さすらうキャベツの見聞記

Dear my friends, I'm fine. How are you today?

蛇のように、鳩のように

2011-04-30 07:22:26 | Sunday 聖書雑学

聖書のある場面で、
「蛇のようにさとく、鳩のようにすなおでありなさい」(新改訳)
と、訳されている箇所の、原意について興味深い話があった。

故にメモをば。


        ******

 イエスが12人の弟子を派遣したときに、・・・(中略)・・・

次に、何も持たずに行け、と命じます。金貨も銀貨も銅貨も持たずに。

「何も持たなくて何ができるのか」とふつうだったら思います。

さらにイエスはいいます。

ただ「蛇のように感性するどく、鳩のように率直に」(マタイ10章16節)、

それだけを自分の武器にしなさい。それは貧しく小さくされた者たちが共通して

持っている身を守る術なのです。「蛇のように賢く、鳩のように素直に」ではない。

蛇のように感性するどく。原語φρονιμοιには、賢いとか、頭がいいという

ニュアンスはない。感じとる敏感さのこと。蛇というのは腹ばいで動き、体全体を

触角にしていて敏感な生きものです。(下の下に注目↓)

鳩のように率直に。原語ακεραιοιは混ぜものをして薄めてしまいようなことが

ないという意味ですから、相手に合わせてしまう素直ということではなく、正しいと

思ったことをそのまま口に出す、飾り気のない率直ということでしょう。




        (本田哲郎『釜ヶ崎と福音 -神は貧しく小さくされた者と共に-』,岩波書店)



 前半部分に関して、やや似たようなこと(伝える者は、他の人々の痛みや必要にとても感受性がないとダメだということ)を「宣教師の資質」の「2.感受性(1)~3.感受性(2)」で読んだなぁ…とも思いつつ。(これはこれで、具体的によく考察されている)



でも、本当かなぁ・・・と確認したいときに、こういうものも活用できます。


 ■Greek New Testament(ヨーク大学)
   ギリシャ語新約聖書の原文を読んだり、単語の検索することが可能。
   原文の中の知りたい単語をダブルクリックすると、
   文章中の変化形と元の形、(動詞なら)相voice,法mood,時称tense,数number,人称person…あたりまで
   出てくる。


 ■Perseus The Greek New Testament
   ペルセウス・プロジェクトによるギリシャ語新約聖書。簡単な原意も載っている。
   (こちらは、まだまだ十分に活用できていないので、どなたか教えてください)


                  


(後日追記05.01)
 ・・・と、こうしてメモを書くと、しばしばありがたいことが起こります(^^)


1.誤字脱字に関して、指摘をしていただける。
     …ギリシャ語を入れるとき、いちいち、「アルファ、カッパ、エプシロン、ロー、イオ-タ、オミクロン、イオタ・・・」などと打ってから、変換しているのですが、それを間違えた時、ご覧になった方によっては、きちんと指摘してくださるのです。今回も同様(訂正済み)。助かります。


2.さらに、いろんな情報をいただける。
     …最初に書いた、ある本からの引用のギリシャ語などでもどこかで聞いた話でも「ん?」と思ったとき、または、「なるほどなるほど」と思ったときでも、(時間があったら)それをうのみにせずに、「ほんとかな~?」と可能な範囲で確認するのですが、今回、上記の文章で、「原語φρονιμοιには、賢いとか、頭がいいというニュアンスはない。」というのは、断言できるのか??と確認してみると・・・。あれ、ん~~~~? と判断しにくいことも。(ちなみにακεραιοιのほうは、それでOKでした)


   そんなつぶやきが伝わったのか、海外にいる、語学に堪能な方から、さらにこちらを紹介していただきました。


     ■φρόνιμοι (phronimoi)が新約聖書のどこの箇所に使われているか

     ■phronimosの意味、説明
  
   ・・・というわけで、「賢い」(wise, sensible)という意味のようです。

  (それにしても、たとえ間違っていた内容だったとしても、こうして「ん?」って、一度立ち止まって考える機会をいただけるわけなので、ありがたいです(^^))



   助かります。ありがとうございました

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キャベツ兄弟の嘆き

2011-04-29 23:18:19 | 日々の雑感
(雑記)

 キャベツがその昔、地元・八戸から出てきた時、
「○○(母方の祖父)のお孫さん」
ということで言われることが多かった。つい面倒になって、
最初から、「○○の孫です」と言ってしまったことも、一回だけある。

 あるところでは、「キャベツがいつ○○の孫とばれるか」と予測(かけ?)をされたらしいが、
そんなときに限って、紹介の中に、
そういうことも含まれていた、ということもあった。


         ************


 そして、ここ数年。
 キャベツの兄弟姉妹がどこそこで、誰それとあって、名乗ると、
「ああ、キャベツのご兄弟ですね」
と言われる、とキャベツの兄弟は嘆く。
 どこに行っても、「キャベツの」と言われる、と。
 あなたはいったい、どこで何をしているんだ、と。
 今日も顔を見るなり、「キャベツのご兄弟ですね」と言われた、と。


 いや、何にもしていませんよ。
 ここ最近は、静養するよう言われているくらい体調がすぐれないから…そんなに出歩けないし
(人様の前では具合の悪い所は見せたくないので、できないムリはしないようにしている)、

 人様のいるところに出る前に、まず祈ったり、静思する時間はこれまで以上に必要になってきたから。




             


 そんなわけで、日曜+α以外、
今日も、5月4日も、残念ながら、
人が多いところには出席できなさそうです。


 私の分、味わってきてください。

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宅急便ひとつに、希望をひとつ入れて

2011-04-25 23:51:41 | Monday ゆかいな言葉たち
(写真:新緑のたんぽぽ)


 2週間ほど前だったろうか。
 知り合いの方の知り合いの方が、このコピーを考えたんだと、聞いて、
読んでみた。

 →「宅急便ひとつに、希望をひとつ入れて」

 このヘッドライン(キャッチフレーズ)はやや軽快さにかけるが、
そこを「ひとつ」と「ひとつ」で当たりを柔らかくしている。

 そのあとに、ボディーコピーが、こう、続いている。
上のリンク先から転載。こちらでの行間の間隔と合間のイラストは、読みやすいよう、キャベツの独断と偏見による)



           *********


 「2011年3月11日。

  地域に密着した仕事をしてきた私たちにとって、街が消えてしまうほどの

  壊滅的な被害は、言葉にできない衝撃であり悲しみでした。

  現地で働く社員にとっては、それは報道で語られるような「数」や「記事」の話ではなく、

  その街でともに暮らしてきた一人ひとりの顔であり、声であり、通いつめた道であり、

  こまやかな日常のすべてでした。


           

  被災し、自らも多くのものを失った社員たちは今、その街や人々をよく知っている

  自分たちだからこそできることを探し、行動しています。

  そして全国にいる17万人のヤマトグループ全社員に行動で伝えてくれています。

  私たちが今やるべきことは何か、と。



           


           


  これまで宅急便を育ててくれた被災地の水産業・農業も壊滅的な被害を受けました。

  これは日本中の人々の食生活にとっても大きな問題です。

  私たちは、救援物資の仕分け作業や各拠点への物資輸送の

  全面的サポートなど今すぐに必要な支援は継続しながら、

  被災地の生活基盤の復興と、水産業・農業の再生支援に向けて動き出します。


          

  産業が復興するまでの道のりは長く険しく莫大な費用が必要です。

  まとまったお金を一度に寄付することは難しくても、毎月

  自分たちの通常の仕事の中から最大限に捻出する方法はないかと考えました。


          

  私たちが取扱う宅急便は年間約13億個。

  宅急便1個につき10円を寄付できれば年間約130億円捻出することができます。


          

  もちろん宅急便の運賃表は変えません。しかしそのお金はまぐれもなく、

  全国のみなさんの力で生まれるお金です。

  毎月どれくらいの金額になったか、被災地の復興に

  どのように活かされて形になるのか、ホームページなどでご報告していきます。

  どんなに困難でも恩返しの気持ちを込めてやり通す決意です。


          


          


  震災から1ヵ月。

  世の中の空気も、人の関心も、気持ちも、徐々に変化していきます。

  一方で、震災がもたらした現実の重さと悲しみに身動きできずにいる人がいます。

  絶対にそのことを忘れないこと。

  被災された人でなければ分からない痛みがあることを常に想像し、

  復興に向けた行動の原点とすること。


          


  私たちは、はじめます。そして、いつもと変わらない自分たちの仕事を続けます。





         (ヤマトのロゴ)
         みんなで一歩前へ
          ヤマトグループ」


 


            **********


 少々一文一文が長く、読み手が読む気をもたないと、途中続かなくなる可能性もあるけれど、
 最後のロゴも含めてうまくまとまっており、確かに、
 シンプルで味わいのある文章になっている。

 皆が知っているところから始め、
 個人から見える光景としてこまやかに情景を浮かべさせ、
 自分のこととして語ることで、読む相手にメッセージを伝えている

 もちろん、宅急便1個につき10円寄付する、という決意も素晴らしい。が、
 それが相手にも伝わるように伝えるのは、難しい。
 善意が、別の懸念を生むこともある。ex.「その分、料金が高くなるんじゃないか」
 そういうことについても、ひとこと言及してある上、

 最後の行までしびれさせる。


 いいですなぁ・・・



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大地震と原発:避難警告メモ

2011-04-21 22:14:24 | Friday -news-
(ニュースメモです。
 皆様、一生懸命やっていると思います。
 少なくとも、私は今その渦中で何かを行えるわけではないので、ありがたく思っています。

 ただ、確認もせずに「大丈夫です」なんて言おうものなら・・・
 「安全、大丈夫と言っている根拠は何!!?」と、医療業界では先輩方にまず詰問されますし、

 信用されなくなります…

 あのとき「安全です、大丈夫です」と言っていたのは、何だったのか、と。
 IAEAの進言も無視して「大丈夫」と宣言したのは、どういう理由によるのか、と





 それに、そこで生活を営んでいた人たちがいるんです…


     ***************


事故直後 米、50キロ圏内退避進言 政府、検証できず否定(産経新聞) 2011年4月16日(土)08:00


 東京電力福島第1原子力発電所の事故直後の3月中旬、米政府が日本政府に対し、独自のデータ分析に基づき、原発の半径50キロ圏内からの退避を進言していたことが15日、分かった。日本側は検証不足を理由に進言を否定、最大でも30キロ圏内の屋内退避指示にとどめた。

 しかし、50キロ圏内には4月11日になって計画的避難区域に設定された福島県飯舘村なども含まれ、結果的に米側の進言が適切だったことになる。

 米軍は震災発生翌日の3月12日以降、グアムから無人偵察機グローバルホークを第1原発上空に展開。建屋が損壊した原発内部を撮影し、温度測定も行った。

 日本政府筋によると、米側は原発から半径50キロ圏内は放射性物質による健康への影響が高くなる恐れがあると判断。同時に原子炉が爆発した場合でも、100キロ圏外には大きな影響はないと分析し、17日のオバマ大統領と菅直人首相の電話会談や、19日のルース駐日米大使と首相の会談などで懸念を伝えたとみられる。

 だが、日本側は米側の分析結果を独自に検証する能力がなく、進言だけを根拠に避難指示の範囲変更を決めることができなかった。

 日本政府は震災当日夜、半径3キロ圏内は退避、3~10キロ圏内は屋内退避を指示したが、
     事態の悪化に伴い、
 10キロ圏内の退避(3月12日)、
 20キロ圏内の退避(同日)、
 20~30キロ圏内の屋内退避(同15日)と範囲を次々と拡大。
枝野幸男官房長官は4月11日の記者会見で、約40キロ離れた飯舘村や葛尾村など5自治体を計画的避難区域に設定、1カ月後をめどに避難を実施すると発表した。

 飯舘村については国際原子力機関(IAEA)が3月30日、村内の土壌でIAEAの避難基準を上回る高い数値の放射性物質を検出したと発表。結果として、事態は米側やIAEAが懸念した通りの展開となった。

 ルース大使は3月17日に在日米国人の第1原発から80キロ圏外への避難を勧告した。米国務省は14日も「依然状況は深刻で、不測の事態が起こりかねない」と発表するなど、80キロ圏内の避難勧告を維持している。

                   ◇

 ■東日本大震災の被害

 死者    13591

 行方不明者 14497

 負傷者    4916

 (15日午後7時現在、警察庁まとめ)



             **************

 ただし、ひとつ申し上げさせていただくと…

3月16日時点の国内で発表されている数値だけでもすでに、

「…今、私(武田)は少し動揺している.

  もし文部科学省が16日に発表した値が正しく、私の計算があっていれば、
  政府は直ちに浪江町の人をもっと遠く(風上)に待避させる必要があるからだ。

  でも、まったくその気配はない.なぜなのか?

  私の計算が間違っているのか? それでは浪江町の少し南の人はどうなのだろうか? たとえばある地点で測定してみるとその3分の1の100マイクロシーベルトのところに住んでいる人は、3ヶ月住むと白血病になる.子供はさらに早いかも知れない。

  もう一度、慎重に考えてみる.もしこの計算が本当なら大変だが、どこかに間違いがあることを願う.…」


 
 と、中部大学の武田邦彦教授などからの警鐘もなされていた。



             **************


「帰宅に罰則なんて」…警戒区域に避難者困惑
読売新聞2011年4月21日(木)15:04

 福島第一原発の20キロ圏内を新たに「警戒区域」とし、住民の立ち入りを制限するとした21日の政府の発表に、対象となる福島県の避難者からは「条件が厳しすぎる」「いつ立ち入れるのか」と困惑する声が相次いだ。

 自宅に自由に戻れなくなり、罰則規定も設けられるだけに、「帰宅するだけで罰せられるなんて」と嘆く声も漏れる。

 「1世帯1人に絞り、持ち出し品は必要最小限。在宅時間は最大2時間」。枝野官房長官は21日午前の記者会見で立ち入りについてこう述べ、「安全確保に万全を尽くし、早期に実施する」と強調した。

 福島県田村市の避難所で暮らす同県大熊町の建設業泉田美和さん(58)の自宅は、福島第一原発から約10キロ離れている。一時帰宅の条件について「家財道具の持ち出しには1世帯1人じゃ、なんともなんねえ。神経質になりすぎじゃねえか」と不満を口にした。



             **************


牛に「ごめん」20km圏最後の日
(毎日新聞 - 04月21日 21:23)

  「一時帰宅はどこまで認められるのか」「放射線量が高いのに大丈夫なのか」。
  福島第1原発の20キロ圏内を22日午前0時から立ち入り禁止にするとの21日の政府発表を受け、福島県内外で避難生活を送る約7万8000人の住民に大きな波紋が広がった。一時帰宅への期待が高まる一方、やり残したことを「最後の1日」で済ませようと圏内を行き来する人の動きも目立った。原発事故の影響は圏内で暮らしていた約7万8000人の営みを翻弄(ほんろう)し続けている。 

 ◇楢葉町牧場主

 同県楢葉町の蛭田(ひるた)牧場。20キロ圏外のいわき市に避難している経営者の蛭田博章さん(42)は21日、約130頭の牛たちに最後の餌を与えた。強制力のない「避難指示」の段階では、3日に1回のペースで餌やりのため牧場に入っていたが、22日午前0時以降は不可能になる。蛭田さんは「何もしてやれず、ごめん」と牛たちにわびた。

 この日、蛭田さんが干し草を積んだトラックで到着すると、エンジン音を聞いた牛舎からは一斉に鳴き声が起きた。まず飲み水を与え、次に干し草を一列に並べると牛たちは我先にと食べ始めた。与えたのは1日分。牛が飲まず食わずで生きられるのは約1カ月が限度という。

 子牛の牛舎を見ると生後3カ月の雌牛が栄養不足で死んでおり、別の1頭が絶えそうな息で横たわっていた。蛭田さんは重機で掘った穴に死んだ子牛を埋め、瀕死(ひんし)の子牛の背中をずっと、なでた。「ごめんな、ごめんな」。涙が止まらなかった。

 立ち入りが禁止される今回の事態を前に、牛舎から牛を解き放とうと何度も悩んだが、近所迷惑になると考え、思いとどまった。最後の世話を終えた蛭田さんは「一頭でも生かしてやりたかったけど、もう無理みたいです。次に来るときは野垂れ死にしている牛たちを見るのでしょう。つらいです」。それ以上、言葉が続かなかった。【袴田貴行】~略~

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サラの後宮入り

2011-04-18 23:23:46 | Sunday 聖書雑学
(注:以下は、ユーモアを解する、賢く、心の広い方だけご覧ください)


                   


 「アブラハムとサラ」 1)と言えば…

 昔・・・もう3年か4年くらい前だったでしょうか・・・、こんなことを、
ある友人から尋ねられました。



           **************

 Q.サラは、どうして後宮に召されたんだ? 2)

 友「すでに90歳となっていたのに、夫のアブラハムは、『妻を奪われるのでは』と心配して妹と偽っているし…3)。アブラハムにしたって、もう100歳。


 友「現代と昔とで、年月の概念が違うのかもしれないが、
  アブラハムもサラも、『もう子どもを産めないのに』 4)と言っていることから、
  確かに、老年期だったのだとも考えられる。」


 友「なのに、どうして、後宮に召し入れられたりしたんだ??」



           **************


        
         


 ちなみに、聖書に記されていること、いないことで、
  想像の域を超えられない事柄は多々ございます。
 「わかりません」というのが、もっとも無難で誠実で適切な答えだったりします。


 ただ、もしよろしければ、その中で、
 暖かく、塩っけもあって、ユーモアもある答えや
 やり取りを聞かせていただけたら、幸いです



 というわけで、あなただったら、こう聞かれたら、
      どうお答えになりますか・・・?)



   
  「コロ」「シロ(4.6)か…」





【注】
1)アブラハムとサラ:イスラエル民族の父祖ヤコブ(後のイスラエル)の、祖父母。サラはアブラハムの妻。
           旧約聖書・創世記の中に、そのときの様子が描かれている。


2)サラの後宮入り:90歳の頃、ゲラルという国の王の後宮に召しかかえられる。
          (創世記20章)
          後宮に召し入れられる=妾(めかけ)にされる、ということ。

          このとき、アブラハムは、サラが美しいため、「自分を殺してでも、
          サラを奪われるのでは」と危惧し、自分の妹と偽っていた。

          ちなみに、だいぶ昔、(その当時最も栄えていた)エジプトに寄留していた頃にも、
          アブラハムは同じような心配をして、同じようなことをして、
          神様に怒られていた。
          (ただし、パロのほうが災難を受ける…創世記12章10-20節)

          ・・・どれほど、サラは美しかったのだろうか。


3)創世記17章17節参照。


4)創世記17章15-17節、18章11-12節参照。
  サラも月経が終わっていることが記されている。





 ちなみに、そのとき。

 キャベツの口から、こんな答えが、
…キャベツ自身、なぜそのような、思いもよらない言葉が出てきたのかわかりません…
 突然出てきました。

(・・・少々、恥ずかしいので、…コメント欄に記します。)


                 




 (万が一、コメント欄もご覧になりたい場合は、題名をクリックしてください。
  そうすると、この文章の下に、コメント欄が出てきます。)
 
コメント (1)
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ビフォーアフター 2)

2011-04-16 22:38:05 | 日々の雑感
「地震と原発 ビフォーアフター 1)」に添えて。


 "before after"ということばを聞くと、

 松谷卓の『TAKUMI / 匠』(←You Tube)を、思い出す。

 ・・・ここを通りすぎる方にとって、少しは慰めになりますように。

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地震と原発 ビフォーアフター 1)

2011-04-16 12:20:04 | Friday -news-
(爆発前の福島第一原発。撮影時期は不明こちらから頂きました。)

 
(これも爆発前の写真。2008年とのこと)


                    ビフォー。
                    アフター。


 
(爆発後の福島第一原発。2011年3月20日、エア・フォート・サービスの無人飛行機からの撮影。)

 
(爆発後の福島第一原発3号機。3月24日、同上)



 先ほども、揺れました。東京震度4。


「今日も揺れましたね」
そんな会話が日常生活になりそうな予感がするきょうこの頃。


         **********


 今、キャベツ自室の窓の外には、
青い空が広がっています。
目の前には、ういういしい新緑の木々が、そよそよと風に揺られ、
鳥たちが歌っています。野球部らしい元気な掛け声も聞こえてきます。
子どもたちの可愛らしい歓声も届いてきます。


 同時に、今も、原発周囲で危険な作業をされている方々、
被災地で医療活動や援助活動をされている方々がいます。
道路を直してくださっている方々がいます。
本当に、ありがとうございますm(_ _)m
 どうか、できるだけ安全な形で作業ができますように。


 家を失った方々や風評被害にあわれている方々もいます。
 どうか一日も早く、生活が整えられ、
 悲しみが癒されますように。


         **********

 さまざまな方々が、さまざまな形で助け合っています。

 ですが、キャベツができることは、何なのか。
 物資があるわけではなく、体力も能力も経済力もありません。




 ただ、小さなことですが、私でも行えることがありました。

 神様に祈り願うこと。

 必要な情報を得て、次につなげること。

 起こったことを、記憶にとどめておくこと。

 疲れたときには、少しほっこりできるような笑いを添えること。

 そして、
 「良い知らせ」を、伝えること。

           

 「ポジティブな見方」を、ではありません。
 現状をきちんと見、把握した上で、
 なおかつ希望を捨てないこと。

 「臭いものには、蓋を」ではありません。
 キビシイ現実もわかっている上で
 なおかつ、望みを持ち続けること。

          


 そういえば、大昔の大先輩も、そうしてきたんでした。
 ある意味、クリスチャンはそれが得意にならざるを得ない、
かもしれません。


 「アブラハムは、およそ百歳になって、自分のからだが死んだも同然であることと、
  サラの胎(たい)の死んでいること(=子を産めないこと)とを認めても、
  その信仰は弱りませんでした」(新約聖書・ローマ 4章19節)

 とあるように。

 実は、昔昔、アブラハムとサラという夫婦には、
「子が与えられる」という約束があたえられていたにもかかわらず、
あっという間に、おじいさん、おばあさんになっていました。・・・100歳・・・。

それでも神様に対して信頼が弱まることはなかった、と。
そう、聖書は記している。

 そんなアブラハムに、子(イサク)が与えられ、
 アブラハム、
 イサク、
 ヤコブ・・
 今や、世界に散らばり、かつ、中東をにぎわせているイスラエルの人々の祖先となりました。



               

 ・・・そんなことを想い巡らしつつ、

 まあ、ぼちぼちできることをやっていきましょうか・・・。


               

震災・原発 「世界のリスク」認定 G20、日本に厳しい視線(産経新聞)

 【ワシントン=柿内公輔】ワシントンで14日開幕した先進国と新興国による20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は、東日本大震災と東京電力福島第1原子力発電所の事故を、「世界経済のリスク」と明確に位置づけた。風評被害などに神経をとがらせる日本だが、待ち受けていたのは想像以上に厳しい各国の視線だった。

 「世界経済の回復は予想以上に順調だった。それだけに日本の問題がリスクの高まりと受け取られた」。財務省幹部は、参加各国の震災に対する関心と懸念の高さを指摘した。

 G20の議論のたたき台となる国際通貨基金(IMF)などの国際機関のリポートも、「日本が中東(政情不安)と欧州(信用不安)と並ぶ3大リスクという書き方で、G20参加者の視点も皆そこから出発している」とした。・・・(略) (2011年4月16日)



<後の記事>
「ビフォーアフター 2)」

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Thanks☆

2011-04-14 22:17:16 | メッセージボード
「フィアットカフェ FIAT CAFFE」にて。撮影は2011年4月2日)


 昨日「おめでとう」と言ってくださった皆様、
 プレゼントまで用意して下さった友人たち、
ありがとうございますm(_ _)m


 そして、同年代の友人たち。ちょいと一足お先に
登ります。







 昨日をもって、キャベツは、
イエス・キリストが公の生涯を始められた(=人々に福音を伝え始められた)
年になってしまいました。


 私めに、あとどれくらい余生(よせい)があるのかわかりませんが、
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


           


 願わくば、
ちょっとばかり人様のお役に立ちつつ、
神様に喜ばれつつ、
静かで平穏な、
祈りと愛情とユーモアに満ちた日々を歩みたい、と

また、終わりのときには
「主とともに歩んだ」と喜ばれるように歩みたい、と

・・・そう願っています。

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背の高さ

2011-04-13 23:13:39 | Monday ゆかいな言葉たち
(写真は、大江戸線若松河田駅の改札。2011年4月撮影)



 あるとき、背の高さが話題になった。

 ある人「私ですか? 160くらいですかねぇ・・・」

 ある人「私は、164だよ」

 キャベツ「私は165cm。あまりそう見られないけれどf(^^;)」



        *************


すると、案の定、

 ある人「え~~~! そんなにあるようには見えない」

 ある人「そんなにあるんですか?」

という反応が返ってきた。


        *************



 ・・・昔、柔道やっていたせいか、膝を緩めるくせがついたのか、
 自然と、重心を低くしているのかも、しれない。
(上半身の姿勢は保持していても、下半身はすぐに動けるように)



             

 そういうわけで、これこそ、腰が低いのではなく、


 重心が低いのです・・・。

                         





(ただしこれ、M希か元・同居人に言ったら、
 ・・・座布団一枚持って行かれそうだ・・・



                         


<前の記事>
「何をみる」



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何をみる

2011-04-13 23:02:03 | Sunday 写真&みことば


 『しかし主(しゅ)はサムエルに仰せられた。
  「彼の容貌や、背の高さを見てはならない。
   わたしは彼を退(しりぞ)けている。人が見るようには見ないからだ。

   人はうわべを見るが、主は心を見る。」』

            (旧約聖書・サムエル記第一 16章7節)


 その昔、
 イスラエルの2代目の王が選ばれるときのこと。

 神から遣われた預言者でさえ見誤り、判断を間違えた。そのとき、主(=神様)は、
このように仰せになった。「主は心を見る」と。


 -主は、心をご覧になる。-


 しばしば、そのことを静かに想う。


                  


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