塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

新潟ファン、成績不振のクラブに抗議する

2012-05-20 13:46:47 | 日記
 「あの温厚そうなアルビレックスのファンが、居残りで抗議行動か?」

 ホームでジュビロの1-6で大敗した自クラブに対し、アルビレックス新潟のファンが
居残って抗議行動を起こしたと聞いたときの、率直な僕の印象です。

 黒崎監督も
 
 「ファン、スポンサーに申し訳ない。」

 と語ったように、ファンはもう我慢できないほど、焦燥感がつのっていたのでしょう。

 アントラーズに失点7のコンサドーレもそうですが、自分のクラブの失点シーンを幾度
となく目撃するほど、ファンに堪える光景はありません。

 野球には逆転ホームラン
 バスケットには逆転3ポイント

 など、他の球技では得点が2倍、3倍になり得ます。

 しかしサッカーはどんな美しいシュートでも、得点は全て「1」のまま。

 失点を重ねれば重ねるほど勝ち点3が遠のき、ファンとスポンサーの信頼が遠ざかって
ゆきます。

 2005年のチャンピオンズ・リーグ決勝が7年経った今でも語り草なのは、逆転は
無理と思われていたリバプールが同点に追いつき、PK戦とは言え勝利を収めた為です。

 こうした例は極めて「稀」

 だからこそ語り継がれているわけです。

 アルビレックスが今後どのような形で体裁を立て直すのか、ファンは厳しく見つめるは
ずです。
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いよいよファイナルを迎える2012年欧州サッカー

2012-05-20 02:08:50 | 日記
 チェルシーからすれば、若きポルトガル人を解雇した時点で今季は失敗だったと思い
ます。

 もし僕が彼らのファンならば

 「FAカップの優勝はあくまでおまけ。
  ましてやチャンピオンズ・リーグ優勝は出来すぎ」

 と捉えるはずです。

 不覚をとったシーズンで、チェルシーは望外のタイトルをひとつ手中に収めている。

 この事実が果たして決勝にどのような影響をもたらすでしょうか?

 バイエルンからすれば、ホームのアレアンツ・アレーナに決勝で戻ることは、シーズン
開幕前からの規定事項でした。

 ですからハインケス監督は、首脳陣との約束を守った形になります。

 しかし、彼らはここで敗れたならチェルシーが負った以上の心の傷を背負います。

 ホームの大観衆の前で欧州2位で終わる事は許されるはずがなく、その瞬間指揮官と
選手は大きな批判の渦に飲み込まれてしまいます。

 一冠と無冠

 これが現在の状況ですが、これが無冠と2冠、1冠と1冠で終わるかはまだわからない
状態です。

 たた飢餓感に溢れるバイエルンが、最初からチェルシーを追い込む可能性も捨てきれな
いと僕は考えます。
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宇佐美の心中、ジョー・コールの成功例

2012-05-19 23:09:46 | 日記
 日付変わって20日の午前、チャンピオンズ・リーグの決勝をフジテレビが地上波で
放送します。

 宇佐美はきっと

 「いつか中心選手として、この舞台に立とう!」

 そう気持ちを新たにしているでしょうし、是非トゥーロンの舞台で輝いて欲しいと思い
ます。

 「さすがにバイエルンが触手を伸ばした選手だけある!!」

 とスカウトが認めたなら、噂されるホッフェンハイム以外からも好条件で引き抜きの
オファーが舞い込むかもしれません。

 例えばイングランド代表のジョー・コール。

 彼はフリーでチェルシーからリバプールに移籍したものの、体調不良が続き高年俸と
いうこともあり契約が頓挫。

 そしてドーバー海峡を越え、リールの一員となりました。

 フランスで活躍したイングランドの選手と言えば、グレン・ホドルとクリス・ワドルが
挙げられますが、彼もまたそのリストに掲載されるはずです。

 エディン・アザルという才能を目の当たりにしたことも影響したのでしょう。

 このフランス王者にすぐに馴染んだコールは、この地でかつての輝きを取り戻し、母国
に戻ることなく契約を延長すると見られています。

 移籍は選手の清涼剤でもあるわけです。

 宇佐美もきっと新天地で輝ける未来が待っているでしょうし、五輪代表に選手されたな
らば是非暴れて欲しいものです。
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まず選手を売るという大前提

2012-05-19 23:00:28 | 日記
 手許にお金が無くなったなら、大抵の方は銀行に出かけると思います。

 僕も基本はそうなのですが、最近はその前に手許の不用品を売却して極力お金を降ろさな
いように注意しています。

 今日も仕事帰りに本とCD、英語の教材を売却して小遣いを作ったばかりです。

 最近はビッグクラブでも銀行の融資を受ける前に、戦力の見直しを含めた売却の話が増え
てきました。

 その代表例がミランでしょう。

 過去10年に渡って屋台骨を支えてきた選手を放出するのは

 1・アバーテ、エル・シャーラウィのような若手の活躍が期待できること
 2・年俸総額の削減
 3・スカッドを見直すことで、アレグリの負担を減らすこと

 もあるでしょうが、かつてのようなベルルスコーニの

 「大盤振る舞い」

 が期待できないこともあるはずです。

 アレグリからすれば少数精鋭のほうがターン・オーバーしやすいでしょうし、重鎮がベン
チに座る重苦しい空気から解放され、現在のフロントの動きに手ごたえを感じていると思い
ます。

 ミランのような老舗のクラブですら、資金確保に苦戦する中で、やはりウディネーゼと
ナポリの運営には脱帽していまいます。

 戦力を安売りしないことはクラブの格を上げますし、選手も契約しやすいクラブとして
認知すると思います。
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野心を持つ事、秘めた思い

2012-05-19 01:58:19 | 日記
 でも僕はニュース・キャスターが野心を持っていいと思います。

 日本ではひとりの人間が複数の競技を取材しますが、「サッカー専門」を名乗るキャス
ターが生まれた方が未来は開けるはずです。

 そうでなければ今後

 「金子勝彦」

 氏に代表される名調子がテレビから聞こえてくることは無いでしょうし、絶やしてはいけ
ません。

 僕は彼らが

 「僕は欧州サッカーの舞台で実況したい!
  いずれ僕はBBC、キャナル・プラス、RAI1の面接を受けるはずです!!」

 という所信表明をしても、何ら問題は無いと思います。

 確かに局の上司、同僚は面白くないでしょうね。

 給料や家族の問題もありますが、でも選手達に海外移籍はしないのですかと聞くくらい
なら、自分だって海外で実況したら良いと考えるのは僕だけでしょうか?

 大真面目な話、僕自身も

 「コラムニストとして飯が喰いたい」
 「もしフランス・フットボールに原稿が掲載されたら、天にも昇る気持ちだろうな。」

 と想像することはしょっちゅうです。

 ですので心の中に野心を潜め、将来に備える事は決して無駄な出来事ではありません。

 FIFAは公用語として英語、スペイン語そしてドイツ語の3言語を定めています。

 日本の評論家も選手を批判する暇があるのなら、これらを学習してブラッダーやプラ
ティニに取材申請して海外と知己になったら良いのに。

 そう感じることもしばしばあります。
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