(目黒雅叙園の写真。ネットから拝借)
今週に入って、「目黒雅叙園」、「大江戸温泉」といった、「日本的な」ところが米ファンドに買収されるというニュースが相次ぎました。買収総額が妥当なのか、私にはわかりませんが、どちらも「和」が売りだったような・・・。
まだ「大江戸温泉」は利用したことがないのですが、しばしば良い評判を聞いていました。
羽田から始発便を利用するとき、前日仕事終了後、大江戸温泉で湯に浸かって、そのまま休んで、早朝シャトルバスで羽田に行くと良い、という話も聞きました。
目黒雅叙園は、屏風のような壁も、さわやかな庭も、ステキなところでした。
私自身は、正直、きらびやかな内装(+α)よりも簡素な美が好きなので、(ホテルや式場等で言うならば)目黒雅叙園やウェスティン、椿山荘より、コンラッドやヒルトン等のほうが好みだったりしますが・・・そうではあっても、少々さびしい気がいたします。
これも円安効果、なんでしょうかね。。。
大江戸温泉HD、米ファンドが買収へ 総額500億円(朝日新聞)
米大手投資ファンドのベインキャピタルは13日、東京の「お台場大江戸温泉物語」など全国29カ所で温泉旅館や温浴施設を営んでいる大江戸温泉ホールディングス(HD)を3月中旬に買収すると発表した。
負債を含む買収総額は約500億円。2020年の東京五輪に向けて海外から訪れる外国人が増え、需要が増えると判断した。
大江戸温泉HDの15年2月期の売上高は約350億円の見通し。運営施設は東北から四国まで広がっており、鬼怒川観光ホテル(栃木県日光市)や温泉旅館の下呂(岐阜県下呂市)、箕面観光ホテル(大阪府箕面市)なども手がける。
買収から半年、「目黒雅叙園」米ファンドに転売(読売新聞)
2015年2月9日(月)21:12
不動産開発の森トラストは9日、東京都目黒区のホテル「目黒雅叙園」など一帯の土地と建物を米不動産投資ファンドの「ラサール インベストメント マネージメント」グループに1月30日付で売却したと発表した。
金額は非公表。
森トラストは昨年8月、同じ土地と建物を米投資ファンドのローンスターグループから買収(金額は非公表)したが、半年足らずで転売した。
都心の目黒駅近くに立地し、土地は約3万7000平方メートル、建物は5棟で延べ床面積約15万6000平方メートル。オフィスビル「アルコタワーアネックス」や商業施設「アルコスクエア」が含まれる。ラサールグループは当面、ホテルなどの運営を現状のまま続ける方針。