こんにちは。ここ最近の医療ニュースから~
先ずは・・・
国家試験(Dr)受けた皆様、お疲れ様デシタ!!
確か昨日までの3日間、国試だったとか。マツヨシどん、秋刀魚好きさんなどお疲れ様・・・
傾向が変わっていたとか、難化していたとか・・・とりあえず、ゆっくりお休みください。
そして、これから、国家試験(Ns他)、大学2次受験の皆様。
頑張ってください☆
特に、これから国試の皆様、今からでも遅くありません
体調だけは万全に(^_-)
******************************
T大付属病院で、重症心臓疾患のために集中治療室に入院していた10代後半の男性患者が、鎮静剤の点滴中ベッドから転落し、心臓と補助人工心臓をつないで血液を循環させる管が外れ、大量出血する医療事故が起こったり、その後も人工呼吸器を作動させるのを忘れるミスがあったことが判明。患者は意識不明の重体、また脳の中枢神経にダメージを受けたとみられる。(2007.02.20 読売新聞On lineより)
あわわ・・・人事(ひとごと)、対岸の火事 1)ではありません。
ちなみに、患者さんが勝手に歩いて転倒しても、こちらの責任。入院中、転んで頭を打ったら、血圧を測ったり、レントゲンを撮ったり、注意する・・・だけではありません。「インシデント・アクシデント」レポートを発見者(または担当看護師など)が書き、同じようなことが起きないようカンファレンスがされたり、裏では色々とあります
日本医療労働組合連合会(日本医労連)の初の調査(25道府県約150施設の1036人の回答)で、
月3回は連続32時間勤務、3割近くは1ヶ月間休日なし」という勤務医の厳しい労働実態や慢性的に疲労を感じている人が6割に上ることなどが判明した。
(2007.02.19 時事通信より)
「25道府県」ってことは、東京都は入っていないようですが
、
・・・大抵、一般の看護師の場合(看護師長・看護科長以上を除く)、夜勤の次の日は休みですが、医師は当直のあともフツウに仕事ですし、休みの日でも病院から呼び出しでもあった日はかけつけなければなりませんから・・・
どうにかならんものですかね
以前、千葉の女医さんが過労死した記事を思い出しました。
厚生労働省の調査によると、全国約1,500病院のうち、「
『尊厳ある死』 2)を迎えられたガン患者は4割以下」と感じる病院は、53%であり、
患者本人への余命告知を行ったのは3割、延命処置の希望を確認したのは半数強と判明。主任研究者の松島英介氏は「患者と家族、医師のコミュニケーションがとれ最善の治療を探ることが『尊厳ある死』には不可欠」と指摘。(2007.02.16 共同通信より)
告知かぁ・・・
人間、いつかは死ぬんだ
その事実を、自分のこととして突きつけられることが残酷だと考える人もいる。
実際、死とは残酷な公平さ 3)でもあり、厳粛(げんしゅく)なことだ。
が、今のところ、キャベツは告知に賛成
もしも、キャベツが「残り○○日と考えられる」場合、知らせてほしいナ
と思う。
そもそも、告知されてもされずとも、いつかはこの地上を去る。メトシェラ 4)ではあるまいし、たかだか(長くても)80年かそこらのいのち。終わりは、すぐに来る。
何も準備も出来ずに死ぬのと、
残りの人生をどう過ごしたいか、(またわたし達クリスチャンは死後の世界、また死後の裁きもあると考えているため 5)、そのことも)いろいろ考えて、精一杯生きるのと、
どちらを、人は選ぶだろう。自分だけには知らされないほうがいいのか
もちろん告知されたあと、その本人がその事実を受け入れ、どう残りの日々(人生)を歩むのか考えていくためにも、フォローは必要であるし、また、ケースバイケースではあるが。
それにしても・・・一応は昔よりは告知するようになってきたと言えるのだろうか・・・う~~ん
【注】
1)対岸の火事:(ことわざ)川向かいの火事。転じて、自分には全く関係のない出来事で、少しも痛痒(つうよう)を感じない物事のたとえ。
2)尊厳死:「尊厳死(そんげんし,death with dignity)」とは、患者が「不治かつ末期」になったとき、自分の意思で延命治療をやめてもらい、安らかに、人間らしい死をとげることで、「安楽死(あんらくし、Euthanasia)」とは違う。(by 日本尊厳死協会HP)
3)公平さ:「同じ結末が、すべての人に来るということ(旧約聖書・箴言9:3)」から。
男であれ、女であれ、両性具有であれ、ニューハーフであれ、
お金持ちであれ、ホームレスであれ、
日本人であれ、アメリカ人であれ、パプア・ニューギニア地方の人であれ、
悪者であれ、善人であれ、
クリスチャンであれ、無神論者であれ、仏教徒であれ、ムスリムであれ、・・・
そう、同じ「死」が訪れる。
葬儀が盛大であろうとも、ひっそりと忘れ去られようとも。
5)クリスチャンは死後の世界、また死後の裁きがあると考えている:
これを読まれた兄弟姉妹(←同じクリスチャンの方々を指す)は、「『・・・と考えている』と、曖昧(あいまい)な表現をするなんて
わたし達人間が、死後があると思っても思わなくても、事実、死後はあるし、裁きも、天国も地獄もあるのに!」
と、思われるかもしれません。私がそれを信じようが信じまいが、これを読まれるあなたが信じようが信じまいが、輪廻転生があるのではなく、一回きりの人生のあと、死後の世界というものがある。概念の問題ではないのですヨ
が、恐らくこのブログを読まれる大半の方々にとって、死後の世界も裁きも、「クリスチャンや聖書の言う、一つの概念」に過ぎません。「そういう考え方もあるのね~~」くらいの
実際、死後の世界なんぞ、行ってみなければ具体的にはわかりませんね
ただ、・・・地獄(ハデス)で苦しみつつも「ほかの兄弟がこんなところにくることがないよう、死んだものを生き返らせて、よく言い聞かせてください
」と願う人がいましたが、
「『モーセと預言者の教え』(つまり聖書)に耳を傾けないのなら、たとい、だれかが死人の中から生き返っても、聞く耳持たないよ」
と一蹴(いっしゅう)されていましたっけ(新約聖書 16章参照)
4)メトシェラ:969年生きた人。(旧約聖書・創世記5:25-27)