(エレベーターから浜松市内を見下ろすキャベツ王子とキャベツ姫)
キャベツ王子(4歳) は、「好き」「嫌い」という表現を、あまり言わない。
実のところ、キャベツ王子は言葉の発達がゆっくりペースであり、
キャベツは色々と気苦労が絶えないが、
彼は「ママ、大好き♪ ハート」と言う以外、
『好き』と言う表現をなかなか使わず、
保育園で一切飲食ができなくなった頃、
「保育園、イヤ!!」と半狂乱となって泣き叫んだ以外、
あまり『イヤ』という表現を使わない。
だが、好き嫌いが無いわけではない。いや、むしろ、その逆だ。
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例えば、自分の好物が出たとき。
自分の分を平らげた上で、母親に『注意する』。
「ママ、食べちゃダメ! 虫歯になっちゃう!!」
そして、母親が食べようとした分をすかさず、自分の口の中へ。
「キャベツ王子は、良いの?」とキャベツが苦笑いしつつ問うと
「ボク、歯磨きする!! だから、大丈夫!!!」と、キリッとのたもう。
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一方、キャベツ王子が食べたくないものが出たときは、優しい声で、母親に笑顔を向けて、こう勧めるのだった。
キャベツ王子「ママ、食べていいよ!
ママの身体に良いから。
お腹の赤ちゃんにも、栄養あげなきゃ!! ほら、どうぞ!!!」
『わが子よ、◯◯を食べよ。それはおいしい。』
(旧約聖書・箴言 24章13~14節)
My son, eat honey because it is good,
Proverbs 24:13