塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

パリ・サンジェルマンと周囲の環境

2024-12-28 21:33:22 | 日記

 パリ・サンジェルマンは2011年のカタール資本提携以後

 

 カルロ・アンチェロッティ、トーマス・トッヘル、ルイス・エンリケに代表される著名監督と契約

 2020シーズンは変則な形式ではあったが、UEFAチャンピオンズ・リーグで決勝戦まで進む

 少なくとも、リーグ1では多くのトロフィーを獲得

 

 というように、大きな変化を遂げました。

 

 しかし、どうしてもあと一歩が足りない、マンチェスター・シティのように、あか抜けた、突き抜けた感覚が不足していること。

 

 それはワールド・サッカーダイジェスト2025年1月2日号が指摘した

 

 パリにはダービーが存在しない

 パリFCに未来はあるか

 

 という記事を読んで、なるほどと考えた次第です。

 

 確かにネイマールに支払った金額や、インテルからやってきたミラン・シュクリニアルが、思うようにフィットしないなど、新聞が騒ぐ事例はあります。

 

 しかし、大きな一戦はマルセイユまで遠征するか、逆に彼らがパリを訪れるか死なないとも言えますし、過去にはここに大きな暴力事件も関与していました。

 

 過去、パリには「ラシン・パリ」という、自転車競技だったと思いますが、クラブがありましたね。

 

 ラシンというフランス語は英語でいう「レーシング」に相当するのですが、ラシン・パリ不在以降、パリ・サンジェルマンが首都でただ一つのクラブであるものの、2000年代は低迷していました。

 

 パリはサッカー以外の楽しみも多く、ダービーの熱狂がマドリードやミラノのように存在しませんね。

 

 ですから今一歩、どこかあか抜けない印象だったのは、彼らではなく周囲の環境という形に起因している、そんな気がしませんか。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本製品が本場を凌駕すること | トップ | 野球でもサッカーでも、日本... »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事