フジロックの魅力の一つは、やっぱりワールドミュージックですよね。しかもミクスチャーなやつ。そんな魅力の注目バンドをいくつか集めてみました。
Flogging Molly / Live At The Greek Theatre
土曜レッド・マーキーのトリを務めるアイリッシュ・パンクの雄、フロッギング・モリー。これは最近リリースされたDVD付きのライヴ盤。格好良いですね~。こんなブログを書いてる私も、これには漢の血が騒ぎますよ! アメリカのバンドらしいのですが、その佇まいにはポーグスとか、スペシャルズのような“英国的やさぐれ感”があります。そのやさぐれたパンクスピリッツで哀愁溢れるアイリッシュのメロディを疾走させます。アコギ、バンジョー、マンドリン、フィドル、ウィッスル、アコーディオンなども活躍し、トラディショナルな香りもしっかり感じさせてくれる。しかもアコースティック・セット的なものもあったりで、かなり染みます。ですが本領はアイリッシュ・パンクです! そのパンク魂の爆発にはやはり燃えますよね。 レッド・マーキーは凄いことになりそうですね。
http://www.youtube.com/watch?v=Gr46RJs0ixE&feature=related
Ozomatli / Fire Away
深夜のパレードも伝説のフジロック常連、オゾマトリ。ラテン音楽をベースにしながらもヒップホップやファンク、ロックなどありとあらゆる音楽をミクスチャーしたサウンドが強烈なLAのグループ。写真は彼らの最新作「Fire Away」。今作はポップな仕上がりの上にエグ味のある土着な香りも濃厚で、個人的には大好きなんです!「Are You Ready?」や「Caballito」、「Vamos En Tren」といったラテン色の濃い曲が特に良いですね~。そして濃密なヘヴィー・ファンク「Elysian Persuasion」や、ベースが腰にキまくりのパーティ・ソング「Yeah Yeah Yeah Yeah」、灼熱的で肉感的なノリに踊らずにはいられない「Malagasy Shock」辺りも印象的。ポップな「45」では途中いきなりJBファンクになったり。これはライヴで盛り上がるでしょうね~。そして案外「It's Only Time」や「Love Comes Down」あたりのチル・アウト曲も味わい深いところがミソ。
http://www.youtube.com/watch?v=twpSJsaX7fI&feature=related
La Ruda / Le Grand Soir
フジに出演することで初めて知ったフランスのバンド、ラ・ルーダ。スカをベースにしていますが、ホーン隊の感じや荒っぽいフランス語の響きはジプシーっぽく聴こえたりもします。このCDを聴く前にYouTubeで映像をチェックした時はもっとパンキッシュな印象を受けたのですが、意外とフォーキーでカントリーからの影響もあったりで面白いです。そう言えばモリアーティやムスタングもフランスですよね。今フランスのシーンって面白いのかも?
http://www.youtube.com/watch?v=1c_mxNvG_mY
Mallacán / Mar De Suenios
そしてこちらはスペインはアラゴン州出身のロック・ラティーノ、マヤカン。もちろんフジ出演で知りました。先のラ・ルーダはスカをベースにしているので、ライヴではパンキッシュな感じになりそうですが、CDを聴く限りこちらの方がパンキッシュ。いやパンクと言うよりラウド・ロックな感じ? メタリックなギター・リフがガンガン出てきたりします。プロフィール曰く、現在ヨーロッパで最も話者数の少ないアラゴン州の言葉で歌われ、アラゴンの伝統楽器とROCKをブレンドした世界でも類を見ないバンド、だそうです。なるほど~。
http://www.youtube.com/watch?v=GS1ei9TRW80&feature=related
他にもワールド・ミュージックで言えば、ハイチのエムリン・ミシェル、ソロモン諸島のナラシラト・パン・パイパーズ、キューバ音楽のウィリー・マルチネス・アンド・マンボ・ロコなんかもあって、ホント目移りしちゃいますよね~。まあ、全部を観るのは不可能なんですけど、こんなフジロックが大好きなんです!!
~関連過去ブログ~ お時間有ったらぜひ!
10.05.11 フジ予習:ジョン・バトラー・トリオ
10.05.15 フジ予習:コリーヌ・ベイリー・レイ
10.05.20 フジ予習:キティー・デイジー&ルイス
10.06.06 フジ予習:コデイン・ベルベット・クラブ
10.06.19 フジ予習:JJグレイ・アンド・モフロ
10.07.20 フジ予習:モリアーティ
10.07.22 フジ予習:ムスタング
10.07.24 フジ予習:ダイアン・バーチ
10.07.26 フジ予習:ジョン・フォガティ
Flogging Molly / Live At The Greek Theatre
土曜レッド・マーキーのトリを務めるアイリッシュ・パンクの雄、フロッギング・モリー。これは最近リリースされたDVD付きのライヴ盤。格好良いですね~。こんなブログを書いてる私も、これには漢の血が騒ぎますよ! アメリカのバンドらしいのですが、その佇まいにはポーグスとか、スペシャルズのような“英国的やさぐれ感”があります。そのやさぐれたパンクスピリッツで哀愁溢れるアイリッシュのメロディを疾走させます。アコギ、バンジョー、マンドリン、フィドル、ウィッスル、アコーディオンなども活躍し、トラディショナルな香りもしっかり感じさせてくれる。しかもアコースティック・セット的なものもあったりで、かなり染みます。ですが本領はアイリッシュ・パンクです! そのパンク魂の爆発にはやはり燃えますよね。 レッド・マーキーは凄いことになりそうですね。
http://www.youtube.com/watch?v=Gr46RJs0ixE&feature=related
Ozomatli / Fire Away
深夜のパレードも伝説のフジロック常連、オゾマトリ。ラテン音楽をベースにしながらもヒップホップやファンク、ロックなどありとあらゆる音楽をミクスチャーしたサウンドが強烈なLAのグループ。写真は彼らの最新作「Fire Away」。今作はポップな仕上がりの上にエグ味のある土着な香りも濃厚で、個人的には大好きなんです!「Are You Ready?」や「Caballito」、「Vamos En Tren」といったラテン色の濃い曲が特に良いですね~。そして濃密なヘヴィー・ファンク「Elysian Persuasion」や、ベースが腰にキまくりのパーティ・ソング「Yeah Yeah Yeah Yeah」、灼熱的で肉感的なノリに踊らずにはいられない「Malagasy Shock」辺りも印象的。ポップな「45」では途中いきなりJBファンクになったり。これはライヴで盛り上がるでしょうね~。そして案外「It's Only Time」や「Love Comes Down」あたりのチル・アウト曲も味わい深いところがミソ。
http://www.youtube.com/watch?v=twpSJsaX7fI&feature=related
La Ruda / Le Grand Soir
フジに出演することで初めて知ったフランスのバンド、ラ・ルーダ。スカをベースにしていますが、ホーン隊の感じや荒っぽいフランス語の響きはジプシーっぽく聴こえたりもします。このCDを聴く前にYouTubeで映像をチェックした時はもっとパンキッシュな印象を受けたのですが、意外とフォーキーでカントリーからの影響もあったりで面白いです。そう言えばモリアーティやムスタングもフランスですよね。今フランスのシーンって面白いのかも?
http://www.youtube.com/watch?v=1c_mxNvG_mY
Mallacán / Mar De Suenios
そしてこちらはスペインはアラゴン州出身のロック・ラティーノ、マヤカン。もちろんフジ出演で知りました。先のラ・ルーダはスカをベースにしているので、ライヴではパンキッシュな感じになりそうですが、CDを聴く限りこちらの方がパンキッシュ。いやパンクと言うよりラウド・ロックな感じ? メタリックなギター・リフがガンガン出てきたりします。プロフィール曰く、現在ヨーロッパで最も話者数の少ないアラゴン州の言葉で歌われ、アラゴンの伝統楽器とROCKをブレンドした世界でも類を見ないバンド、だそうです。なるほど~。
http://www.youtube.com/watch?v=GS1ei9TRW80&feature=related
他にもワールド・ミュージックで言えば、ハイチのエムリン・ミシェル、ソロモン諸島のナラシラト・パン・パイパーズ、キューバ音楽のウィリー・マルチネス・アンド・マンボ・ロコなんかもあって、ホント目移りしちゃいますよね~。まあ、全部を観るのは不可能なんですけど、こんなフジロックが大好きなんです!!
~関連過去ブログ~ お時間有ったらぜひ!
10.05.11 フジ予習:ジョン・バトラー・トリオ
10.05.15 フジ予習:コリーヌ・ベイリー・レイ
10.05.20 フジ予習:キティー・デイジー&ルイス
10.06.06 フジ予習:コデイン・ベルベット・クラブ
10.06.19 フジ予習:JJグレイ・アンド・モフロ
10.07.20 フジ予習:モリアーティ
10.07.22 フジ予習:ムスタング
10.07.24 フジ予習:ダイアン・バーチ
10.07.26 フジ予習:ジョン・フォガティ