準・日 1)の昨日を終え、先ほど、夕飯を頂く。
珍しい。
前の職場では、「シンデレラになるよ~~~(=0時を回る)」と、夜勤の者から日勤の者たちが言われることは時々あったが、こちらでは、なかなか珍しいことだ。
日勤自体忙しかった上講演会もあったためかもしれない。昨日は、日・深 2)の者と、そのとき準夜勤務の者以外、全員出るように、とお達しが出ていたのだ。皆、かなりの仕事が残る中、会場に赴いた。
その講演者の方は、予定が4年先まで埋まっているといわれている。そんなわけで、同じ職場の某所にいる、その方のお孫さんの結婚式さえ「分刻みで動いているおじいさんの日程のため、日取りを決めるのがなかなか難しかった」という、98歳の方である。
キャベツは、ファンでも何でもないのだが、実は、2006.10.9の日経新聞の「時間術」という小さな連載の一番初めのその人の記事を、今も持っている。
*************
【仕事は1日18時間、土日なく】
原則的に午前2時に寝て、6時半か7時に起きる生活を毎日続けています。週に1回は徹夜もしています。
食事には時間をかけません。
朝食はフレッシュジュースとコーヒー牛乳。
昼は牛乳とクッキー。それぞれ1分ほどで済みます。
ある程度まとまった時間をとるのは夜だけ。一日に1,300kcalとればよいのです。 3)
夜の食事の前後にとる休憩時間を合わせても、食事に費やす時間は一日一時間です。
睡眠の五時間とこの一時間を除く一日18時間を目いっぱい使って仕事をしています。土日もありません。
やりたいことが色々あるのです。
病院や○○大学での仕事のほかに、七つの財団の理事長を兼務しています。
常に論文や原稿の執筆を抱え、一日に三ヶ所で講演することもあります。詩作や作曲もします。
自分でやりたい仕事をつくって、それを達成していくことが生きる原動力になっているのです。ですから、この生活をつらいと思ったことはありません。」
(そして、彼はクリスチャンでもあるが・・・日曜の聖餐式 4)はいったいどうしているんだろう・・・?)
************
実際にみると、小柄な優しい笑顔のおじいさんだった。
だが、元気だ。
2時間ぶっつづけに、立ちっぱなしで話し続ける、続ける。
これで、98歳!!?と思うほど。
そのパワフルさには圧倒される。
講演会が終わったあと、サインと握手をしてもらった同期曰く、
「すっごく、ぎゅって握ってもらった」とのこと。
別の言い方をすれば、力強い手だった、ということか。
いやはや、すごいなぁ・・・キャベツの4倍強の長さの人生を歩んでいるのに、まだこんなに元気だなんて。
おそるべし。
98歳。
【注】
1)準日(じゅんにち):病院の3交替勤務の「日勤」「準夜」「深夜」のうち、
準夜勤務(実務15:30~25:30or26:00)をやって、すぐ日勤(7:40~大抵20:00頃)をする勤務の組み合わせのこと。
準夜は、たいてい、ノンストップもしくは休憩20分のみ、という状況のため、その後に日勤をするのは、「もうへとへと」と皆が言う。
2)日深(にちしん):日勤をして、すぐ深夜勤務(実務23:30~11:00)をする組み合わせ。日深勤務の人の場合、日勤が早め(19:00前)には終わるよう、重症は持つものの受け持ち人数を減らしてもらえる。
どちらにしても、準日も日深もかなりきつい。
2交替から3交替に移った者としては、なおさらそれを感じる。
これで、子育てもやっているお母様方を、ほんとに、つくづく尊敬します。
3)それに関連して;どの程度、食べるのが長生きにつながるのかは不明だが、ラットの実験によると、食事量を減らしたラットのほうが長生きをする、という研究成果はいくつかあるらしい。
4)聖餐式(せいさんしき):パン裂き(キャベツの周りでは、このことばもよく使われる)、主の晩餐、聖体拝領(←カト)などとも言う。
イエス・キリストがその生涯の最後に弟子たちと一緒に食事をなさったとき(=最後の晩餐)、定められた儀式。
十字架において、罪の贖いをしてくださったイエス・キリストの身体とそこで流された血を象徴してパンとぶどう酒をいただきつつ、キリストを覚え(=主イエス・キリストについて思い巡らし)、神に感謝する。
聖餐は多くの言語で古代ギリシア語由来の語「エウカリスティア」から変化した語で呼ばれているという(日本語の「聖餐」はこれを意訳したものらしい)。
ちなみに、ギリシア語の「エウカリスティア」(ευχαριστία)は「感謝」という意味である。
珍しい。
前の職場では、「シンデレラになるよ~~~(=0時を回る)」と、夜勤の者から日勤の者たちが言われることは時々あったが、こちらでは、なかなか珍しいことだ。
日勤自体忙しかった上講演会もあったためかもしれない。昨日は、日・深 2)の者と、そのとき準夜勤務の者以外、全員出るように、とお達しが出ていたのだ。皆、かなりの仕事が残る中、会場に赴いた。
その講演者の方は、予定が4年先まで埋まっているといわれている。そんなわけで、同じ職場の某所にいる、その方のお孫さんの結婚式さえ「分刻みで動いているおじいさんの日程のため、日取りを決めるのがなかなか難しかった」という、98歳の方である。
キャベツは、ファンでも何でもないのだが、実は、2006.10.9の日経新聞の「時間術」という小さな連載の一番初めのその人の記事を、今も持っている。
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【仕事は1日18時間、土日なく】
原則的に午前2時に寝て、6時半か7時に起きる生活を毎日続けています。週に1回は徹夜もしています。
食事には時間をかけません。
朝食はフレッシュジュースとコーヒー牛乳。
昼は牛乳とクッキー。それぞれ1分ほどで済みます。
ある程度まとまった時間をとるのは夜だけ。一日に1,300kcalとればよいのです。 3)
夜の食事の前後にとる休憩時間を合わせても、食事に費やす時間は一日一時間です。
睡眠の五時間とこの一時間を除く一日18時間を目いっぱい使って仕事をしています。土日もありません。
やりたいことが色々あるのです。
病院や○○大学での仕事のほかに、七つの財団の理事長を兼務しています。
常に論文や原稿の執筆を抱え、一日に三ヶ所で講演することもあります。詩作や作曲もします。
自分でやりたい仕事をつくって、それを達成していくことが生きる原動力になっているのです。ですから、この生活をつらいと思ったことはありません。」
(そして、彼はクリスチャンでもあるが・・・日曜の聖餐式 4)はいったいどうしているんだろう・・・?)
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実際にみると、小柄な優しい笑顔のおじいさんだった。
だが、元気だ。
2時間ぶっつづけに、立ちっぱなしで話し続ける、続ける。
これで、98歳!!?と思うほど。
そのパワフルさには圧倒される。
講演会が終わったあと、サインと握手をしてもらった同期曰く、
「すっごく、ぎゅって握ってもらった」とのこと。
別の言い方をすれば、力強い手だった、ということか。
いやはや、すごいなぁ・・・キャベツの4倍強の長さの人生を歩んでいるのに、まだこんなに元気だなんて。
おそるべし。
98歳。
【注】
1)準日(じゅんにち):病院の3交替勤務の「日勤」「準夜」「深夜」のうち、
準夜勤務(実務15:30~25:30or26:00)をやって、すぐ日勤(7:40~大抵20:00頃)をする勤務の組み合わせのこと。
準夜は、たいてい、ノンストップもしくは休憩20分のみ、という状況のため、その後に日勤をするのは、「もうへとへと」と皆が言う。
2)日深(にちしん):日勤をして、すぐ深夜勤務(実務23:30~11:00)をする組み合わせ。日深勤務の人の場合、日勤が早め(19:00前)には終わるよう、重症は持つものの受け持ち人数を減らしてもらえる。
どちらにしても、準日も日深もかなりきつい。
2交替から3交替に移った者としては、なおさらそれを感じる。
これで、子育てもやっているお母様方を、ほんとに、つくづく尊敬します。
3)それに関連して;どの程度、食べるのが長生きにつながるのかは不明だが、ラットの実験によると、食事量を減らしたラットのほうが長生きをする、という研究成果はいくつかあるらしい。
4)聖餐式(せいさんしき):パン裂き(キャベツの周りでは、このことばもよく使われる)、主の晩餐、聖体拝領(←カト)などとも言う。
イエス・キリストがその生涯の最後に弟子たちと一緒に食事をなさったとき(=最後の晩餐)、定められた儀式。
十字架において、罪の贖いをしてくださったイエス・キリストの身体とそこで流された血を象徴してパンとぶどう酒をいただきつつ、キリストを覚え(=主イエス・キリストについて思い巡らし)、神に感謝する。
聖餐は多くの言語で古代ギリシア語由来の語「エウカリスティア」から変化した語で呼ばれているという(日本語の「聖餐」はこれを意訳したものらしい)。
ちなみに、ギリシア語の「エウカリスティア」(ευχαριστία)は「感謝」という意味である。