パリ・サンジェルマンは2011年のカタール資本提携以後
カルロ・アンチェロッティ、トーマス・トッヘル、ルイス・エンリケに代表される著名監督と契約
2020シーズンは変則な形式ではあったが、UEFAチャンピオンズ・リーグで決勝戦まで進む
少なくとも、リーグ1では多くのトロフィーを獲得
というように、大きな変化を遂げました。
しかし、どうしてもあと一歩が足りない、マンチェスター・シティのように、あか抜けた、突き抜けた感覚が不足していること。
それはワールド・サッカーダイジェスト2025年1月2日号が指摘した
パリにはダービーが存在しない
パリFCに未来はあるか
という記事を読んで、なるほどと考えた次第です。
確かにネイマールに支払った金額や、インテルからやってきたミラン・シュクリニアルが、思うようにフィットしないなど、新聞が騒ぐ事例はあります。
しかし、大きな一戦はマルセイユまで遠征するか、逆に彼らがパリを訪れるか死なないとも言えますし、過去にはここに大きな暴力事件も関与していました。
過去、パリには「ラシン・パリ」という、自転車競技だったと思いますが、クラブがありましたね。
ラシンというフランス語は英語でいう「レーシング」に相当するのですが、ラシン・パリ不在以降、パリ・サンジェルマンが首都でただ一つのクラブであるものの、2000年代は低迷していました。
パリはサッカー以外の楽しみも多く、ダービーの熱狂がマドリードやミラノのように存在しませんね。
ですから今一歩、どこかあか抜けない印象だったのは、彼らではなく周囲の環境という形に起因している、そんな気がしませんか。
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