寒い日が続きますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/fb/b08d8accb7f96176668d02f4a33e7bda.jpg)
朝、車の窓に霜が付いています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/bc/509622de7d4d097d1030c6779d3fde25.jpg)
こちらは車のボディーの霜。
もちろん同じ車なのですが、同じ条件下でこうも結晶の形が違うのはなぜなのでしょうか?
忙しく作業をすすめていて、途中の写真などを撮り忘れてしまいましたが、
制作中の家具がほぼできてきました。
桑材の仏壇です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/f9/580606afc09b811bf130a1f58ed1d376.jpg)
この桑材は丸太で購入して製材にも立ち会い、自分で桟積みなどして手塩にかけた材です。
群馬県の妙義町の産と購入した業者さんが言っていました。
自分で伐採からする人なので間違いないでしょう。
直径が80cmくらいあったかもしれません。まれにみる大きな桑でした。
製材屋と相談してまず半割にし、水槽に漬けてあくを抜き、
その後半年ほど置いてから製材しました。
いい丸太だったとはいえ、挽いてみるとやはり傷も出て、
幅が30~40cmほどの無傷の板がやっと4~5枚取れました。
3年ほど前に、その板を使って半分ほど使ってサイドボードを作りました。
残念ながら、まだ売れずにあります。
そして今回の仏壇に使い、ほぼ使い切りました。
実際、材が足りるか、木取りの際にはドキドキでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/a2/dc87b09c83909ced25847c0fbdb04caa.jpg)
これが扉になります。
下は2枚の観音扉、上は4枚の折れ戸です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/6f/b8e0af40193530cd4149b83c7d294eb7.jpg)
蝶番は平蝶番と呼ばれるものです。
「ちょうつがい」と呼ぶのは、は蝶の形をした金物をペアで使うからなのでしょうか。
そう思うとかわいい名前かも。
その蝶番を付ける凹みを掘ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/13/1de2d97468d60f4890e7f522848bc2af.jpg)
掘ったところ。
本当は扉と本体と両方に凹みを掘り、蝶番の軸が中心に来るようにするのが良い仕事らしいが、
そこまでやったことはまだないです。
本体の方を掘りこむのはちょっと大変そうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/61/72f51ad4537dcc011703422af3f3b8ee.jpg)
扉を付けました。
このスタイルは「インセット」呼ばれます。
本体の箱の内側に扉が入っている様式です。
これを平蝶番で付けるのはけっこう厄介なんです。
まず扉が開け閉めできる範囲内でぴったりできていること。
そして蝶番を付けるのが大変。
木ネジで付けるので、うまく位置が決まらなのです。
インセットに対していわゆる被せの扉が「アウトセット」で、
箱の前に扉が付くので寸法なども鷹揚に作れるし、
蝶番も微調整が可能なスライド蝶番を使えば、仕込みの苦労は激減です。
どちらがいいということはないし、どちらも作ります。
でも、このような家具には、私はインセットにこだわりたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/86/b1d981638d93604040ef94c6cb834a05.jpg)
これが上の扉。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/ad/d339e39958f1e41425b68666a9ce3404.jpg)
このように開きます。
中に作りかけの壇があります。
そもそも仏壇のある家に育っていないので、使い勝手がよく分からないです。
お客様にきいて作っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/f2/d65c087c19e724d72b83b540157aed54.jpg)
ツマミを決めるのに、過去に作ったもののサンプルを出してみました。
ずいぶんいろいろ作ったものだと我ながらちょっと感心。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/51/e408339389b621793154c3e2af8a7959.jpg)
今回はこれ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/d3/8588f18527410b4dc8a7b2b5f17371e4.jpg)
ろくろで作ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/aa/c6b0cfcd22214a7e75240721a94bff1a.jpg)
上の扉の枠が細いので、小さいツマミも必要です。
小さくて機械にくわえにくいのでこのように棒から作りました。
お尻とお尻が付いた状態で作ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/b4/a3a14f8cc7f942465fdc067734e86c74.jpg)
面白い形なので、記念撮影。
これを切り離して、仕上げます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/aa/9c80fb7b4587f25cb9dd88a28a2e546d.jpg)
出来たもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/9d/7b806afff2624383fa8050c12f7ff8d1.jpg)
蝶番などを付けてみて調整を終えた後、全て外してオイルを塗ります。
8点鐘。
仕事を終えて工房を出ると、山の上の空にオリオン座がのぼっています。
凍結を避けるため、元栓を止め、水道管の水を払って帰宅。
今年はよく星が見えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/fb/b08d8accb7f96176668d02f4a33e7bda.jpg)
朝、車の窓に霜が付いています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/bc/509622de7d4d097d1030c6779d3fde25.jpg)
こちらは車のボディーの霜。
もちろん同じ車なのですが、同じ条件下でこうも結晶の形が違うのはなぜなのでしょうか?
忙しく作業をすすめていて、途中の写真などを撮り忘れてしまいましたが、
制作中の家具がほぼできてきました。
桑材の仏壇です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/f9/580606afc09b811bf130a1f58ed1d376.jpg)
この桑材は丸太で購入して製材にも立ち会い、自分で桟積みなどして手塩にかけた材です。
群馬県の妙義町の産と購入した業者さんが言っていました。
自分で伐採からする人なので間違いないでしょう。
直径が80cmくらいあったかもしれません。まれにみる大きな桑でした。
製材屋と相談してまず半割にし、水槽に漬けてあくを抜き、
その後半年ほど置いてから製材しました。
いい丸太だったとはいえ、挽いてみるとやはり傷も出て、
幅が30~40cmほどの無傷の板がやっと4~5枚取れました。
3年ほど前に、その板を使って半分ほど使ってサイドボードを作りました。
残念ながら、まだ売れずにあります。
そして今回の仏壇に使い、ほぼ使い切りました。
実際、材が足りるか、木取りの際にはドキドキでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/a2/dc87b09c83909ced25847c0fbdb04caa.jpg)
これが扉になります。
下は2枚の観音扉、上は4枚の折れ戸です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/6f/b8e0af40193530cd4149b83c7d294eb7.jpg)
蝶番は平蝶番と呼ばれるものです。
「ちょうつがい」と呼ぶのは、は蝶の形をした金物をペアで使うからなのでしょうか。
そう思うとかわいい名前かも。
その蝶番を付ける凹みを掘ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/13/1de2d97468d60f4890e7f522848bc2af.jpg)
掘ったところ。
本当は扉と本体と両方に凹みを掘り、蝶番の軸が中心に来るようにするのが良い仕事らしいが、
そこまでやったことはまだないです。
本体の方を掘りこむのはちょっと大変そうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/61/72f51ad4537dcc011703422af3f3b8ee.jpg)
扉を付けました。
このスタイルは「インセット」呼ばれます。
本体の箱の内側に扉が入っている様式です。
これを平蝶番で付けるのはけっこう厄介なんです。
まず扉が開け閉めできる範囲内でぴったりできていること。
そして蝶番を付けるのが大変。
木ネジで付けるので、うまく位置が決まらなのです。
インセットに対していわゆる被せの扉が「アウトセット」で、
箱の前に扉が付くので寸法なども鷹揚に作れるし、
蝶番も微調整が可能なスライド蝶番を使えば、仕込みの苦労は激減です。
どちらがいいということはないし、どちらも作ります。
でも、このような家具には、私はインセットにこだわりたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/86/b1d981638d93604040ef94c6cb834a05.jpg)
これが上の扉。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/ad/d339e39958f1e41425b68666a9ce3404.jpg)
このように開きます。
中に作りかけの壇があります。
そもそも仏壇のある家に育っていないので、使い勝手がよく分からないです。
お客様にきいて作っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/f2/d65c087c19e724d72b83b540157aed54.jpg)
ツマミを決めるのに、過去に作ったもののサンプルを出してみました。
ずいぶんいろいろ作ったものだと我ながらちょっと感心。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/51/e408339389b621793154c3e2af8a7959.jpg)
今回はこれ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/d3/8588f18527410b4dc8a7b2b5f17371e4.jpg)
ろくろで作ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/aa/c6b0cfcd22214a7e75240721a94bff1a.jpg)
上の扉の枠が細いので、小さいツマミも必要です。
小さくて機械にくわえにくいのでこのように棒から作りました。
お尻とお尻が付いた状態で作ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/b4/a3a14f8cc7f942465fdc067734e86c74.jpg)
面白い形なので、記念撮影。
これを切り離して、仕上げます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/aa/9c80fb7b4587f25cb9dd88a28a2e546d.jpg)
出来たもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/9d/7b806afff2624383fa8050c12f7ff8d1.jpg)
蝶番などを付けてみて調整を終えた後、全て外してオイルを塗ります。
8点鐘。
仕事を終えて工房を出ると、山の上の空にオリオン座がのぼっています。
凍結を避けるため、元栓を止め、水道管の水を払って帰宅。
今年はよく星が見えます。