火星軌道を周回中のNASA探査機“メイブン”が、
大気の下層部で発生した珍しいオーロラと、謎のダスト雲を観測したんですねー
このダスト雲に含まれるチリが、どこから来たのかは分からず…、
ただ、このチリが2012年に火星で発見された謎のプルームとは無関係のようです。
火星のオーロラは過去にも観測されたことがありました。
でも今回観測されたものは、そのどれにも似ていなかったんですねー
クリスマス直前の5日間、高度50~100キロの下層大気内で光を放ったオーロラは、
北半球の大半を覆うことになりました。
地球のオーロラと同様に、火星のオーロラも大気中の原子に電子が衝突して発生します。
でも、火星には地磁気がないので、
それらの粒子が大気のずっと奥深くまで入り込めるんですねー
なので、今回大気の下層部で発生したオーロラは、
太陽から吹きつける粒子の嵐が原因のようです。
もう1つのサプライズになる謎のダスト雲は、
主に高度150~300キロ付近で発見され、
1000キロ以上の上空でも発見されているんですねー
火星がホコリっぽい星であることは分かっているのですが、
そのホコリが、ここまで高く舞い上がることは、普通だとあり得ないことです。
このダスト雲の成分は不明で、
それどころか、これが恒久的な現象なのか、
また、正確にどこから来たのか…
さらに深い謎に包まれています。
一方で、このチリが火星の衛星フォボスとダイモスから飛来した可能性もあるようです。
火星にはかつて、今よりももっと厚く密度の高い大気があり、
それにより温かい気温と豊富な水が保たれていました。
そして、大気が宇宙に逃げたことで、
火星は寒くなり、水分も失われてしまうことに…
探査機“メイブン”の最終目標は、
その大気が宇宙に逃げた理由を、突き止めることなんですねー
現在、失われた気体と水の量、地中に閉じ込められた量の推定が行われているようです。
大気の下層部で発生した珍しいオーロラと、謎のダスト雲を観測したんですねー
このダスト雲に含まれるチリが、どこから来たのかは分からず…、
ただ、このチリが2012年に火星で発見された謎のプルームとは無関係のようです。
火星の北半球に“メイブン”が観測した、 紫外線の波長のオーロラを紫で示したイラスト。 |
火星のオーロラは過去にも観測されたことがありました。
でも今回観測されたものは、そのどれにも似ていなかったんですねー
クリスマス直前の5日間、高度50~100キロの下層大気内で光を放ったオーロラは、
北半球の大半を覆うことになりました。
地球のオーロラと同様に、火星のオーロラも大気中の原子に電子が衝突して発生します。
でも、火星には地磁気がないので、
それらの粒子が大気のずっと奥深くまで入り込めるんですねー
なので、今回大気の下層部で発生したオーロラは、
太陽から吹きつける粒子の嵐が原因のようです。
もう1つのサプライズになる謎のダスト雲は、
主に高度150~300キロ付近で発見され、
1000キロ以上の上空でも発見されているんですねー
火星がホコリっぽい星であることは分かっているのですが、
そのホコリが、ここまで高く舞い上がることは、普通だとあり得ないことです。
このダスト雲の成分は不明で、
それどころか、これが恒久的な現象なのか、
また、正確にどこから来たのか…
さらに深い謎に包まれています。
一方で、このチリが火星の衛星フォボスとダイモスから飛来した可能性もあるようです。
火星にはかつて、今よりももっと厚く密度の高い大気があり、
それにより温かい気温と豊富な水が保たれていました。
そして、大気が宇宙に逃げたことで、
火星は寒くなり、水分も失われてしまうことに…
探査機“メイブン”の最終目標は、
その大気が宇宙に逃げた理由を、突き止めることなんですねー
現在、失われた気体と水の量、地中に閉じ込められた量の推定が行われているようです。
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