ある日、『イチ キュー ハチ ヨン』と言ったとき、
キャベツの頭には、ジョージ・オーウェルの『1984年』があった。
あの、「付録」がなかったら哀しくてしんどくなる「ビック・ブラザー」の世界が。
(だが、その概念を呈した上で、きつい描写も含めて、1つの物語として作り出されたことは凄いと感じる。『パリ・ロンドン放浪記』と違って、何度も読みたくはないが、つくづく思う、
「スゴイよ!!オーウェルさん」)
が、それを聞いた同居人は、「村上春樹かと思った」と言った。
・・・確かに。
『イチ・キュー・ハチ・ヨン(1Q84)』、だ。
『イチ・キュー・ハチ・ヨン(1Q84)』、だ。