今世紀最長の金環食

昨年は今世紀最長の皆既日食があった年でしたが、今年の1月15日には今世紀最長の金環食が観測されました。

観測が行えたのはアフリカからアジアの地域、
残念ながら日本は一番条件の良い沖縄でも部分日食となりました。

金環食とは月が地球から遠ざかっている時に観測されるリング状の日食です。

地球から遠ざかった月は直径が小さく見えるんですねー
この月が太陽と直列すると、太陽よりも月の方が一回り小さくなるため、リング状の輝きが浮かび上がるというわけです。


写真は中国の江蘇省で撮影された金環食“炎の指輪”です。

今回の金環食はアフリカ中央部から始まり、インド洋を経て中国までの地域で実に11分8秒も続きました。
2000年以降の1000年間で最長となるそうです。