手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

建築基準違反の建物が、、、、

2005-12-05 20:38:57 | 身辺雑記
 恐ろしい話です。この物件を購入した人たちの気持ちを考えると言いようの無い怒りがこみ上げてきます。  マイホーム、これは誰もの夢だし、かなりの無理をしながら手に入れる人が多いと思います。そして、手に入れた喜びもわかります。その喜びもつかの間、こんなことに成ろうとは、、、、。 建築確認審査って何なの。これは犯罪です。それも、構造的犯罪といわなければ成りますまい。一度うまくいって、図に乗ったというのでしょうか。また、一度見逃すと、後何もいえなくなる構図。天下りの実態などもちらつきます。 私の家は木造の、それも耐震建築基準のできる前の建物です。従って、筋交いなど殆ど使われていないのではないかと思います。家内に言わせると、まったく同じ式建てた、1軒離れたお家は、建てるときしっかり、筋交いが付けられていたのですが、我が家には付けられていなかった、それで私に、それを指摘して付けてもらうよう話してくださいといったのだそうです。私はその記憶が無いのです。 確かに、2階の天井裏に上ってみても、筋交いは入っていません。おまけに、総2階でなく、2階部分は1回の天井に載せられたような形になっています。  昨年、土台直しをしたのですが、直す前2階部分が、ぎしぎしと音を立て、今にも潰れるのではと心配したものでした。対角線的に片方が23センチ沈んでいて、それを水平に直す大工事となりました。  その工事が終わってからも、ぎしぎしきしみました。しかし、この軋みは、先にゆがんだ部分が元に戻る軋みだったようで、今年の夏には殆ど軋まな句成りました。しかし、こんな家だから、震度6位の地震が来ると危ないかもしれません。  ただ、この家を建ててくれた大工さんが、家内の出身地の方で、知っている方だったので、材料などはかなり良いものを使ってくれていて、いろいろ工事をしてきていますが、その大工さんが皆様よく出来ている家だと褒めてくれていました。  これだけ傾いたのに、建具などにひどい狂いが出ていなかったですから、やはり結構頑丈かもしれません。後何年入って入れるか判らないのですから、それに手稲は、断層から外れているようなので、生きているうちには、家の潰れるような地震は無いと、してはならない神頼みでこのまま行くことにします。
コメント
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