「makoのフォトカフェ」

大好きなデジカメで撮った写真、それを加工した写真なども載せています。

「ターシャ・テューダー展」と「ロバート・サブダ展」

2008年08月25日 | イベント
Part 1.「ターシャ・テューダー展」
思いがけずPC教室の友人から「ターシャ・テューダー展」と「ロバート・サブダ展」
へのお誘いを受け、土曜日に4人で品川の新高輪ホテルへ出かけました。

もう6~7年も前になるでしょうか。家人の付き添いで行った病院の待合室で
偶然手にした本が「ターシャ・テューダーの世界」ニューイングランドの四季
という写真集でした。それはリチャード・ブラウン撮影の素晴らしい写真集でした。

その時初めてターシャ・テューダーという女性のことを知り、
同時にこの女性の生き方にも思わず引き込まれてしまいました。

その後、TVなどで彼女が実践している19世紀のライフスタイルや美しい庭の木々、花々などが紹介され、
写真集やエッセイ集なども売り出されているので、ご存じの方も多いと思います。






アメリカで挿絵画家、絵本作家として有名なターシャ・テューダーは46歳で離婚後、
女手一つで4人の子供を育て上げてから、
50代でバーモント州南部にある30万坪の広大な荒れ地を買い取り、
子供の頃から憧れていた19世紀風の生活様式を実践しながら、
自分の理想通りの花園を作り上げていったのです。

この夢のような「秘密の花園」を維持していくために手間暇を惜しまず、
年をとっても人任せにせず、毎日せっせと働き、園芸家としても有名になりました。
手作りのローソクとランプの灯りで暮らすターシャの生き方は、
本当に大切なものとは何か、ということを
私たちに感じさせ、そしてその事が多くの人々の共感を呼んでいるのです。



残念ながら、今年の6月18日ターシャ・テューダーは92歳で永眠しました。
展示会場には絵本原画や毎日使っていた愛用品、手作りの物など150点が
紹介されていました。

会場は撮影禁止でしたが、ターシャ・テューダーに捧げられた花壇や
同じように作られた母屋など撮影出来るものを、写してきました。





ターシャは動物も大好きでいつもコーギー犬と一緒でした。
広大な敷地の中には息子のセスが一人で建てた母屋や温室、納屋、
鶏小屋、ヤギ舎、鳩小屋などが森に囲まれるように配置されています。
そして、これら全体を「コーギーコティジ」と呼んでいました。

この写真は、母屋の一部を似たように作った建物です。
右端のテーブルで毎日お茶の時間を楽しんでいるターシャの姿が
写真にも映像にも残されています。




ターシャ・テューダーの写真集やエッセイ集は私の大事な宝物です。

次回はPart 2. しかけ絵本作家「ロバート・サブダ展」を載せます。