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火星の「動く砂丘」 探査車“キュリオシティ”がパノラマ撮影

2016年01月25日 | 火星の探査
“キュリオシティ”が撮影したパノラマ画像の左奥に、
高さ5メートルほどの砂丘が写っている。

火星のシャープ山をゆっくり登りながら調査しているNASAの探査車“キュリオシティ”が、
バグノルド砂丘の息をのむほど素晴らしい360度パノラマ画像を撮影しました。

NASAが発表したのは、12月半ばに撮影し画像を合成したもの。

右手の奥に見える山頂方向の左手に、
黒っぽい砂の斜面が広がっているのが分かるんですねー

これは、風によって砂が吹き寄せられてできた砂丘で、
やがて勾配が急になると、雪崩のように小さく崩れていくことに… この画像の砂丘は、高さが5メートルほどあるようです。

NASAによると“キュリオシティ”は、この地点に数週間とどまり、
地球の砂丘よりも重力が小さく大気が薄い環境で、
風がどのように砂粒を運んだり選別したりするかを調査する予定。

火星周回機が複数年にわたって撮影した画像によって、
砂丘は地球時間の1年で、1メートルほど移動することが分かっているようです。



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