ロック探偵のMY GENERATION

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モンキーズの名曲を振り返る+α

2021-06-28 16:25:15 | 過去記事

The Monkees / Daydream Believer

今回は、音楽記事です。最近、自分のやっているPaperback Writer(s) というバンドのことを書きましたが、そのバンドでやっている曲について書こうと思います。Pap......


過去記事です。
モンキーズの Daydream Believer について書いています。

今回も、動画を。

The Monkees - Daydream Believer (Official Music Video)


例によって、モンキーズの曲をいくつか。

まずは、デイドリーム・ビリーバーと並ぶ代表曲 I'm a Believer。

The Monkees - I'm A Believer (Official Live Video)


モンキーズのテーマ。
忌野清志郎のタイマーズがこれを日本語カバーで「タイマーズのテーマ」としたのは、元記事にも書いたとおり。

[Theme From] The Monkees

あの記事を書いたときには知らなかったんですが、GSのタイガースも、「タイガースのテーマ」としてカバーしているんですね。「タイマーズのテーマ」は、それも踏まえているのかもしれません。


モンキーズのデビュー曲である「恋の終列車」。

The Monkees - Last Train To Clarksville (Official Live Video)


ここからは個人的に気に入っている曲を。

まずは、珠玉の名曲 I Wanna Be Free。

I Wanna Be Free (2006 Remaster Original Stereo Version)


さわやか西海岸路線でもう一曲。
合唱曲のようなこの感覚が、ビーチボーイズやモンキーズが中心だったころのウェストコーストでしょう。

Shades of Gray (2007 Remaster)


こちらは、ぐっとロック寄りになった(I'm Not Your) Steppin' Stone。

The Monkees - (I'm Not Your) Steppin' Stone (Official Live Video)

動画は最近のライブですが、若いころの勢いはなくなっているようにも感じられます。まあ、年齢を考えれば無理もないでしょうが……


最後に、モンキーズの現在について。
何度か解散・再結成を繰り返してきたモンキーズですが、2016年にバンド50周年を記念したアルバムをリリースしています。
アニバーサリーということでか、なかなか大物のミュージシャンが曲を提供し、過去の未発表曲も発掘してきた結果、ソングライティング陣はおそろしく豪華になりました。
キャロル・キング/ジェリー・ゴフィンのコンビや、二ルソン、ニール・ダイアモンド、ノエル・ギャラガー、ポール・ウェラーなどなど……
そのなかから、ウィーザーのリヴァース・クオモが提供した She Makes Me Laugh の動画を。

The Monkees - She Makes Me Laugh (Official Lyric Video)

今回あらためてモンキーズについて調べてみたところ、ピーター・トークはこのブログでモンキーズの記事をアップした直後に死去していたことがわかりました。
60年代ごろ、ウェストコーストの大物となっていたピーター・トークのもとには、駆け出し時代のジャクソン・ブラウンなんかもよく出入りしていて、西海岸人脈を築く礎ともなりました。
そこにはたとえばスティーヴン・スティルスなどの姿も。
これも今回調べていて知ったことなんですが、モンキーズを生み出したオーディションには、なんとスティーヴン・スティルスも応募していたそうです。さらには、ヴァン・ダイク・パークスなども……
このオーディションは半ば出来レースだったともいいますが、もしもスティーヴン・スティルスやヴァン・ダイク・パークスがモンキーズとしてデビューしていたら、ロックの歴史はどうなっていただろうかと考えさせられます。そしてそれは、裏返すと、アメリカのロックにおいてモンキーズとはなんだったのかという問いでもあるのです。





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