元気で長生き医療講演会 9月26日木 血管を元気にするために 肥満からの脱出 道新告知

2019年09月16日 | 医療講演やイベント
 

 
2019.9.26の医療講演の記事を道新で載せてくれましたー。
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元気で長生き医療講演 in 札幌
日時 2019年9月26日(木)午後2時から1時間
テーマ
血管を元気にするために
 講師 肝臓クリニック札幌 臨床検査技師 田村 
肥満からの脱出
 講師 肝臓クリニック札幌 肝臓専門医 川西医師
血管を元気にすること肥満からの脱出することどちらも共通の食事や運動対策があり
ます。脂肪肝がなかなかよくならない、足腰が辛くなってきてるから体重を減らし
たい。動脈硬化が心配という方にバッチリな勉強会です。楽しく元気になれるコツお
話しします。

場所 水色の木もれ陽 研修センター
住所 札幌市中央区北11条西15丁目2-1
    桑園メディカルプラザ3F
共催 肝臓友の会はるにれ会 肝がん検診団
後援 北海道肝炎患者対策協議会
参加無料 申し込み不要です
問い合わせ先 
肝がん検診団(留守番電話) 011-728-1008
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今日の月 2019.9.15

2019年09月15日 | 
 
 
 
 

    
うすぐもりの中でのお月さん。白っぽく撮るのが好きなんだなあ。映画で見慣れてる色なんだな多分。
ちょっと端が欠けててクレーターが見えてる感じもいいなあ。12倍の双眼鏡で見るより大きくて色も綺麗に見えますなあ。
プロトタイプpalPANDAでiPadpro9.7インチで撮影。

亜鉛の血中濃度が肝がんやその他の癌の予測に使えるかもって言う話し ケアネットさんから

2019年09月15日 | 学会研究会報告新聞記事など
 

亜鉛の血中濃度が肝がんやその他の癌の予測に使えるかもって言う話し

肝臓の患者さんの亜鉛の血中濃度が低いという話しは以前から言われていて。肝臓で消耗してるせいなのか、酵素でいっぱい使われるためなんだろうとかいろんなことが言われていて、亜鉛を補充することが肝臓の働きの改善につながるかも知れないという話しがありました。
でも、今回は、肝がんやその他の癌の予測に使えるかもって話しで、血中濃度が下がっているときは要注意で診ていく必要があると言う話でした。
実際亜鉛が下がっているせいでなるというより、肝臓のいろんな働きのなかで免疫力などの調整が崩れていく中での変化を見てるのだと思うのですが、亜鉛を含んだ食事をしっかり取ることが大事というのは、玉子をしっかり摂りましょうにもつながりますが、バランスよく体に必要な栄養素を取るのと平行して、肝臓が消耗する栄養を補充する必要性を示しているのかも知れません。

肝性脳症の時にあがる、アンモニアも亜鉛の補充で改善してるということも知られてきているんですよね。
肝臓の働きが低下しているときは、肝がんだけでなく全身の臓器のがんに注意をしながら元気なからだを作って行くイメージで過ごすことが必要だと言うことなんでしょうね。元気で長生きにつながるきっかけ作りになればいいですね。

以下ケアネットさんからの引用です。

日本人NAFLD患者の種々のがん予測に亜鉛測定が有用
提供元:ケアネット 公開日:2019/09/12

 血清亜鉛(Zn)濃度の低下は肝性脳症や味覚異常など、さまざまな疾患に影響することが報告されている。しかしながら、非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)患者における関連はほとんど報告されていない。今回、名古屋大学消化器内科学の伊藤隆徳氏らは、血清中のZn濃度と総分岐鎖アミノ酸/チロシンモル比(BTR:molar ratio of total branched-chain amino acid to tyrosine)が、NAFLD患者の予後と関係することを明らかにした。著者らは、「血清中のBTRおよびZn濃度が、それぞれNAFLD患者の肝細胞がん(HCC)および他臓器がんの発生予測に有用」とコメントしている。Nutrition&Cancer誌オンライン版2019年8月21日号掲載の報告。
 本研究では、名古屋大学と大垣市民病院において1999年1月~2014年12月の期間に肝生検を受け、NAFLDと診断された363例のうち、基準を満たした179例を登録。NAFLD患者の悪性腫瘍の発生率に対する血清中のBTRとZn濃度の影響を調査した。

 主な結果は以下のとおり。
・被験者179例の内訳は、NAFLが71例、NASHが108例だった。
・平均年齢は53歳(四分位:40~62歳)、女性82例(45.8%)、男性97例(54.2%)だった。
・被験者の各中央値はBTR:6.7、Zn:78.0μg/dLだった。
・フォローアップ期間(中央値7.9年)中にHCCは7例(3.9%)、他臓器がんは10例(5.6%)発生し、他臓器がんの内訳として乳がん・婦人科がん・大腸がんが多くを占めていた。
・Bruntの分類による活動性は、Grade1が107例(59.8%)、Grade2が64例(35.8%)、Grade3が8例(4.5%)であり、線維化は、Stage0が49例(27.4%)、Stage1が72例(40.2%)、Stage2が29例(16.2%)、Stage3が25例(14.0%)、そしてStage4が4例(2.2%)だった。
・Cox比例ハザードモデルによる多変量解析により明らかとなったHCCのリスク因子は、肝線維化(F3~4、ハザード比[HR]:24.292、95%信頼区間[CI]:2.802~210.621、p=0.004)、BTR
5.0未満(HR:5.462、95%CI:1.095~27.253、p=0.038)であった。一方で、他臓器がんのリスク因子としては、血清Zn濃度70μg/dL未満(HR:3.504、95%CI:1.010~12.157、p=0.048)と病理学的肝内炎症(A2~3、HR:3.445、95%CI:0.886~13.395、p=0.074)が選択された。
・血清中のBTR低値(5.0未満)およびZn欠乏(70μg/dL未満)の患者では、HCC(p<0.001)と他臓器がん(p=0.026)の発生率がそれぞれ有意に高かった。

原著論文はこちら
Ito T, et al. Nutr Cancer. 2019 Aug 21. [Epub ahead of print]



中秋の名月 2019.9.13

2019年09月13日 | 
 
 
 

      
2019.9.13は中秋の名月、満月は次の日、一番小さく見える満月だそう。
あがり始めは地平線に近いので少し黄色っぽいのがだんだんと白っぽくなっていくのは不思議な感じでした。雲がかかったりして幻想的な感じもしました。12倍の双眼鏡とiPhone6SPlusの写真です。いろんな条件で撮ってみました。

海峡ゆめタワー 関門海峡がよく見えました

2019年09月12日 | 花、植物、風景
 
 

   
海峡ゆめタワーに登ってきました。学会参加者は半額の300円で登れました。札幌のテレビ塔よりちょっと高い位のタワーですが、関門海峡とそこにかかる関門橋がしっかり見えてとても綺麗な風景です。これが、本州と九州をつなげる橋なのねえ。って眺めてきました。

山口県下関の月と夏の大三角形

2019年09月12日 | 
 
 
 うすぐもりになってきてこんなふうにも見えました。

 
 真上に夏の大三角形が見えました。

  
日本門脈圧亢進症学会に山口県下関に来ました。月が見えてて、夏の大三角形もとれましたー。
月は12倍の双眼鏡とiPhone6SPlus、夏の大三角形は星撮りカメラさんで6秒露光、iPhone6SPlusで撮りました。

iPhoneでのアンドロメダ撮影のこころみ 星空 厚田 iPhoneXsとSEの戦い

2019年09月07日 | 
 
 

  
 これがXsの画像、アンドロメダを矢印で星撮りカメラさんで撮影。下のもわっと白い帯が天の川です。
 
 

  
 これがiPhoneSEでとったアンドロメダが矢印
いつも、iPhoneSEでアンドロメダを撮ろうともくろんでいるのですが最近やっと双眼鏡で見つける速度が上がってきました。
厚田の空で天の川が見えるので、子どものiPhoneXsを使って撮影したら、天の川が見えるでは有りませんか。ううう。古いiPhoneでなんとかとれるようにと思ったけどネットで調べると天の川はXs以上の機種でないと無理って言い切られていました。あはは。
 
なんとかアンドロメダならもわっと白っぽい霧のようにとれるのはわかっているのでそれをもうちょっとはっきり撮ろうと頑張ってみているところです。12倍の双眼鏡にiPhone6SPlusをつけて手に持ってもわっとの撮影は成功って言ってもブレブレなんだけど。真ん中のもわっとした白い影です。次回はきっと三脚でもっともわっと撮りたいと思います。