七福神の一人“大黒様”が描かれたお札です。
日銀で初めて発行された日本銀行券、明治18年(1885)のことです。
みつまたの皮を漂白して作られた用紙(紙幣)で、
紙質を強くするために混ぜられたのは、なんと“こんにゃく”の粉。
ちゃんと偽造防止のために、白すかし・黒すかしの文字や図柄もすき入れられてました。
当時は“大黒札”として親しまれていたようですが、色々とエピソードもあるようです。
防虫剤が十分でなかったお札は、
タンスにしまっておくと、衣類を食う虫に食べられることも。
タンス預金のつもりが、利子どころかお札が物理的に減っていくはめに…
鉛白が入ったインクを使っていたために温泉地などでは硫化水素に触れ黒く変色。
そして偽札と疑われたりすることも…
なかなかユーモアのあるお札でしたが、
3年後には、改良され順次引き換えられたそうです。
「お金と福の神-お札に描かれた大黒様」というテーマで展示会があるので興味のある方はどうぞ。
日本銀行金融研究所貨幣博物館 : 期間は12月9日から来年3月4日までです。

日銀で初めて発行された日本銀行券、明治18年(1885)のことです。
みつまたの皮を漂白して作られた用紙(紙幣)で、
紙質を強くするために混ぜられたのは、なんと“こんにゃく”の粉。
ちゃんと偽造防止のために、白すかし・黒すかしの文字や図柄もすき入れられてました。
当時は“大黒札”として親しまれていたようですが、色々とエピソードもあるようです。
防虫剤が十分でなかったお札は、
タンスにしまっておくと、衣類を食う虫に食べられることも。
タンス預金のつもりが、利子どころかお札が物理的に減っていくはめに…
鉛白が入ったインクを使っていたために温泉地などでは硫化水素に触れ黒く変色。
そして偽札と疑われたりすることも…
なかなかユーモアのあるお札でしたが、
3年後には、改良され順次引き換えられたそうです。
「お金と福の神-お札に描かれた大黒様」というテーマで展示会があるので興味のある方はどうぞ。
日本銀行金融研究所貨幣博物館 : 期間は12月9日から来年3月4日までです。
