午後3時18分。
・・・・・・・う~~ん、(本当は)あと20分早く来たい... byタイムカードの記された時刻を見て思うキャベツ。
夜勤者 1)は、午後3時半にはナースステーションにいる。
アルコール綿を準備したり 2)、生食 3)を10数本準備したり、カートを準備しつつ、
ベッド状況(患者さんの人数etc)見ながら、受け持つ患者さんの名をノートに記し、夕食時の内服薬を箱から出して準備したり、カルテ 4)から情報をとったりする。
患者さん1人あたり3分以内で情報収集するとしても、3分×22人=66分。
内服薬だって、一人一人内容もしくは数を確認しながら準備するので、ちょっと時間がかかる。
あっという間に、夜勤開始の午後4時半。
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日勤者から情報を受け取った後は、
受け持ち患者さんたちの検温に回って、
熱を出していればクーリングをしたり、
点滴が終わっていれば生食でロックをしたり、
糖尿病の方にインスリンを打ったり、
夕食配膳したり、食事介助したり、口腔ケアをしたり、経管栄養を流したり、
おむつ交換・体位変換をしたり(3~4時間に1回は確実に)、
入院さんを受け入れてベッドや部屋を準備したり、アナムネ 5)を取ったり、
ネブライザー(吸入)をしてもらったり、
痰の吸引をしたり(・・・ごめんなさい、それをやっている10数秒の間はとてもイタイのです・・・
)、
寝る前の眠剤などのお薬を渡して飲んでもらったり、
消灯したり、
交代で休憩を取りつつ。
次の日の0時交換する点滴の確認(ダブルチェック)をしたり、
そろそろなくなる内服薬や点滴の指示を確認して、カルテに「先生、よろしくお願いします~」と札を立てておいたり、
ナースコール対応したり、
急に立ち上がったりしそうになる患者さんが転落しないよう見守ったり、
レスピ 6)のアラームがなれば、廊下の端からでもできるだけ急いで行ったり、
「電話が来ましたか?」と5分に一度はナースステーションを訪れるおばあちゃまにはベッドに戻って布団をかぶるところまで見守ったり(そして入眠するまで繰り返す)、
時間があれば、退院される(もしくは、退院された)方の退院サマリーを記載したり、
起床時や朝食時の薬を準備したり、
経管栄養や朝のネブライザーの準備、その他、
朝の採血やそのほかの検体のための準備をしつつ、
朝を迎える。7)
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朝は朝で、バイタル(検温)を取ったりなんだりするのだが、
それにしても、今朝は・・・・・・採血が多かった・・・・・
採血は、朝の食事前(7時20分前)までに取るのがフツウなのだが、採血難しい方もいて四苦八苦。数人だけは、朝の申し送り(午前8時半~9時)が終わってから、取ったっけ・・・(
看護師2人がかりで何度も刺して、ごめんなさい。)
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そうこうしているうちに、本日終了したのが、午前10時半。
まずまず早いほう
とはいえ、
目はしょぼしょぼ。
脚はむくむく。
かくして、日が照る頃に、仕事を終えて帰るのでありんした。
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(
そして、明日も日勤。
がんばれ、自分。
ミスるな、自分)
今日も一日お守りくださって、ありがとう
ございました・・・むにゃむにゃ・・・
【注】
1)
夜勤は、看護師2名+ヘルパー1名、もしくは看護師3名。
2名の場合、Aチームは16人(重症・要注意含む)、Bチームは22人~28人くらいを受け持つ。今の職場の場合、その階とひとつ上の階(個室群)の両方を見ることになる。
2)ポケットコールを使うときもありますが、一人分ずつ、アルコール綿を詰めた入れ物を準備します。
3)生理食塩水のこと。
「ヘパリン」参照。
4)電子カルテではございません。
(でも、学生時代PCがなかなか空かなかったこと、またウイルスや停電、情報漏洩等を考えると、紙のカルテっていいよなぁ・・・なんて思ってしまう
)
5)アナムネ:ドイツ語のAnamneseが語源。「既往歴」という意味だが、実際には多岐に亘(わた)る。
患者さん(もしくはその家族)は入院されるとまず最初に看護師より、今回の入院までの経過から始まり、過去の入院経験・持病・常用している薬・ADL状況(身の回りのことをどれくらいできるか)・家族構成(連絡先2件以上)。また、介護保険を使っているか、食事の好み味付けやアレルギーの有無、医師からどう説明があったか?などなど、聞かれる
6)レスピ:人工呼吸器。
7)今日は、急変患者さんやステルベンがなくて良かった