昨日も書いた合流新党の投開票が行われました。
枝野氏が代表に選出。党名は、立憲民主党。
まあ下馬評通りの結果ではありますが……ひとまずこれで、新党が一歩を踏み出しました。
私がかねてから主張している、「政権交代が起こりうるまともな多党制」に少しずつでも近づいて行ってもらいたいところです。
これは、有権者の側の意識も変革が必要でしょう。
野党は頼りにならない――とよくいわれますが、それは本当なのか。何を根拠にそういえるのか。本当に頼りにならないのだとしたら、じゃあどうすればいいのか。そういうことを有権者が主体的に考えなければ、社会はメンテナンスできません。
以前も書きましたが、日本では明治維新以来この方、まともな政党政治が成立しない状態が続いてきました。
政党政治を根付かせるというのは、150年余の課題なのです。
それをやらないと、この国はこれから衰退の一途でしょう。今回の新党が、日本にまともな政治を根付かせる契機になることを期待したいと思います。