8月17日に土星探査機“カッシーニ”が、
土星の衛星ディオネへの5回目となるフライバイを行いました。
土星の第4衛星ディオネは、
1984年に天文学者カッシーニが発見した直径1000キロほどの氷の衛星です。
発見者の名を冠した探査機“カッシーニ”は、
2004年から土星と、その衛星を探査していました。
ディオネへの接近通過“フライバイ”は今回で5回目、
そして最後になるそうです。
今回のフライバイで、“カッシーニ”はディオネの上空474キロを通過。
重力や磁気圏、プラズマのデータから、
ディオネの内部構造や、内部構造が表面に及ぼす影響を知る、
手がかりが得られると期待されているんですねー
エンケラドスのフライバイへ
“カッシーニ”による土星の衛星フライバイは、
あと数回で終わりを迎えることになります。
そのなかで注目されるのが、
地質学的に活発な活動を見せている衛星エンケラドス。
エンケラドスには、
今年の10月14日と28日、さらに12月19日にフライバイを行う予定です。
10月28日のフライバイでは、エンケラドスの上空49キロまで接近。
表面のひび割れから間欠泉のように噴出する、
氷の粒子や水蒸気の中へ飛び込むように飛行するんですねー
これにより、エンケラドスの地下で何が起こっているのか?
を調べることになっています。
その後“カッシーニ”は、大きな衛星を遠くから数回観測し、
ダフニエ、テレスト、エビメテウス、アイガイオンなど、
いびつな形をした小衛星20個あまりを撮影。
そして2017年、
“グランドフィナーレ”と呼ばれる最後の1年間では、
土星の本体とその環の間を何度か繰り返し飛行する予定です。
こちらの記事もどうぞ。
“カッシーニ”が発見。衛星テチス表面に複数の謎の赤い筋
衛星エンケラドスから伸びる弦状構造って何?
生命を生む熱水環境を土星の衛星エンケラドスに発見!
土星の衛星ディオネへの5回目となるフライバイを行いました。
フライバイ直前の17日に、 約6万3000~17万キロの距離から撮影された衛星ディオネ。 後ろを横切るラインは土星の環 |
土星の第4衛星ディオネは、
1984年に天文学者カッシーニが発見した直径1000キロほどの氷の衛星です。
発見者の名を冠した探査機“カッシーニ”は、
2004年から土星と、その衛星を探査していました。
ディオネへの接近通過“フライバイ”は今回で5回目、
そして最後になるそうです。
フライバイ時に撮影された画像。 |
今回のフライバイで、“カッシーニ”はディオネの上空474キロを通過。
重力や磁気圏、プラズマのデータから、
ディオネの内部構造や、内部構造が表面に及ぼす影響を知る、
手がかりが得られると期待されているんですねー
フライバイ後に広角カメラで約5万9000~7万5000キロの距離から可視光で撮影。 |
エンケラドスのフライバイへ
“カッシーニ”による土星の衛星フライバイは、
あと数回で終わりを迎えることになります。
そのなかで注目されるのが、
地質学的に活発な活動を見せている衛星エンケラドス。
エンケラドスには、
今年の10月14日と28日、さらに12月19日にフライバイを行う予定です。
10月28日のフライバイでは、エンケラドスの上空49キロまで接近。
表面のひび割れから間欠泉のように噴出する、
氷の粒子や水蒸気の中へ飛び込むように飛行するんですねー
これにより、エンケラドスの地下で何が起こっているのか?
を調べることになっています。
その後“カッシーニ”は、大きな衛星を遠くから数回観測し、
ダフニエ、テレスト、エビメテウス、アイガイオンなど、
いびつな形をした小衛星20個あまりを撮影。
そして2017年、
“グランドフィナーレ”と呼ばれる最後の1年間では、
土星の本体とその環の間を何度か繰り返し飛行する予定です。
こちらの記事もどうぞ。
“カッシーニ”が発見。衛星テチス表面に複数の謎の赤い筋
衛星エンケラドスから伸びる弦状構造って何?
生命を生む熱水環境を土星の衛星エンケラドスに発見!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます