通常の超新星爆発の100倍も高エネルギーの“極超新星爆発”は、
これまで天の川銀河以外の銀河で8つ、爆発の痕跡は2つ観測されています。
もちろん、こうした爆発により作られる高温ガスのバブルは、
天の川銀河内でも存在すると考えられていたのですが、まだ見つかっていませんでした。
“MAXI”の観測による
X線全天画像
これは、距離が近く見かけのサイズが大きすぎるため、観測できなかったからなんでが、
今回、国際宇宙ステーション(ISS)のX線監視装置“MAXI”による全天観測で、はくちょう座の方向にある高温ガスの巨大な構造を詳しく調べたんですねー
5500光年かなたの
スーパーバブル(白い囲み)と
X線源(a~d) 左図
はくちょう座の
北十字を重ねた図
半径約1000光年に広がった
バブルの大きさがわかる 右図
すると、およそ200~300万年前に太陽数十個分もの星が、“極超新星爆発”を起こして作られたものということが分かりました。
高温ガスの温度は約300万度にも達するようです。
天の川銀河内では、通常の超新星爆発は50年に1度、“極超新星爆発”は10~100万年に1度しか起こらないと推測されています。
なので今回の結果は、ひじょうに珍しい現象の痕跡を、世界で初めて近傍でとらえたことになるんですねー
この爆発の瞬間は、地球から見ると満月程度に輝いたようです。
これまで天の川銀河以外の銀河で8つ、爆発の痕跡は2つ観測されています。
もちろん、こうした爆発により作られる高温ガスのバブルは、
天の川銀河内でも存在すると考えられていたのですが、まだ見つかっていませんでした。
“MAXI”の観測による
X線全天画像
これは、距離が近く見かけのサイズが大きすぎるため、観測できなかったからなんでが、
今回、国際宇宙ステーション(ISS)のX線監視装置“MAXI”による全天観測で、はくちょう座の方向にある高温ガスの巨大な構造を詳しく調べたんですねー
5500光年かなたの
スーパーバブル(白い囲み)と
X線源(a~d) 左図
はくちょう座の
北十字を重ねた図
半径約1000光年に広がった
バブルの大きさがわかる 右図
すると、およそ200~300万年前に太陽数十個分もの星が、“極超新星爆発”を起こして作られたものということが分かりました。
高温ガスの温度は約300万度にも達するようです。
天の川銀河内では、通常の超新星爆発は50年に1度、“極超新星爆発”は10~100万年に1度しか起こらないと推測されています。
なので今回の結果は、ひじょうに珍しい現象の痕跡を、世界で初めて近傍でとらえたことになるんですねー
この爆発の瞬間は、地球から見ると満月程度に輝いたようです。