ヤマアカガエルの産卵に春を知る日

山里の日々の生活と自然、そして稼業の木工の話

初雪

2012年12月02日 | 日記
初雪が降りました。

こんなに早い雪は20年来初めて。
昨日スタッドレスタイヤに替えておいてよかった。車にはほとんど乗らないものの。



朝は晴れていた。

11時ごろから山に白いものがかかってきたな、と見ていたら風と共にミゾレが降ってきた。




私のいる上野村は群馬県でも実は一番南に位置しています。
群馬の山に住んでいると話すと、さぞかし雪が深いんでしょうと言われることがありますが、
それほど雪には悩まされません。
春先に関東平野で雪が降るのと同じように降ります。


しかし時々気流の気まぐれなのか、長野の天気になったりします。
そんな時には積もるようなことはありません。
そんな雪を、みなさん「はあて」と呼んでいます。
実家のある前橋あたりでは「風花」といってたかな。




今日の雪も一時間ほどでやんで、また晴れました。


真っ白に吹き荒れる中、トンビが七羽も群れて飛んでいるのが見えました。
輪を描いて。
きっと雪の中を飛ぶのが楽しかったのでしょう。



先日仕上げた物が、どうしても気に入らなくて、
今日は一日、それを作り直すことをしました。

材に染みがありながら、代わりの材がなかなか無くて、作ってしまったのですが、
どうしてもやはり気に入らず、夜寝ていても気になって、
とうとう作り直す気になりました。
一等良い材を使って、きれいなものに仕上がりました。


年末の納期の追い込みに追われる中、一日分ロスしてしまいましたが、
気持ちは晴れ晴れです。胸張って納品に行けます。

尊敬する先輩の木工家もご自身のウェブサイトで同じようなことを書いていたな。