先日、木星探査機“ジュノー”が初の木星フライバイを実施し、
その時にとらえた画像が公開されました。
この画像には縞や帯がなく多数の嵐が渦巻く北極や、
赤外線で見た南極の巨大オーロラなど、興味深い様子が映し出されていたんですねー
見たことない木星の表情
8月27日にNASAの木星探査機“ジュノー”は、
第1回の木星フライバイ(接近通過)を実施しました。
その際、雲頂から4200キロまで接近して観測を行っているのですが、
取得されたデータを分析してみると、いくつか興味深い発見があったんですねー
木星の北極は、これまで私たちが見てきたものや推測とも異なるもので、
色は木星のどの場所よりも青みがかっていて、多くの嵐が見られました。
一方で見慣れた縞や帯はなく、とても木星の画像と思えるものでは無かったんですねー
観測に用いられたのは“JunoCam”をはじめ8つの観測機器。
そのうちオーロラ分布図作成のための赤外線観測装置“JIRAM”は、
南北の極域で注目すべき画像をとらえていました。
“JIRAM”は赤外線による初の木星クローズアップ画像をとらえていて、
南北両極の画像からは、これまでに見たことのない高温領域の存在が明らかになります。
また、初めて観測された木星の南極のオーロラ画像では、
明るく構造のしっかりしたその姿に驚かされたんですねー
詳しい画像の分析でオーロラの形態やダイナミックスなど…
今後さまざまなことが明らかになるんでしょうね。
さらに興味深いのが、電波・プラズマ波実験装置“Waves”が記録した電波放射でした。
木星の電波放射は1950年代から知られていましたが、
これほど近くで得たデータが分析されたことはありませんでした。
“Waves”は木星の北極を取り囲む巨大なオーロラを引き起こす、
エネルギーを帯びた粒子からの放射を検出。
その放射は太陽系で最強で、今は粒子にエネルギーを与えている電子が、
どこからやってくるのかを調べているそうですよ。
こちらの記事もどうぞ ⇒ ミッション開始! 探査機“ジュノー”が木星を初めて接近観測
その時にとらえた画像が公開されました。
この画像には縞や帯がなく多数の嵐が渦巻く北極や、
赤外線で見た南極の巨大オーロラなど、興味深い様子が映し出されていたんですねー
見たことない木星の表情
8月27日にNASAの木星探査機“ジュノー”は、
第1回の木星フライバイ(接近通過)を実施しました。
その際、雲頂から4200キロまで接近して観測を行っているのですが、
取得されたデータを分析してみると、いくつか興味深い発見があったんですねー
木星の北極は、これまで私たちが見てきたものや推測とも異なるもので、
色は木星のどの場所よりも青みがかっていて、多くの嵐が見られました。
一方で見慣れた縞や帯はなく、とても木星の画像と思えるものでは無かったんですねー
雲頂から7万8000キロの距離から搭載カメラ“JunoCam”がとらえた木星の北極 |
観測に用いられたのは“JunoCam”をはじめ8つの観測機器。
そのうちオーロラ分布図作成のための赤外線観測装置“JIRAM”は、
南北の極域で注目すべき画像をとらえていました。
“JIRAM”は赤外線による初の木星クローズアップ画像をとらえていて、
南北両極の画像からは、これまでに見たことのない高温領域の存在が明らかになります。
また、初めて観測された木星の南極のオーロラ画像では、
明るく構造のしっかりしたその姿に驚かされたんですねー
詳しい画像の分析でオーロラの形態やダイナミックスなど…
今後さまざまなことが明らかになるんでしょうね。
“JIRAM”が赤外線でとらえた木星南極のオーロラ |
さらに興味深いのが、電波・プラズマ波実験装置“Waves”が記録した電波放射でした。
木星の電波放射は1950年代から知られていましたが、
これほど近くで得たデータが分析されたことはありませんでした。
“Waves”は木星の北極を取り囲む巨大なオーロラを引き起こす、
エネルギーを帯びた粒子からの放射を検出。
その放射は太陽系で最強で、今は粒子にエネルギーを与えている電子が、
どこからやってくるのかを調べているそうですよ。
こちらの記事もどうぞ ⇒ ミッション開始! 探査機“ジュノー”が木星を初めて接近観測
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