久々日勤のキャベツは…今日は、日勤を-少なくとも-三回は行った。
…日勤をしている夢を含めてf^_^;…
何度目かの浅い眠りの後、ふと気付くと、「うわっ、もうこんな時間!!」
同居人を起こし、…いつものように、色んなことや遠くに離れている家族や友人や兄弟姉妹など一人一人のことを祈る間もなく…短い祈りを済ませ、お茶を一杯と栄養剤一粒を口に流し込み、出発。
ナースステーションに入り、ホワイトボードを見る。
今日の日勤Ns5人。
自分の受け持ち患者10人。加えて「入院1」 1)。
あっという間に午前が過ぎ、お昼になる。
口腔ケア(ついでに、痰の吸引も)やお昼の点滴更新、内服薬を飲ませたり配布したり、食事介助をしたり…といった、この時間。このとき、日勤者は前半・後半に別れて休憩を取る。キャベツは今日は後半組。
…と、そのとき、「変」とヘルパーさんが伝えにきた患者さんあり。ご飯が食べられない、と。
普段と違って、目が虚(うつ)ろ。意識レベルⅢ-300 2)。血圧○○/××。サチュレーション 3)も、温めてもなかなか取れず、O2 5リットルでやっとこさ。TIAか。主治医報告し、血液ガスや頭部CT、心電図などの指示が出る。そのほかモニター心電図をつけたり、輸液をしたり。ストレッチャーで検査につれていく途中、「『入院取れ』る?」と電話来る。…無理っすネ(ー_ー;)外来で入検すませてもらうことになる。
患者さんは一人だけではないので、他ももちろん見回る。どたばた。どたばた。
あ。インフルエンザの予防接種の時間がもう終わる!
トップにその旨伝え、場所に向かいつつ体温計を挟み、行ってから問診表を書き。ぷすり、と刺されて帰ってくる。所要時間約5分。
そして、少しだけ補給、と、休憩室の冷蔵庫にたまたま入れていた抹茶ラテと栄養ドリンクを飲む。お昼休憩7分ナリ。
そうして、「入院来るなら、間に合わない!」と戻ってみると「入院2」の人が代わりにやってくれていた。
(>_<)スミマセン!!
というわけで、『入院(一件目)』からは開放されたキャベツ。
が、…検温や壊疽の処置やらガス抜き処置やらルート差し替えやら夕方の点滴の準備やら申し送りにて、午後は過ぎ…その後、急遽明日退院(園に戻る)の人が出たため、夕方、記録のほかに『転院サマリー』を書いたり、NST対象者が新たに二名上がったため初期データを入力したり…と、そうこうしているうちに21時過ぎ。
『18時に仕事を終えよう!』
強化月間 4)となったのだが、なかなか難しい。
P.S-後日(というか次の日)、「前の日のほうが良かった」と実感す。
次の日・・・看護師4名。
そして、12月
は、そんな日(Ns4名only日勤)が増え、同時に
一人一人は、夜勤の回数のほうが多くなる。
【注】
1)入院患者が来た場合、最初に担当するということ。
ちなみに「入院を取る」ということは、アナムネをとること、内服薬の確認やそれを続行するか否かの確認、食事の確認、点滴の指示の受け取りと準備、バイタル測定、トイレの準備(膀胱留置カテーテルを挿入することもあれば、蓄尿の準備+説明とか、ポータブルトイレをベッドサイドに用意とか)、アナムネに基づいてデータベース記入し、アセスメントを書き、看護問題立案(ex.肺炎かつ自分でたんを出せない人の場合は、NANDAの中から「非効果的気道浄化」というラベルを選び、例えば「気道内分泌物貯留に関連した非効果的気道浄化~○○より明らか~」と三部形式の形にする。)とその計画立案を行ったり、検査日程や内容の確認、などなど行っています。
2)痛み刺激にも反応なし。
3)動脈血酸素飽和度(簡単に言うと、体の中の酸素の濃度。もうちょっと正確に言うと、酸素とヘモグロビンがどれくらいうまく結合しているかを示す数値)。SaO2。サットとも言う。
ちなみに…嘘かまことか知らないが、サチュレーションを測ることのできるパルスオキシメーターは日本人が発明したらしい。
4)日勤者が夜23時頃まで残らないと仕事が終わらない状況が続いている部署が多いためだろうか。疲労困憊となり、身体を壊す人も出てきましたし…
医療の現場の一実態。