塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

テレビは何も変わっていないか

2012-05-19 01:48:02 | 日記
 日本サッカーがプロ化して20年。

 この間選手とファンの意識は劇的なまでに変化しましたが、テレビだけは何ひとつ変わっ
ていないと思います。

 衛星放送、ケーブルテレビに加入している方は、僕とは異なる見解かもしれませんが。

 僕自身は
 
 「サッカーが好きだ」
 「昔サッカーをしていた」

 という理由だけでお笑い芸人を司会に起用することは、安直すぎると考えます。

 彼らが海外に赴く時、その旅行費と宿泊費はテレビ局が用意し、入手困難なチケットの
手配まで行っているはずです。

 僕は海外への渡航経験はありません。

 でも中には毎日汗水流して働いて、そんお金を費やして懸命に応援している方もいます。

 テレビ局の放送、お笑い芸人の司会、アナウンサーの発言はいずれも上記の方の意見を
代弁していないと感じています。

 彼らはミックスゾーンに入れる特権があります。

 でもそこで

 「日本の視聴者にメッセージを。」

 というのは、せっかくの権利を放棄していると思いますし、この点は最新号のサッカー
批評でも取り上げられていましたね。

 僕はお笑い芸人を使うのならば、一般の方がキャスターに成れるような、そんな心配り
をして欲しい。

 それでも起用が変わらないのであれば、彼らには本当に僕たちの代弁を果たして欲しいと
思います。

 選手がミスをすれば罵声が飛ぶ。
 
 僕だってこのブログで頭を何度か下げてきました。

 その一方でキャスターや司会者がミスをした際、罵声が飛んできただろうか?

 そう思うのです。
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ブラジルと中東、新しいふたつの市場

2012-05-18 23:33:42 | 日記
 昨年のリールと同様、モンペリエは強豪クラブの草刈場となるでしょう。

 それは降格したボルトン、ビジャレアルも同様でしょうね。

 つまりこれから本格的に移籍市場が賑わう時期となり、Jリーグにも今まで以上に獲得
の打診が増えるはずです。

 誌面を作る編集部の方からすれば、移籍の記事は売れ行きが期待できるでしょうが、逆
に作業が面倒になる側面があります。

 例えばかつてマルディーニの記事を作成する際、クラブの項目は、ただ

 「ACミラン」

 と書けば良かったのです。

 しかし彼の例は完全に過去の代物で、今は短期、長期関わらず移籍が当然の時代です
から、編集部の方は常に正確な情報を用意せねばなりません。

 ルーニーのように移籍が一回ならともかく、頻繁にクラブを変える選手はまず本人が
大変でしょうが、編集者や記者の方も戸惑うと思います。

 近年中東、そしてブラジルが新たな市場となり、選手の受け皿となっています。

 事実ミランを離れるセードルフはブラジルへの移籍が囁かれ、ラウルは残念ながら日本
ではなくアル・サドと契約を交わしました。

 アル・サドがアジア王者ですから、当然と言えば当然の成り行きですが。

 今後このふたつの市場が熟成し、認知されたならいつの日かこの地域までを網羅した
選手名鑑が日本で刊行されるかもしれません。

 編集者の皆さんは

 「冗談じゃない」

 と呟きながら、パソコンと向きあうのでしょうか。

 それほど日本のイヤー・ブックは優れていると僕は思っています。
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2012シーズンの欧州サッカーを振り返る

2012-05-18 23:24:32 | 日記
 今、各専門誌では、シーズン終了後に刊行する欧州サッカーのダイジェストの作成が
急ピッチで進められていると思います。

 本当にありがたい気持ちで一杯です。

 今週末には遂に欧州王者が確定しますし、今から各国リーグの成績、写真を作成して
おけば随分ゆとりが生まれるはずです。

 2012シーズンは非常に面白みのあるシーズンでしたね。

 プレミアではシティが念願のリーグ優勝を達成し、ユヴェントスは来季遂に欧州の舞台
に復帰します。

 またドイツでは盟主の座がバイエルンからドルトムントに移りつつあり、スペインでは
レアルがバルセロナの4連覇を阻止しました。

 まだリーグ1は優勝クラブが決まっていませんが、モンペリエが巻き起こした旋風は、
昨シーズンのリール同様フランス中を駆け巡りましたね。

 その一方で残念なニュースもあります。

 スコットランドではレンジャーズが破産申請を行い、SPLの成り行きそのものが暗雲
たちこめています。

 またスペイン、ギリシャ、そしてポルトガルに代表される

 「欧州通貨危機」

 がサッカー界にも忍び寄り、資本を持つ者と持たない者の格差は開く一方で、弱者がどんな
に知恵を絞っても、資本力に太刀打ちできない状況が形成されています。

 ですのでモンペリエがフランス王者になったなら、それこそ欧州中から拍手が巻きおこる
はずです。

 それにしても2012シーズンの欧州サッカーは記億に残る年となりました。
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来季はマンチェスターにとっての分岐点

2012-05-18 01:43:14 | 日記
 初めて目撃します。

 2012-13シーズンのプレミアシップの選手名鑑は、トップをシティが飾りますね。

 つまり編集する側も読む側も、シティがユナイテッドよりも先に掲載される日が来ると
は、夢にも思わなかったでしょう。

 それだけ44年という歳月は長く、日本のシティファンからすれば、選手名鑑を読む
だけで感慨深くなると思います。

 では一方のユナイテッドはどうか。

 シティとの立場が逆転するとなれば、それはただ一言

 「ファーガソンがいつまで監督を続けるか?

 これに尽きます。

 ユナイテッドにとってファーガソンは最大の武器であるのと同時に、最大の弱点でもあり
ます。

 いくら本人にやる気があっても、70を越えた人物が政権を維持していることは、正直
不安が残ります。

 年齢を考慮することはアンフェアな面もあります。

 ファーガソンより若くとも病気になる人間は存在しますし、彼が今でもプレミアを代表す
る監督なのは間違いありません。

 だからこそ後任人事が大切であり、同時に何時政権移動を行うか、その時期も考慮しない
といけません。

 シティもいつまでマンチーニ政権が持続するかはわかりません。

 しかし彼らにはユナイテッドのような「しがらみ」が無い分、監督の選定は柔軟です。

 誰が監督に招かれてもファーガソンとの比較は避けられず、それは極端な話ベップでも
同様です。

 2012ー13シーズンは、マンチェスターの両クラブを占う重要な一年になるでしょう。
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シティの今後を考える

2012-05-18 01:32:32 | 日記
 44年ぶりの覇権を手にした今、マンチェスターの街は「赤」から「空色」へ空気が
一新されるのでしょうか?

 それともこの両者が真正面からぶつかりあうのでしょうか?

 マンチーニ政権になってからも、あれだけのビッグネームを買い揃えた背景には、彼が
アカデミーから昇格させた選手の大半に、満足していないためという話を聞きました。

 スティーブン・アイルランドがトレードされたのはその為です。

 今シティは育成の為の下準備に入りましたが、つまり代表クラスの獲得は

 「アカデミーから選手を引き上げるまでの体を成す」

 ための煙幕であり、5年、10年先に若手が一軍で活躍できる目星がつけば、一見乱獲
のように見える選手獲得を覆す可能性が高いのです。

 ロビーニョを獲得して話題を振り撒いた2008年の夏のような

 「無鉄砲」

 な計画とは理由が異なると言って良いでしょう。

 チェルシーの言葉を借りるなら、今後はテクニカル・スポンサーの締結も大きな要素と
成り得ます。

 シティは現在アンブロ、過去にはリーボック、そしてル・コックと短期間で契約先を次々
に変更してきました。

 もしナイキ、アディダスが契約を申し込めば、金銭的な旨味に加えて長期の契約も見えて
きます。

 アンブロとすれば契約金を上積みして、良好な関係を築くのも方法のひとつと言えますが。
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