この前、6番目が「レプタ銅貨」と聞いて、きょとんとしていたため、今回子ども部屋にて、こんな会話が繰り広げられた。というメモ。楽しみつつ、聞いてくれればありがたい。
(参加者は、地元にいる父方の祖母、および
地元の日曜学校に出ている高校生の5番目のS君と中学生の6番目のMちゃん、
そして、帰省したキャベツ。)
*************
キャベツ「んじゃ、はじめるよ~。聖書、持ってき~」
S君 「何の話~?」
キャベツ「レプタ銅貨のとこ。この前、Mちゃんが知らなかったみたいだから」
S君 「ああ~、あそこね~~~。」
キャベツ「じゃあ、S君。そこ、どこの箇所か教えてくれない?」
S君 「民数記!」
(キャベツ:・・・・・・・・)
Mちゃん「エゼキエル!」
(キャベツ:・・・・・・・・)
キャベツ「なんで、そう旧約聖書ばっかりなん?(苦笑)
・・・ほい、(ぱらぱらとめくって・・・)マルコの福音書12章。」
S&M 「な~んだ、マルコかぁ~~~」(と、いそいそと開く)
キャベツ「ああ、おばあちゃん。
福音書って、4つあってね。
たとえば、Aさんから見たイエス様、
Bさんから見たイエス様、
Cさんから見たイエス様、
うちの親父殿から見たイエス様(祖母、笑う)、
そんなふうに、いろんな面からイエス様の行ったことや話されたことを書いているのが、4つの福音書でね。
その中でも、一番最初に記されたのが、このマルコの福音書っていってね、シンプルに書かれているんですよ。」
祖母 「へ~」
キャベツ「その中に、この前出てきたレプタ銅貨の話があるんですよ。
じゃ、S君、12章41節読んでください」
S君 「はい。
『それから、イエスは献金箱に向かってすわり、
人々が献金箱へ金を投げ入れる様子を見ておられた。
多くの金持ちが大金を投げ入れていた。』」
キャベツ「次、Mちゃん、42節よろしく」
Mちゃん 「『そこへひとりの貧しいやもめが来て、レプタ銅貨を二つ投げ入れた。それは1コドラントに当たる。』」
キャベツ「はい、どうも。
ちなみに、この時代、1日働くと、いくらもらえたか知ってる?」
Mちゃん「ん~~~~、2デナリ?」
キャベツ「残念。1デナリ。
おばあちゃん、この当時ってね、えっと、2000年前なんだけど・・・
なんで、2000年前というかというと、西暦って、A.Dって書くんだけど、
これ ラテン語で『主の年』という意味で、
イエス・キリストが生まれたとされる年から、西暦が始まっているんだ。
でもって、紀元前は、B.C。Before Christ。
『キリストが来られる前』っていうことでね、実は、これがもとになっているんだよね」
(実は、note部分は、ゆ~~~~~~~~っくり話してます、ということなので、ゆ~~~~~~~~っくり読んでください)
祖母 「へ~~~」
キャベツ「で、その当時、一日の賃金が1デナリっていうお金だったんですよ。今で言うと、6000円から1万円くらいかな。とりあえず、1万円って、しておきますね」
祖母 「ふむふむ」
キャベツ「で、この当時のお金って、お札がなかったんですよ。全部、硬貨。
大きくて重いほど、大きなお金で、小さくて軽いほどちっちゃなお金。
だから、この神殿の献金箱に大きなお金を入れると、『ちゃり~~~ん』っていい音がしたかもしれない。
逆に、小さなお金を入れると、『ちゃりん♪』って、かわいらしい音がしたかもしれない。実物を目にしたわけではないから、どういう音がしたかわからないけれど。」
祖母 「そだな~~~。1円玉と10円玉でも、全然違うもんな~~~~」
キャベツ「うん、今も1円玉と10円玉って、違うよね。
神殿って・・・たとえば、日本だと・・・・・・神社とかお社(やしろ)?っていうのかな。神様を崇める場所のことなんです。
で、たとえば、神社のお賽銭(さいせん)箱に、皆お金を入れたりしますよね。
神殿のその献金箱にお金を入れると、
お賽銭箱にお金を入れたときみたいに、音が聞こえたかもしれない。ちゃり~~~~~んって。」
キャベツ「でね。S君、Mちゃん。
ここに出てくるやもめの(たぶん)おばあさんは、皆が、ちゃりん、ちゃり~~~~~んって、いい音を奏でてお金を入れている中、そっと小さなお金を入れたんですよ」
(「レプタ銅貨がなんで今回話題になったかは、→次のページ」)
(参加者は、地元にいる父方の祖母、および
地元の日曜学校に出ている高校生の5番目のS君と中学生の6番目のMちゃん、
そして、帰省したキャベツ。)
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キャベツ「んじゃ、はじめるよ~。聖書、持ってき~」
S君 「何の話~?」
キャベツ「レプタ銅貨のとこ。この前、Mちゃんが知らなかったみたいだから」
S君 「ああ~、あそこね~~~。」
キャベツ「じゃあ、S君。そこ、どこの箇所か教えてくれない?」
S君 「民数記!」
(キャベツ:・・・・・・・・)
Mちゃん「エゼキエル!」
(キャベツ:・・・・・・・・)
キャベツ「なんで、そう旧約聖書ばっかりなん?(苦笑)
・・・ほい、(ぱらぱらとめくって・・・)マルコの福音書12章。」
S&M 「な~んだ、マルコかぁ~~~」(と、いそいそと開く)
キャベツ「ああ、おばあちゃん。
福音書って、4つあってね。
たとえば、Aさんから見たイエス様、
Bさんから見たイエス様、
Cさんから見たイエス様、
うちの親父殿から見たイエス様(祖母、笑う)、
そんなふうに、いろんな面からイエス様の行ったことや話されたことを書いているのが、4つの福音書でね。
その中でも、一番最初に記されたのが、このマルコの福音書っていってね、シンプルに書かれているんですよ。」
祖母 「へ~」
キャベツ「その中に、この前出てきたレプタ銅貨の話があるんですよ。
じゃ、S君、12章41節読んでください」
S君 「はい。
『それから、イエスは献金箱に向かってすわり、
人々が献金箱へ金を投げ入れる様子を見ておられた。
多くの金持ちが大金を投げ入れていた。』」
キャベツ「次、Mちゃん、42節よろしく」
Mちゃん 「『そこへひとりの貧しいやもめが来て、レプタ銅貨を二つ投げ入れた。それは1コドラントに当たる。』」
キャベツ「はい、どうも。
ちなみに、この時代、1日働くと、いくらもらえたか知ってる?」
Mちゃん「ん~~~~、2デナリ?」
キャベツ「残念。1デナリ。
おばあちゃん、この当時ってね、えっと、2000年前なんだけど・・・
なんで、2000年前というかというと、西暦って、A.Dって書くんだけど、
これ ラテン語で『主の年』という意味で、
イエス・キリストが生まれたとされる年から、西暦が始まっているんだ。
でもって、紀元前は、B.C。Before Christ。
『キリストが来られる前』っていうことでね、実は、これがもとになっているんだよね」
(実は、note部分は、ゆ~~~~~~~~っくり話してます、ということなので、ゆ~~~~~~~~っくり読んでください)
祖母 「へ~~~」
キャベツ「で、その当時、一日の賃金が1デナリっていうお金だったんですよ。今で言うと、6000円から1万円くらいかな。とりあえず、1万円って、しておきますね」
祖母 「ふむふむ」
キャベツ「で、この当時のお金って、お札がなかったんですよ。全部、硬貨。
大きくて重いほど、大きなお金で、小さくて軽いほどちっちゃなお金。
だから、この神殿の献金箱に大きなお金を入れると、『ちゃり~~~ん』っていい音がしたかもしれない。
逆に、小さなお金を入れると、『ちゃりん♪』って、かわいらしい音がしたかもしれない。実物を目にしたわけではないから、どういう音がしたかわからないけれど。」
祖母 「そだな~~~。1円玉と10円玉でも、全然違うもんな~~~~」
キャベツ「うん、今も1円玉と10円玉って、違うよね。
神殿って・・・たとえば、日本だと・・・・・・神社とかお社(やしろ)?っていうのかな。神様を崇める場所のことなんです。
で、たとえば、神社のお賽銭(さいせん)箱に、皆お金を入れたりしますよね。
神殿のその献金箱にお金を入れると、
お賽銭箱にお金を入れたときみたいに、音が聞こえたかもしれない。ちゃり~~~~~んって。」
キャベツ「でね。S君、Mちゃん。
ここに出てくるやもめの(たぶん)おばあさんは、皆が、ちゃりん、ちゃり~~~~~んって、いい音を奏でてお金を入れている中、そっと小さなお金を入れたんですよ」
(「レプタ銅貨がなんで今回話題になったかは、→次のページ」)