さすらうキャベツの見聞記

Dear my friends, I'm fine. How are you today?

日比谷図書館

2017-01-28 09:03:33 | ところ変われば


昨日、初めて、そこにあることを知った日比谷図書館。

今後、お世話になりそうです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

病理は地味だが役に立つ

2017-01-28 06:58:49 | Tuesday 医療ニュース
【メモ(1/6分・・・まだ1月6日分)】

琉大腫瘍病理 恋ダンス

(↑ リンク先をご覧あれ。)

琉球大学大学院医学研究科 腫瘍病理学講座(2017年1月5日)からのお年玉だそうです。



 (こんな遊び心があるとは、雰囲気良さそうですね)



「逃げるは恥だが役に立つ」
 海野つなみ作、主人公二人の“契約結婚”を軸に、様々な男女間の社会問題を織り交ぜたラブコメディ漫画。2016年末、このドラマに出てくる「恋ダンス」が一世を風靡した。
タイトルの「逃げるは恥だが役に立つ」は、ハンガリーのことわざ「Szégyen a futás, de hasznos.」の和訳で「恥ずかしい逃げ方だったとしても生き抜くことが大切」の意。


「恋ダンス」は、2016年末、米国大使館スタッフまでも踊っていることで、トルコでは「そんなことをしたら(=顔出ししたら)、トルコでは危険なのに…日本はなんて平和なんだ・・・!」というニュースになった程ブレイクしたという。
  ちなみに、キャベツは踊れない。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百人一首を五文字で言うと

2017-01-28 06:56:52 | Monday ゆかいな言葉たち
 ある人が、こんなまとめをしてくれていた。(やっと、1月2日メモです)

「百人一首を5文字で要約」



1.秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ (天智天皇)

    = 露の漏る庵


2.春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天の香具山(持統天皇)

    = 洗濯日和だ

3.あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を 独りかも寝む(柿本人麻呂)


    = 孤独な夜長


4.田子の浦に うち出でて見れば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ(山部赤人)


    = 遥か銀世界


5.奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき(猿丸大夫)


    = ああ秋だな


6.鵲の 渡せる橋に 置く霜の 白きを見れば 夜ぞ更けにける(中納言家持)


    = 夜は寒いな


7.天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも(阿部仲麻呂)


    = 故郷の月だ


8.わが庵は 都の辰巳 しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり(喜撰法師)


    = 住めば都よ


9.花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに(小野小町)


    = 短い花の命


10.これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関(蝉丸)


    = 旅はいいな


11.わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと 人には告げよ 海人の釣り舟(参議篁)


    = 旅に出ます



…というあたりで、キャベツも北へ。(月一回となるやも)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関係を発見するということ

2017-01-20 06:29:39 | Wednesday 芸術・スポーツ
そう、まさに発見だ。発明じゃない。

自分が生まれるずっと以前から、誰にも気づかれずそこに存在している定理を、掘り起こすんだ。

神の手帳にだけ記されている真理を、一行ずつ、書き写してゆくようなものだ。

その手帳がどこにあって、いつ開かれているのか、誰にも分からない。



(小川洋子著「博士の愛した数式」、新潮文庫、P.68)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真実に到達するのは大事だが、証明が美しくなければ台無しだ

2017-01-20 06:22:35 | Wednesday 芸術・スポーツ
本当に正しい証明は、一分の隙(すき)もない完全な強固さとしなやかさが、

矛盾せず調和しているものなのだ。

たとえ間違ってはいなくても、

うるさくて汚くて癇(かん)に障(さわ)る証明はいくらでもある。



(小川洋子著「博士の愛した数式」、新潮文庫、P.27)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

√ (ルート)

2017-01-19 22:35:41 | Wednesday 芸術・スポーツ

『彼のことを、私と息子は博士(はかせ)と呼んだ。

 そして博士は息子を、ルートと呼んだ。息子の頭のてっぺんが、ルート記号のように平(たい)らだったからだ。



 「おお、なかなかこれは、賢い心が詰まっていそうだ」




 髪(かみ)がくしゃくしゃになるのも構(かま)わず頭を撫(な)で回してから、博士は言った。

 友だちにからかわれるのを嫌がり、いつも帽子を被(かぶ)っていた息子は、

警戒(けいかい)して 首をすくめた。


 
「これを使えば、無限の数字にも、目に見えない数字にも、

  ちゃんとした身分を与えることができる」



 彼は埃(ほこり)の積もった仕事机の隅(すみ)に、人差し指で


                        その形を


書いた。    












(小川洋子著「博士の愛した数式」から

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

220 と 284

2017-01-19 22:35:39 | Wednesday 文化

「君の誕生日は二月二十日。220、実にチャーミングな数字だ。

 そしてこれを見てほしい。……

  ・
  ・
  ・

「歴代284番めの栄誉(えいよ)、ということでしょうか」

「恐らくそうなんだろう。問題なのは284だ。

 さあ、皿なんか洗っている場合じゃない。220284なんだよ」


 博士は私のエプロンを引っ張り、食卓に座らせると、

背広の内ポケットから4Bのちびた鉛筆を取り出し、折り込み広告の裏に二つの数字を書いた。



(小川洋子著「博士の愛した数式」、新潮文庫、P.28から


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

220 と 284 の 絆

2017-01-19 22:35:36 | Wednesday 芸術・スポーツ
 間違っていないかどうか、三回繰り返して確かめた。

いつしか日が暮れ、夜が訪れようとしていた。

時折(ときおり)流しで、洗いかけの食器から滴(したた)り落ちる水の音が聞こえた。博士は傍(かたわ)らでじっと私を見守っていた。

「はい、できました」


 220 : 1101120224455110284

 220142711 : 284


「正解だ。

 見てご覧(らん)、この素晴らしい一続きの数字の連なりを。

 220の約数の和は284。

 284の約数の和は220。



 
友愛数だ。滅多(めった)に存在しない組合わせだよ。





 フェルマーだってデカルトだって、一組ずつしか見つけられなかった。

 
神の計らいを受けた絆(きずな)で結ばれ合った数字なんだ。







美しいと思わないかい?









 (小川洋子著「博士の愛した数式」、新潮文庫、P.32から)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

数学が面白いと思ったとき

2017-01-18 23:19:03 | Wednesday 芸術・スポーツ
 秋山仁が、高校に講演に来たとき。

 地域一の進学校なのに、某三学期末の数学の平均点が、某2クラスのみ赤点付近(他クラスは平均80点前後)となり、急遽数学教師が変更となった直後の授業のとき
(このとき、参考書通りのフツーの「解説」の板書でさえ、教室のあちらこちらから、感嘆が漏れたものだった)


 物理で、微分積分が活躍したとき。


 「博士の愛した数式」(小川洋子著)を読んだとき。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017といふ年(とし)

2017-01-16 20:52:08 | Monday ゆかいな言葉たち
(ネットからの拾い物です)



ある人が言いました。

「2017は 3つの素数の3乗の和です(7の3乗+7の3乗+11の3乗=2017)

3つの素数の3乗の和となる数の中で、2017小さい方から数えて30番目で、

因みに29番目1799(=5の3乗+7の3乗+11の3乗)

31番目2213(2の3乗+2の3乗+13の3乗)です。



従って、19世紀から22世紀までの400年間の中で、

3つの素数の3乗の和となる年

今年だけ なのです。」


 7の3乗=343、11の3乗=1331、確かに、2017はそういう数ですね。

 3つの素数の3乗の和となる数の中で、本当に30番目なのかどうか・・・といったことは、
まだ検証していないけれど、

 これに気付いた人は、284と220という友愛数を見つけたときのように、興奮したんじゃなかろうか、と思ふ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする